2007年11月15日

世論誘導に血道を上げるナベツネ・讀賣

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ナベツネ・読売新聞がとんでもないことになっている。
主筆にして取締役会長、渡邊恒雄が読売新聞と日テレグループ総力を挙げて世論誘導を行っているのだ。
先日の自民・民主大連立構想の仕掛け人がナベツネであることはもはや明らかだ。

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小沢一郎民主党代表
「自民党との大連立構想が2カ月前から始まっていた」

鳩山由紀夫民主党幹事長
「同日、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長から8月に大連立を提案され、拒否した。衆院は小選挙区制度なので大連立しても選挙で敵になってしまう、と否定的見解を示したところ、会長は中選挙区制復活を念頭に「選挙制度を変えればいい」と主張した」

大連立協議の裏に「ナベツネ」 混乱に拍車(産経新聞) – Yahoo!ニュース

きっこの日記でまとめられていた事の経緯を引用する

7月中旬、ナベツネが森喜朗を呼びつけて、自民党が大敗した場合の「アベ続投」と「大増税のための大連立」を指示する。
7月29日、参院選で自民党が惨敗するも、ナベツネの命令通りに、アベシンゾーは続投を表明する。
8月16日、ナベツネが「読売新聞」の社説に、自分で書いた「大連立構想」を発表する。
8月21日、ナベツネが民主党の鳩山由紀夫幹事長を呼びつけて「大連立」を提案するも、拒否される。
8月末、ナベツネが森と中曽根を使って小沢一郎を呼びつけて「大連立」を提案する。
9月12日、ナベツネの命令によって、アベシンゾーが小沢一郎に党首会談を申し込むも、無視されたことによってアベは用済みとなり、辞任する。
9月25日、最初は麻生太郎に決まっていたのに、ナベツネの指示によって「何でも言いなりに動く」という理由で福田康夫が総裁に就任する。
10月30日、ナベツネの命令で、森喜朗が小沢一郎を呼び出して、「福田との党首会談で大連立の話を飲むように」と念を押される。
11月3日、福田から党首会談の要請を受け、密室で「大連立」を提案されるも、小沢は即答を避け提案を持ち帰る。

(一部言い回しを訂正しました)

もっともこうした密室政治・談合政治は昔からよく行われていた。
しかし、それは常にメディアの批判の対象となった。(自民党はそれでもびくともしなかったが・・・)
福田政権誕生から今回の大連立に特徴的なのは、政治主導の密室談合ではなく、メディアが一個人の権力者に支配され、その権力者の意向を実現するための世論誘導の道具として利用されている、ということだ。
・・・・これはファシズムそのものの構図である!
↓では朝日・讀賣癒着が大陸利権を巡る野合であると分析している。
いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」 自民大連立とフジサンケイグループの攻防戦

読売と朝日の急接近が、トップ級同士の握手で決定的となった。大陸利権に群がろうとする財界や特定権力層にいる連中は、これに便乗した。利害が一致していたからだ。それが、読売・朝日・日経カルテルの誕生秘話

恐ろしいことに、ナベツネを筆鋒鋭く批判しているのは産経、毎日(この2紙はナベツネが最も嫌っているとされる「ナベツネ」の呼称を用いて批判している)だが、朝日・日経はどこか及び腰である。
先日の日経・讀賣・朝日カルテルの野合の効果が現れているのだ。
こうしたメディアの惨状とは別に、何かおかしい、と気がついた人も多いはずだ。
テレビでは政治家や汚職官僚が諸悪の根源のような言われ方をしているが、狂ってるのはそれを操っているメディアではないのか、と。
むしろ、こうした真っ当な感覚が広まっているからこそ、見苦しい程までのメディアの捏造・誘導が行われているのだとも言える。
そして、露骨な誘導が行われるほど、普通の人の実感と旧メディアの乖離は大きくなり、危機意識は高まってゆくはずだ。
今成すべきは、人々の潜在意識から取り残されて頓珍漢な世論誘導に血道を上げる絶滅メディアと遠く離れた場所で、事実を追求することによって未だ個人に分断されている心ある人々を結集させるのみである。

List    投稿者 taku | 2007-11-15 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配2 Comments » 

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コメント2件

 hermes germany | 2014.02.02 20:08

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