2019年11月06日

首里城はもともと赤くなかった

この度の首里城の火災にお見舞い申し上げます。

しかし、ここ数日の首里城をめぐる話題をネットで拾ってみると、興味深いものがあったので紹介しつつ、これについて考えたい。

今回火災に遭った首里城は、戦時中に失われたのを戦後の1980年代から行われた復元事業によって再建されたものだが、戦前の首里城は建物も赤くなく瓦も黒だったという。

筆者は以前に沖縄の方達と仕事をしたことがあるが、その人たちの話からも上記のようなことは聞いたので、おそらく間違いない。

ではなぜ戦後に再建された首里城は赤くなったのか。

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以下、こちらより引用します。

今回の首里城の火災に関しては

八幡和郎さん(元経済産業省、国土交通省の国土庁長官官房参事官)がご自身のフェイスブックで詳しく伝えて下さっています。それによりますと

首里城の本来の姿はあれほど迄に朱色ではなかったかも知れません。

焼けた首里城はわざわざ中国風に、

かつデラックスにして中国との接近を意図したものでした。

また、公式のHPには守礼門の守礼の邦の意味を中国の皇帝への忠義という本来の意味でなく礼儀を守る国という意味だとか嘘も書いてました。韓国が守礼門と同様の位置づけにある迎恩門を壊して独立門を建立したのと比べ呑気すぎ。復元には賛成ですが、政治的な歪曲の姿をそのまま復元するのは慎重であるべきです。(八幡和郎さまのフェイスブックより)

昨日も元の首里城の写真をご紹介しましたが

本来、瓦は黒と朱色が混ざっていたという説や黒だという説もあるようです。

正面の木が着色されていない点からして『復元』とは言えないかも知れませんね。

中国が侵略を意図し「昔から中国に近かった」と印象づける為に造り変えた中国風

歪曲建造物であるようにも見えます。

↓こちらは戦争前の首里城正殿 米国図書館から発見
これも、瓦は朱色ではないですね^^


(琉球大学付属図書館貴重書展)

惠 隆之介さんのFB記事より

首里城再建着手の前にお清めの要あり!

例年元旦2日、皇居宮殿では新年恒例の一般参賀が行われ、天皇皇后両陛下へ祝意を表そうと12万6,700人もの国民が集まります。
その同時刻首里城でも新年を祝う儀式が挙行されます。

しかしここは北京遥拝の儀式!

琉球王・役人に扮した役者たちが中国風のきらびやかな衣装に身を包みお庭(うなー)で儀礼を行うのです。

式のクライマックス、王府高官を演じる役者が「北京」の方角に向かい「ワン・ワン・ワンスーィ!」と号令!(*意味:中国万歳

そして、残りの役人も高官の号令に併せて「ワン・ワン・ワンスーィ!」
これを参観していた地元の婦人が地元紙インタビューに答え

「沖縄は日本と違う」

地元紙は左傾化したものが多いように思いますが

こんな行事が何故許されるのでしょう?

それにしてもこのように派手な建造物を文化庁は何故認可したのでしょうか?

(後略)

もともと赤くなかった首里城がなぜ赤く再建されたのか。

1945年の敗戦から1972年5月の返還まで、沖縄はアメリカの植民地としてあった。同年9月には日中が国交正常化する(これによって当時首相だった田中角栄はCIAによって失脚させらた)。首里城の再建が本格化したのは1980年代になってからだが、オリジナルからかけ離れた赤い色で再建されたのには、なにか理由があるはず。上記リンクには中国の思惑を匂わせて書かれてあるが、その可能性もありえなくはない。

日本列島はアメリカ、ソ連(当時)、中国にとって自国勢力を拡大するための重要な橋頭保として位置づけられている。戦後はアメリカ勢力下にあって共産勢力の防波堤として西側自由主義国の価値観が植えつけられ今日に至る。終戦間際ではソ連が北方領土を掠め取るなどしロシアとなった現在でも軍事基地として存続。そこに配備されているミサイルは北海道を射程範囲として包囲している。遡れば日清戦争・日露戦争もある。

こうした大国間の駆け引きの中で、沖縄がさも中国との繋がりが濃いように演出するために首里城は再建された可能性が高い。それが中国発の戦略なのか、日本側の角栄政権が中国との国交を回復させる意味で自らそうしたのか。だとしたら角栄失脚の要因のひとつとも言える。いずれにせよ再建当時の日本のとある勢力と中国共産党との水面下で何らかの取引があったのではないか。

こうした話は仮説の域を出ないが、ついこの前プーチンがアイヌ民族がロシア民族出自であるとの説を語ったが、これも北海道を契機に日本を自国勢力下に置こうとする意図が見える。もしくは本当に日本との親和性を持っている可能性もある。

沖縄は元来の文化の上に、アメリカ占領によって鉄筋コンクリートを始めとする近代文明が上塗りされ、その後に中国由来を位置づける意味での首里城が再建された。当時のアメリカと中国は、自国領土拡大を狙って沖縄を位置づけていたことが見える。実際現在でも中国の長期戦略では沖縄はそのように位置づけられており、在日米軍撤退後に情勢は急展開を見せる可能性がある。南から中国、北からロシアという圧力を日本はどうやって対応していくのか。

いずれにしても、日本のお上は、いままでのパターン認識⇒従う先を探すしか能が無い。(利権に塗れ、自分たちの利益追求ばかりで暴走を重ねる安倍政権と勉強脳・暗記脳の官僚では、この新たな事態に対処できないことは明らか。)

日本の集団本能を覚醒させ、民族的生き残りを探り、民族意識を統合した政権でなければこの事態に対応できないだろう。
・・・ロシアが強烈な態度に出てきているのは、旧秩序に安住する日本の覚醒を促しているように感じられる。(東アジアも民族収束、日本は自立を迫られている

 

 

 

 

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