2012年05月29日

経済学の騙しの起点、スコラ哲学(トマス・アクィナス)

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トマス・アクィナス
画像はこちらからお借りしました。
ドミニコ会の神学者トマス・アクィナスが、私権拡大の可能性が開かれた中世末期の西欧において、私権の現実と私利私欲の肯定を図ったことは既に述べた。
そして、彼らスコラ学派は近代科学への道を開いただけではなく、近代経済学の源流でもある。
具体的には、トマス・アクィナスらスコラ哲学派は、私利私欲の追求やや利息を肯定し、その後の近代経済学の源流となったのである。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 staff | 2012-05-29 | Posted in 13.認識論・科学論10 Comments » 

同類(闘争)圧力不在の異常な空間/同類闘争圧力を末端まで貫通させる必要

 
時代の大転換期を迎え、企業間闘争が今まで以上に激しくなるにつれ、個人においても集団においても、『状況の変化にどう対応するか』が主要な命題になりました。どの企業も、生き残りを賭けて必死でしょう。
 
そして、企業に属する一人一人が、企業が置かれている状況を等しく捉える重要性が、日増しに高まっています。
 

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  投稿者 tnaito | 2012-05-27 | Posted in 未分類 | 6 Comments » 

なんでや劇場レポート 「力の原理から共認原理への大転換」その1

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みなさんこんにちは。
今年の台風1号が発生したようですね。
昨年の311以降、これまでになかったような天変地異が続き、国際情勢や国内の政治・経済も混迷の度を加えるばかりですね。
世界中を巻き込む経済破局の危機も近づいているようです。
一方、人々の意識は、「これからどうする?」という、答え探索に向かいはじめているようです。
このような状況を踏まえ、るいグループでは、次代の社会を支える新勢力となるべく、共同体企業ネットワークの構築に向けた勉強会に着手しました。
その勉強会の試行段階として、平成24年2月5日に行われた「なんでや劇場」のレポートを解説していきます。テーマは「実現論 序2第二節 力の原理から共認原理への大転換」ですが、新しく書かれたテキスト「私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた」を元に理論勉強会が行われました。
るいネットに掲載された記事「2/5なんでや劇場1 経済学者は物欲と市場の無限拡大に対して難の疑問も抱かなかった」に沿って解説していきます。

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  投稿者 wyama | 2012-05-25 | Posted in 07.新政治勢力の結集に向けて15 Comments » 

魔術から近代科学へ13 私権追求のために自然科学研究の扉を開いたのがトマス・アクィナス

前回の「魔術から近代科学へ12」では、アリストテレス哲学の翻訳運動を主導した勢力が、十字軍やレコンキスタを主導した勢力と同じ、ノルマン人とクリュニー修道会、イタリア商人であること、そしてその目的は、イスラム勢力を倒すことを正当化するために論理的にキリスト教の方が正しいことを証明する必要があったことと、イスラム勢力と対抗するための富国強兵の武器として先進的な科学技術が必要であったことでした。
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トマス・アクィナス(この画像はこちらからお借りしました)
今回は、この流れを受けて、キリスト教神学とアリストテレス哲学を融合させ、スコラ哲学を生み出した、トマス・アクィナスについて学んで行きます。山本義隆氏の『磁力と重力の発見』(みすず書房刊)から「第6章 トマス・アクィナスの磁力理解」の要約です。
興味を持たれたか方は、応援も宜しくお願いします。

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  投稿者 nodayuji | 2012-05-24 | Posted in 13.認識論・科学論15 Comments » 

江戸時代の思想16 江戸時代の法度は、農民の規範を元に法制化されていた

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画像はこちらからお借りしました。 :cry: 江戸時代までの権力者は、最低限必要な法度等を定めるのみで、後は大衆の共同体の自主管理に委ねていました。
これが江戸時代までの支配者の「民の生活第一」の具体的な中身のひとつです。
その法度も富や権力の集中を防ぐことに焦点が置かれていたようです。
制度や法律でがんじがらめにしないことが民にとっては有難かった、つまり、それこそが民の生活第一の顕れだったと考えられます。
それどころか、江戸時代の法律は支配者発で民に押し付けられたものではなく、庶民(農民)の規範が元になってつくられていたそうです。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 staff | 2012-05-22 | Posted in 04.日本の政治構造5 Comments » 

江戸時代の思想15 江戸時代のお上の「民の生活第一」とは、民の自主管理に任せること

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前回は国学の大成者として日本の思想史に大きな足跡を残した本居宣長(1730年~1830年)の思想について紹介しました。
「江戸時代の思想14 日本人の共同体質(古の道)を追求した本居宣長→尊皇論は縄文体質の肯定」
今回は、

農民の規範を元に幕法がつくられていた、江戸時代の庶民は「お上捨象」で、支配者は「民の生活第一」という世界でも稀な特異な体質が下にも上にも形成されていた
という真相を< 庶民>と、< 支配者(お上)>
からの2つの視点から探りたいと思います。
まず、その思想の概要を『騎れる白人と闘うための日本近代史』(著者:松原久子、文芸春秋刊)から引用します。
いつも応援ありがとうございます

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  投稿者 i-ayaka | 2012-05-21 | Posted in 04.日本の政治構造5 Comments » 

共同体社会の実現に向けて-28(最終回) ~実現論序8.新理論の構築をどう進めてゆくか~

デフォルトが起きるまでに準備しておくべき課題は、共同体企業のネットワーク作りと、それを導く新理論の構築の、二つある。とりわけ、近代思想に代わる新理論の構築は、不可能に近い超難課題であるが、はたして経済破局までに間に合うのだろうか?

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みなさん、こんにちは。
約9ヶ月の長きにわたって連載してきた「共同体社会の実現に向けて」シリーズも今回で最終回です。
これまで私たちは、シリーズ第1回(リンク)の問題提起『いま求められるのは、運動論の提示』に始まり、社会状況を事実に基づいて分析→構造化し、新しい社会の実現可能性やそのための道筋、運動論等を探索してきました。
今回は、運動を成功させるために必要な『理論』に焦点を当てつつ、先週開催された第135回なんでや劇場(リンク)で提示された新しい認識を重ね合わせて、万人が望む社会=『共同体社会』の実現見通しやその展望を、「実現論」(リンク)を紹介しながらお伝えします。

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  投稿者 daian | 2012-05-18 | Posted in 07.新政治勢力の結集に向けて10 Comments » 

魔術から近代科学へ12 十字軍侵略とアリストテレス翻訳を先導した主勢力(ノルマン人+クリュニー修道会+イタリア商業都市)

「キリスト教の欲望否定(封鎖)から欲望肯定(刺激)へパラダイム転換が近代思想と近代科学を生み出した」
その契機となっているのは、
【1】11世紀から始まる西欧による外部世界の侵略活動(十字軍やレコンキスタ)と、
【2】ほぼ同時期に始まる古代ギリシア文献、とりわけアリストテレスの翻訳運動である。
そして、侵略活動と翻訳運動は連動していると考えられる。
今回は、11~13世紀のヨーロッパにおいて、なぜ外部侵略が始まり、同時にアリストテレスの翻訳運動が始まったのかを考察する。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 GO-MITU | 2012-05-17 | Posted in 13.認識論・科学論8 Comments » 

共同体企業ネットワーク理論勉強会テキスト(12)理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)

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皆さんこんにちは このシリーズもいよいよ最終回を迎えました
初めて本ブログを読まれた方のために、この理論勉強会の趣旨、テキストは何のためにあるのかを今一度整理したいと思います
  
今世の中が全的に行き詰まりに瀕しているのは誰もが感じていることですが、社会の統合機関たる政府や学者からは何の打開策も出てきません。
今我々に求められる(我々が求めている)のは、自分たちで何とかする(=答えを出す)能力であり、それはこの世の中で実現していく(勝ち残っていく)ために必要不可欠なものです。このテキストはそんな人たちの思い(答え欠乏)に応えるためにあります。理論勉強会はこのテキストを読み解き、いかなる状況に置かれても答えを出せる思考法“概念装置”を体得することが目的です
  
過去のテキストはコチラです
テキスト1:これから生き残る企業に求められる能力は?
テキスト2:私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
テキスト3:市場の縮小と根源回帰の大潮流
テキスト4:共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
テキスト5:自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
テキスト6:同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
テキスト7:情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
テキスト8:大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
テキスト9:新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
テキスト10:新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
テキスト11:学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口~否定の論理から実現の論理への転換~
 

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  投稿者 HOSHINO | 2012-05-16 | Posted in 未分類 | 9 Comments » 

江戸時代の思想14 日本人の共同体質(古の道)を追求した本居宣長→尊皇論は縄文体質の肯定

今回は、いよいよ国学の大成者として日本の思想史に大きな足跡を残した本居宣長(1730年~1830年)の思想について考察を試みたいと思います。
江戸時代の思想シリーズ第9回と10回で紹介した伊藤仁斎や荻生徂徠は、朱子学を全否定したが、儒学は否定せず、中国の古代孔子や孟子の時代に遡り追求を行った。
しかし、今回紹介する本居宣長は、儒学など中国からの思想を全て“漢心(からごころ)”として完全に否定し、日本の“古え”に可能性を求めて追求していった人物です。
以下、宣長についての記述は主に『日本政治思想史 十七~十九世紀』(渡辺浩著 東大出版会刊)から引用しています。
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「本居宣長六十一歳自画自賛像」
応援よろしくお願いします。

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  投稿者 ihiro | 2012-05-15 | Posted in 04.日本の政治構造12 Comments »