2018年12月31日

2018年 激変した世界と教育革命が求められる日本

急落を見せた株価は、年末に持ち返し日経平均もなんとか2万円台を示した。昨年末もトランプが大統領になって以降、常に上昇基調だった株価が下落を見せ今年の初めにも金融不安が広がり、それに続いて本年末も金融市場は不安定を見せるかたちとなった。

直近のエントリー(こちらこちら)でも示したとおり、旧勢力と新勢力の力関係は、金融市場においても逆転した。今年、新勢力は確実に旧勢力を駆逐していった。そして今、ドル暴落の引き金を握っているのは、ロシア・中国ら新勢力であり、既存の金融システムが切り替わっていくのは、もはや時間の問題となった。今年最後のエントリーは、その過程を振り返ってみたい。

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◆アメリカでは旧勢力を駆逐されトランプの革命は来年も続く

加速する民族自決主義と駆逐されていく旧勢力

2018年はトランプ政権にとって旧勢力(ネオコン、CIA)を駆逐していく闘いの過程にあった。3月には史上初の米朝首脳会談を決定し、その3ヵ月後の6月にはシンガポールで実際に会談が行われた。トランプと金正恩の会談を裏で成功裡に導いたのは、プーチンや習近平に他ならないが、それだけアメリカと北朝鮮をこれまで牛耳っていたネオコン・CIAといた軍産勢力の衰退が目に見えた。トランプの勢いは、中間選挙でもはっきりと裏づけられた。

中間選挙はトランプの勝利。革命は続いていく

でも記したとおり、大統領府と共和党をトランプ色に染め上げた。トランプは来年初めまでに新たな閣僚人事を組み、政権からの旧勢力追放をさらに加速させていくだろう。加えて、離脱したINFミサイル協定やイラン制裁を通じて、欧州や中東の民族自決主義の潮流を揺さぶっている。来年もグローバリズム=アメリカ覇権を完全に消滅させ、ロシアや中国や北朝鮮をはじめとるす新勢力に世界を委ねていく動きを見せていくだろう。

 

◆北朝鮮が新勢力に加勢

朝鮮半島と世界はどこに向かうか

5月に行われた南北朝鮮の会談もまた歴史的な出来事として記憶に新しい。実はこの会談の前に、金正恩は、習近平と極めて友好的な会談を終えている。北の非核化→朝鮮半島の非核化は、中国による水面下での動きがあった。その習近平は、南北首脳会談の最中、武漢でインドのモディ首相と会談を持った。これもまた大きな出来事だ。

ロシアがここに絡んでいる。今後は、ロシア・中国・インドという大国同士の民族自決主義による結束が強くなる。ここに朝鮮半島が組み込まれていく。

 

◆欧州が脱金貸しへ大きく動き出した

フランス発ヨーロッパ炎上~欧州全土が脱金貸しへ~

欧州では金貸しの存在は知られており、大衆は自分達が倒すべき敵の正体を知っている。この事実は大きく、それがフランスにおいてこれだけのデモに拡大した。イギリスではすでにEU離脱に向けて進んでおり、イタリアの五つ星運動の躍進、スペインもカタルーニャの独立運動が起こり、脱グローバリズム=脱金貸しの動きは多方面で起こっている。

金融面ではドイツ銀行もいつ破綻してもおかしくない状況にあり、来るべき時期に向けて、奥の院がベーシックインカムの整備を今後進めていくことになる。

 

◆日本はどうなる⇒今、最も重要なのは教育革命

世界で頻発する気象兵器による異常気象。新勢力と金貸し勢力による最終決戦突入か

追い詰められた旧勢力は、気象兵器を用いて世界各国を災害に巻き込んでいる。その中にあって日本を支配する闇勢力は、己の保身しか考えていない。

何故、日本に民族派が登場しないのか?・・・日本は三重に支配されている

日本における支配構造、さらには学校教育やマスコミによって洗脳された大衆の意識は、まだ現状を大きく抜けることはない。しかし、それでは日本に明日はない。

今、最も重要なのは教育革命

社会を変えることは、1%志をもった者がいれば実現していく。

つまり、5~10年後に20代になった者達の運動によって日本が変わっていく。それを射程に入れて今、学校制度等を組み替えていく必要がある。

世界を主導する中・露の統合軸は民族主義(ポピュリズム)であるが、日本における新勢力は徹頭徹尾【事実の追求】という路線で進んでいく。そこから新理論が生み出されていく。

今、日本人の活力がどん底であるということは、世界で最も私権が衰弱しきっているということに他ならない。「私権では活力が出ない」ということはすでに共通認識になっていて、だからこそ世界中のどこよりも早く期応充足が活力源になっている、という構造に置かれている。その軸上に新しい制度も実現する。

その未来に向けて、最も重要なのが日本における教育制度の改革=教育革命。

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今年一年、当ブログに起し下さった皆様に感謝申し上げます。来年も日本と世界の事実と可能性を発信していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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