2017年10月31日

選挙・民主主義への違和感・・・遡って成立構造まで掴まないとすっきりしない

衆院選からやや時間が経ちましたが、選挙を巡る意識について
衆院選前10月の街頭アンケート:リンク  より

>支持政党どこですか?
支持政党なし 15.6% _ 関心がない 57.7% _ 決めていない 11.3% _ 自民 7.4% _ 維新 2.8% _ 公明 1.4% _
民主 0.8% _ 共産 1.2% _ 希望 1.2% _ 社民 0.1% _ 自由 0.0% _ その他 0.6% _

・・・関心がないで約6割、支持政党なしを合わせると7割以上になる。
そして街角での支持率7.4%の自民党が議席の大半を握るという不整合感。

※マスコミの世論調査は、マスコミは関心がない層の6割を母数から除いて、4割のうちの支持者のある層を母数として計算していること、そうすると自民の7.4%が約20%に跳ね上がる。・・・・ここにも世論調査の大きなごまかしがある。さらに誘導質問で4割の支持率を演出。
これは投票率53%と自民党の得票率30%に近似している、それらが小選挙区制を通じて議席の過半を自民党へもたらす結果をもたらす。
得票率を正としても30%×53%≒16%しか支持がない政党が国を牛耳っているのだ。 

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全国の投票率が53%台だった。
上記街角アンケートでの関心なし+支持なし層で7割との差が2割程度あるが。これは義務感や状況を見て投票した層と思われる。この層は浮動票となり、一定安定感のある自民党か、立場を貫いた立憲民主党へ投票した層と思われる。

しかし、顕在意識を示す投票率で半分、潜在意識的には7割が選挙制度に違和感を持っているということを示している。これは年々進んでいる。
・4年に1回投票するだけという民主主義への違和感。
・正直戦後70年以上選挙を続けてきたのに、何も良くならないどころか悪くだけという圧倒的事実。
・議員は口先ばかりで、制度を握る官僚・公務員支配が進む。(消費税が上げられ、公務員の給料が上がり、国民負担率も年々上がる。)
・民主主義と議会とマスコミはセットなのではないかという疑問。マスコミは政治家を批判しながら人々に変革期待を持たせる。しかし何も変わらない。・・・これらは同じ頃に登場している、その意味は?
近代社会と共に登場した。その仕組みを作ったヨーロッパ支配層の意図を見抜く必要がある。

そこまで遡って構造を把握しなければこの違和感はすっきりしない。

●民主主義とは?

民主主義(選挙権と納税義務と戦争する義務を生む愛国、国家幻想)を、仕組んだ民主主義革命を起こしてまで宣揚し、一方で、本当の支配者が隠される国体(奥の院)と政体(表の意義は国民の代表だが実体としては秘密の回路が設置され奥の院の代理人となる)、という間接統治方法を、近代国家、国民国家の「骨格の枠組み」として、設定していた。
リンク

奥の院と一体である金貸し。対立する両勢力をけしかけ金を貸すことによって、どちらが勝っても必ず儲けるというのが金貸しの常套手段。そのようにして金貸しは世界中の国家の支配権力を握ってきた。従って、政治世界では左も右も金貸しの操り人形ばかりとなるのは必然。議会とは金貸しの操り人形たちの演舞場、そこで演じられる左右対立は金貸し支配を隠すための茶番劇に過ぎない。 従って、国権の最高機関たる議会の役割は、支配勢力の暴走行為にお墨付きを与えることだけが役割になる。

関連記事 選挙って何?・・・民主主義って? (前回の参院選の時の記事)

なんにせよこの現実社会をかたち作る仕組みや制度、そこに違和感を感じたら、国家や市場の構造、その成立過程や支配構造を作ってきた連中の意図にまで踏み込まないとすっきりしないと思う。そこが突破口になる。(現実の与えられた情報だけじゃ何もわからない。)

(by Hiroshi)

 

 

List    投稿者 nihon | 2017-10-31 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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