2007年04月01日

イラン開戦間近かか?② ~ネオコンが潰した!!! 米・イランの関係修復

BenjaminFulfordの「ネオコン達は刑務所へ?」
から、ネオコンはもはや、イランを攻撃することでしか生き残る道が残されていないというショッキングな記事。
開戦しなければ、9.11のテロ捏造が自分たちのせいだけになってしまう。
そのため、それを逃れるためには、今すぐにでも開戦したい。

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イランが悪なのではなく、自身の保身のためにする戦争という様相になってきました。

そして、イランとアメリカの関係ですが、そもそもこの関係を悪化させたのが、実は何を隠そうネオコン自身なのです

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「ネオコンが潰した米・イランの関係修復」(NBオンライン)から、イランとアメリカの関係について図解にしてみました。

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以下、 「ネオコンが潰した米・イランの関係修復」(NBオンライン)から、時系列にまとめました。

①2001年10月

9.11を受け、米国がアフガニスタンに対する軍事攻撃を開始した当時、国務省とNSC(米国家安全保障会議)の高官は、パリやジュネーブでイランの外交官たちと秘密協議を重ねていた。

そして、イランはアフガニスタンの新政権発足に大きな役割を果たした。

こうした実績を受けて、米政府内では対テロ戦争全般におけるイランとの協力関係を強化すべきとの意見が出て、01年11月に国務省の政策企画室は、アル・カイダとの戦争におけるイランとの協力に関する正式な協定を結ぶための提案をまとめた。

 協定の内容は、アル・カイダに関するインテリジェンス面での協力や、パキスタンからイランへ移動し始めていたアル・カイダ戦闘員や指導者の捕獲などが含まれていた。米中央情報局(CIA)もイランとの協定締結に賛成したが、

ホワイトハウスと国防総省のネオコンたちが、アル・カイダ情報に関してイランと協力することに強硬に反対し、国務省とCIAの提案を蹴ってしまったという。

そして、反イランのチェイニー派やネオコンたちは、イランとの関係修復を試みる国務省等を牽制するために、意図的に事実とはまったく逆の偽情報を流したのである。

アフガン戦争及びその後の新政権発足の過程で、米国にさまざまな形で協力したにもかかわらず、その結果としてイランが受けた評価は、イランはアル・カイダの協力者」であり、対テロ戦争における米国の敵」であり、悪の枢軸」であるというレッテルだった。

→そしてイランは核開発への道を歩む

②2003年5月

「イラン政府は、同国の核開発計画に関する米国の懸念を認めその払拭に取り組むつもりだ」

という秘密書簡がスイス大使館を介してワシントンの米国務省に届けられた

イランから示された核計画譲歩のメッセージ ~包括的な対米和平のためのパッケージ
 ・核計画の譲歩

 ・ハマスやイスラム聖戦といったイスラム過激派への支援の打ち切り

 ・米国が「テロ組織」と指定するヒズボラを武装解除して純粋な社会団体に変えるよう影響力を行使すること

 ・イランがイラクのシーア派に影響力を行使してイラク安定化に貢献すること

 当時、米国家安全保障会議(NSC)の中東問題担当シニア・ディレクターをつとめていたフェイント・レヴェレット氏は、「その見返りにイランは、米国がイランの安全を保障し、経済制裁を解除して、関係を正常化し、イランの国際経済への統合を後押しすることを求めた」という。

 レヴェレット氏によれば、この提案はイランの最高指導者ハメネイ師を含むあらゆる政治勢力の承認を得たものだったという。

 このイラン側の提案を受けて、パウエル国務長官アーミテージ副長官前向きに応える姿勢を見せていたが、2、3日後に同省はこの提案を無視することを決定したという。

 この背景について、当時パウエル国務長官の首席補佐官をつとめていたローレンス・ウィルカーソン氏は、

「他の安全保障問題に関する決定と同様、証拠は残っていないが、チェイニー率いる政権内のネオコン連中が反対した結果だ

と述べている。こうして、担当者たちが「イランのグランド・バーゲン(包括的取引)」と呼んでいた提案は葬り去られ、米国はイランとの関係修復の絶好の機会を失ったのだった。

以上から、ネオコンによって、イランと米国の関係はズタズタにされてしまった。

そして、この「イランの悪」という像すらアメリカ主導のプロパガンダによってつくられたものであり、本当の悪はアメリカあり、そしてネオコン。

そうすると「対テロ」を掲げるイラン-米国の戦争自体意味のないものにしか感じられない。

つまり、イラン攻撃は、米国発のテロ攻撃でしかない!

List    投稿者 sari | 2007-04-01 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造4 Comments » 

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コメント4件

 ねこ蔵 | 2007.05.23 12:42

非常に想像しやすい状況ですね。大なり小なり全ての番組、コンテンツであることなのでしょう。
民放が視聴率神話に踊るのだから、えてして至極当たり前の現象であろう。製作サイドの意図と実際の番組内容が異なるという番組作りが成立するのか分からないが、今からの時代の流れの中では意外と正直な映像・内容・方向性が受け入れられるのではないか。
「納豆でダイエット!?」の番組の最後に「あまり効果はありません」「個人によってその感想に個人差があります。」と字幕がでても、いいのではないでしょうか。

 匿名 | 2007.05.23 15:53

ウナギでも納豆でも、先物買いをやってる人間にとってはテレビで取り上げるかどうかは重要な情報ですね。
このディレクター氏も、何かやってたのでは?と疑いたくなります。

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