2013年09月28日

立て直せ!!狂った医と食 9.真の健康は集団づくりから

 

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ようやく猛暑も和らぎだし、秋の陽気にうたた寝もしたくなりますが、皆さんちゃんと仕事してますか?
『立て直せ!! 狂った医と食』シリーズも、ついに9回目を迎え、次回の総集編を残すのみのところまでやってきました。
前回は人間が本来持っている、自然治癒力のすばらしさを実感頂いただけたと思いますが、今回は最後のテーマに相応しい「真の健康」について扱っていきたいと思います:D
どのへんが最後に相応しいかは、読んでいただければわかります(笑)
では早速中身に入っていきましょう

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近年、ストレス社会という言葉をよく耳にします。
実際にストレス解消グッズは大ヒットし、自身の感覚からも実感できることはたくさんあります。
私の周りでも、ストレスによって体調不良・病気・心の病等々が引き起こされているのをよく見かけます。
そして病院に行けば、たくさんの薬を投与されるといったように、現代の医療ではその根本原因の解決はできず、薬で無理やり押さえつけるのが定石です。
これでは薬漬けになり悪循環に陥るだけです。
一方、そんな時は、笑い、感謝、癒し、涙等が重要という話も良く耳にします。
これは本当なのでしょうか。
ただ笑ってればいいようには思えません。
どのような理由なのでしょうか、またそれはどのようなメカニズムなのでしょうか?
 
 
■ストレスと体の反応
 

実際に人がストレスを受けた時、体ではどのような反応が起きているのでしょうか?
ストレス反応として一般に知られているのは、「闘争・逃避反応」です。夜道を歩いているとき、不審な人物(外敵)が近くにいることに気付いたという状況を想像してください。そのような緊急事態に対して、人は敵と戦ったり敵から逃げたりするのに都合のよい状態に体を変化させます。つまり、体中に効率よく栄養や酸素を行きわたらせるために脈は速くなり、血圧が上がり、呼吸も速くなります。エネルギー源となる血糖は上がり、暗闇でも相手が見えるように瞳孔は開き、すぐに体を動かせるよう筋肉は緊張します。
 
このような「闘争・逃避反応」は、外敵からの攻撃に対応するのには適しています。しかし、敵に襲われるといった緊急事態ではなくても、日常的なストレス(人間関係がうまくいかない、仕事がたまっているなど)に対してもこの「闘争・逃避反応」を起こしてしまうため、高血圧や糖尿病、筋緊張からくる頭痛や肩こりに悩まされることになってしまうのです。それだけではなく、この反応が慢性的に続くと、うつ病などの精神疾患を引き起こすことにもなりかねないのです。
 
 
■自律神経のバランスによって適切な免疫力が機能する
 
□福田-安保理論
自律神経のバランスがくずれることによって免疫が低下して発病し、自律神経のバランスを整えることで免疫を高めて病気を治すことができるという理論です。自律神経とは、人の意識とは無関係に身体の働きを調節している神経で、臓器を働かせたり、ホルモンを分泌させたりする機能を持っています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、そのバランスが免疫力を左右します。血液中の白血球は、体外からの異物を排除する働きを行うため、免疫機能の主役であるとされています。白血球には大きく分けて顆粒球、リンパ球、マクロファージ(単球)があります。顆粒球は細菌などのサイズが大きな異物を食べて処理し、リンパ球はウイルスやガン細胞といったサイズの小さな異物にくっついて処理するという具合に、異物の大きさによって役割が分かれます。マクロファージは処理した異物と顆粒球やリンパ球の死骸を処理する働きがあります。
通常の人では、顆粒球が約54~60%、リンパ球が約35~41%、マクロファージが約5%のバランスとなっており、この状態であれば免疫機能は健全に働きます。交感神経が優位になると、顆粒球が増え、副交感神経が優位だと、リンパ球が増えます。顆粒球は、免疫には重要な役割を果たしていますが、顆粒球が死ぬ時に活性酸素を放出するため、動脈硬化やガンの引き金となってしまいます。緊張状態やストレスによって交感神経が優位になりますが、その状態が長く続くと、活性酸素を過剰に発生させ、病気を引き起こしてしまいます。逆に、リラックスや笑いなどにより副交感神経が優位となり、交感神経による弊害は解消されますが、副交感神経優位状態が長く続きすぎると、活力衰弱状態となってします。また、リンパ球の過剰な増加により免疫力が過敏になり、アレルギー疾患などの病気の原因にもなります。
免疫力を適切に働かせようとするには、自律神経のバランスが重要なのです。
□闘争と充足のバランスにより免役機能が正常に機能する
免疫力を高めるには、感謝、笑い、涙などの共認充足が重要と言われるが、それでは不十分と思われます。交感神経は、闘争系の自律神経、副交感神経は共認系の自律神経と考えられます。現代社会はストレス社会と言われるように、多くの人が交感神経優位になっています。よって笑いや涙等の共認充足で副交感神経を優位にすることで自律神経のバランスを初めて取ることができます。しかしこれでは、自律神経のバランスが取れたとしても、交感神経の要因になっているのは、ストレスという精神的なマイナス要因です。これでは、自律神経のバランスが取れたとしても、精神的には健全とは言い難いと思います。
では、健全に交感神経が優位に働いている状態とはどのような状態でしょうか?それは、仕事や部活など、目標の実現に向けて一生懸命取り組んでいる状態の時です。このような闘争の状態では、交感神経が優位に働きます。さらに良いことには、闘争の中で、目標を実現して喜んだり、仲間と評価し合ったりすることで、副交感神経優位の状態も自然に作り出すことができます。精神的にも、それほど大きなマイナスがなく、自律神経のバランスを保つことができるでしょう。
 
このような闘争と共認のバランスが取れた生活を送ることによって、初めて本来の免役機能が発揮されるのです。

 
■本源集団の再生が活力上昇のカギ
上記図解で重要なのは、『闘争と充足のバランス』という点です。
実際の生活の中で、緊張状態で交感神経が優位になる「闘争≒仕事」場面と、「弛緩」あるいは「共認充足」の副交感神経優位の場面のバランスを上手くとれれば、免疫力があがり、活力ある日常を送れるのです。
かつてはバリバリの私権社会でした。
『周りは全て敵』の私権社会では、バランスの良い心の在り様など、維持できるわけがありません。
厳しい市場の生き残り圧力に晒され、集団内でもライバルだらけの企業人の多くは恒常的に緊張状態に置かれ、弛緩や充足の場は職場を離れたごく限られた時間と空間にしかなかったのです。
(せいぜい仕事帰りの飲み屋とか、家で一人になってはじめて弛緩)
このようなアンバランスな状態が続くと、すぐにでも病気になるような社会構造だったから、涙や笑いなど、ストレス発散の為の娯楽や芸能が必要だったし、盛んでした。
しかし、現代は大転換の最中にあります。・・・「私権から共認への大転換」がそれです。
少し解説しましょう。
みなが貧しかった時代は、私権獲得が第一義課題であり、私権(お金や地位など)獲得のためには過酷な労働環境はじめ、自らの素朴な想い、その心なども、犠牲になってきました。こうしてストレス社会が蔓延り、
その影響もあって、サプリメント頼みの健康志向や、目先の対症療法である現代医療、薬漬け等が当たり前の、歪んだ構造がいたるところで散見されるようになります。
裏では、医薬業界が私腹を肥やし、「食」の場面では、安いけど(人工添加物のおかげで)美味い、手軽なファーストフードやコンビニなどが、健全な食生活を蝕んでいます。
しかし、豊かさを実現して40年以上経った今、この私権に拘らずに、仲間や相手の期待に応えたいという共認収束の大潮流が顕在化しました。
そして、その潮流の本流として「共同体」を志向する企業が急増しています。
仲間を心底から信頼し、相互に期待し、応えようとする本源的な集団=「共同体」なら、上述したような身近な人間関係などのストレスはほとんど発生しません。
ここでは、闘争場面はみなで協力して立ち向かうので、特定の個人に強大なストレスが蓄積されることは稀です。
何より、心を開き、信頼している仲間との共認充足の場(ex,仕事の打ち合わせの中のちょっとした笑い、食事やお酒の場など)は闘争とセットで常に傍らに在るので、過度のストレスが蓄積されることはほとんどありません。
つまり、ここは恒常的に『闘争と充足』のバランスがとれる場、なのです。
さらに、これは自集団内だけではとどまりません。仕事は常に集団外の組織とも深く関わりあうものです。
仕事の相手と深い協働関係で結ばれた時、乗り越えるべき壁が高ければ高いほど、克服した時の喜びは、集団の枠を超えて充足しあえるものです。
(ガンを患った先輩は、この様な経験で活力を取り戻したという話しも聞きました)
相手を信頼し、相手に期待し、自らも周りの期待に応えよう!という状態に心がある時、闘争場面では、緊張と充足がほどよく繰り返され、体調も活力も恒常的に維持されるのではないでしょうか。
具体事例を紹介します。是非、リンクをクリックして読んでみて下さい。
 

□ みんなの時間
『“自分の時間”なんて、実は存在しないんじゃないか?あるのは、ただ、自分に割り当てられた“みんなのための時間”だけ。本来「みんなの期待に応えるための課題=仕事」を、“させてもらっている”。つまりは、“みんなのための時間を、自分に与えてもらっている”のではないか。だからこそ、時間はその配分に十分に気をつけて、有効に活用していかなければ・・・。』
180度、発想の転換。自分からみんなへ。「既に」、時代のパラダイムは私権原理から共認原理へと転換している。誰だって本当は、「みんなの期待に応えたくて」、社会に出る訳だし、同時に集団にも属し、仕事を始めてゆくはず。それならば、そのために使う“時間”とは、実は初めから“みんなのための時間”である。あくまで「その中に自分の方が身を置いている」に、過ぎない。
すべての人が、共認充足のために存在する「共認存在」であるならば、僕らは常に“みんなの時間”を生きている、という事が言えると思う。

□ 課題収束を社会空間に広げていくきっかけも「充足」である。
その後、02年以降私権崩壊が決定的になると、仲間収束だけでは納まらず、課題収束を引き起こす。遊びどころではないという状況から仕事や勉強という課題に向かった。しかしそこでの課題収束とは不安発ではなく「役に立ちたい」「喜んでもらいたい」「評価が欲しい」といった充足発である。この充足発の課題収束はしばらく続き、現在の充足基調を生み出し、なんであれ充足したものが勝っていく時代に入ってきている。
この充足基調によってそれまでの(私権時代の)代償充足である解脱充足、遊びといったものが、ほとんど姿を消し、仲間達と成果を生み出し充足するといった課題充足の地平に移行してきた。

具体事例の内容はどうでしたか?
根本の問題は私権社会ではなく共同体社会を確立していくことが、私たちが健全な生活をおくることに直結していることがわかっていただけたのではないでしょうか。
共同体について更に詳しく知りたい方は、下記の参考記事を見てみてください。
□実現論:序2(下) 私権時代から共認時代への大転換
□11/27なんでや劇場4 社員の充足を第一とするのが共同体である
□日本の医療、介護はどうなる?

本シリーズ最終記事は、意識や心の状態がどの様に体に影響を及ぼすのか?から、最後に『心のあり様』を探りました。
現在の歪んだ『医と食』をテーマに、多方面からの切開を試みてきましたが、読んでいただいた皆さんには、今一度シリーズ記事を紐解いてもらって、健全な生活を送って欲しいと願っています
次回は、シリーズを俯瞰して、総集編という形で記事を書かせていただきます。お楽しみに♪

List    投稿者 mizuguti | 2013-09-28 | Posted in 05.染脳国家日本No Comments » 

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