4/29(水)なんで屋劇場レポート【金貸し→特権階級の暴走どうする?】②
レポートNO1から引用します。
ロスチャイルドVSロックフェラーという2軸対立をこえて王権、軍隊、産業、官僚の勢力が入り乱れて生き残りをかけた分立・連携が行なわれる流動化し多極化した世界に突入している。
そして、国家の政権を支配するこれらの勢力は、残存する金貸し勢力によるコントロールだけではなく、民族収束を強めてゆく大衆共認を考慮せざるを得ない、というのが大きな注目点です。
とかたられています。
前段の「流動化し多極化する」中身と、「民族収束を強めてゆく大衆共認」の中身を追求して、世界経済の動きを押えます。 🙄
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○前段の「流動化し多極化する」中身をおさえてみます。
金貸しの支配力は「資金力」で決ります。よって、ロスチャイルドVSロックフェラーの2大勢力の対立構造は両者に十分な資金力があったときのはなしで、リーマンショックから始まる金融危機でその資金力は半減し、同時に支配力も半減することになりました。
その結果、ロスチャとロックの2大勢力の対立は終わり、各国の軍、官僚、産業、英国王室、アラブ王室等が各々で生き残りをかけた闘争に入り、分立・連携と動くことで力関係が変わってきています。この動きそのものが流動化と多極化の中身です。
○金貸しの支配構造と世論について
これまでの金貸しの支配構造は、その資金力にものを言わせてマスコミを支配して世論を操り経済をバブル化して収益を得る意味では一枚岩でした。しかし、上記のように支配力が半減した為に金貸しの一枚岩が崩れた。その結果、従前のように2大勢力の闘争は起こっていますが、先を見通す力にはならず、英国王室、アラブ王室等のその他大勢の金貸しの意識は独自に世論を見て動いているようです。その独自の動きの表れが、昨年の暮れの原油・穀物の異状な暴騰に対する金貸しへの反の世論をうけて、「暴落」に向かわせたことです。これはその他大勢の金貸しが今後のキャスティングボードを握ることを意味し、これまでの2大勢力の対立構造は終焉したことを意味します。又、世論の意向を汲んだ金貸しへの反への象徴的な事例としては、米政府のビッグ3の救済案に対する「NO!」があげられます。正に金貸しの力は衰弱したといえます。
○大衆共認の方向は?
冒頭の後段の「民族収束を強めてゆく大衆共認」の中身になります。
金融・経済の破綻や倒産・失業等の危機から、大衆意識は「集団収束」しています。それは民族収束・国家収束となり、その延長線上で各国は「保護貿易」に向かっています。
日本でみると第2次世界大戦時の意識に近く、当時は保護貿易から戦争に向かっています。
今回はどうか?
大戦時の民族収束は私権収束にもとずくもので、現在の民族収束は共認収束にもとずくものです。前者は「どれだけ自分達の利益が取れるか⇒領土拡大が出来るか」を目的としたものでした。しかし、現在はG20のように友好的に連携しながら進んでおり、アジア圏、アラブ圏等の地域性が尊重される多極化に向かう流れにあります。(覇権意識には白い目が向けられています)
その動きの中で、自分達が世界の中心とする中華思想の米国は、イラク・イランを支配しようと動き、中国は資源確保も含めてアフリカ他を取り込んでおり、私権第一として世界支配に向かっているようです。これは貧困民族(貧困者層)を30%以上抱える=私権第一が残る国だからだとも言えます。
覇権を求めるこの2国は世界の共認収束の流れに対抗すべく手を握るようです。
【アメリカ+中国→G2】
これには、貧困を脱出した日・欧がそれに対抗すると思われます。後は、南米、南アジア、インド、ロシアの取り合いとなります。恐らく、占領下におかれた南米、南アジア、インドは日本・欧州につくでしょう。ロシアは微妙ですが、敵対国である米・中には付かないのではと思われます。
○世界で金貸し支配が崩れつつあるのに、日本では、ますます金貸し支配と特権階級の暴走が続くのはなぜか?又、金貸し支配の終焉の原因=貧困の消滅は‘70年代であり、それから40年たっているにもかかわらず金貸し支配が強まったのはなぜか?
⇒反答えとして、金貸しが、資金力でマスコミ・政治家・官僚を支配し、自分達の都合の良い制度を作った為。よって、「金貸しの支配ってなに?」としてその手段を紹介してゆきます
1.左右対立
対立する構造を作って両者に資金援助を行い裏にもぐり両方から利益を取る。更にその溝を深めることで更に資金援助を行う。又、いずれが衰退しても、勝ち組から利益を吸い取る構造で損をしない構造にある。これが彼らの常套手段である。
例「米ソ対立」
ソ連はレーニン、トロツキーという少数派が金貸しから膨大な資金援助を受けて革命を成就した。その資金の出所は、ドイツ秘密警察のトップ:マックス・ワールブルグであり、資金を流したのはその弟で、FRBの創始者のパウルであった。
更に、ソ連の国家プロジェクトのアルミや車の合弁会社を作っていたのはロックフェラーであり、ロシアの石油もロックフェラーのスタンダード石油が援助していた。
金貸しが米国の対立勢力としてソ連・ロシアを作ったことになる。
更に、この対立は冷戦構造を生み、各国は戦備を競って増強していった。日本はこの危機の前に米国べったりと飼いならされ膨大な防衛費を金貸しに払うことになっていく。
●例「労働運動」他
資本家と労働者という階級を生み出した。労働は苦役として刷り込み、そこから解放される為に「個人・自由・権利」を労働者に主張させ、労働運動を活発化(対立)させていった。労働とは、皆の為に働くもので本来は充足するものだが、全ては会社に要求するのみ。それ以外は自分の自由や余暇のことしか考えない無能な人間ばかりを作ることになった。
又、ウーマンリブ運動も個人を原点とした男女平等が原点にあり、自分のことし考えない人間を作る。これは、金貸しにとって、私的充足のみ追い求め国家、社会、企業を考えない、自分達にとって扱い易い人間の拡大さい生産であり、愚民化政策そのものである。
2.戦争
多くの戦争の影には必ず金貸しの影がある。
日露戦争では、ヤコブ・シフ(ロスチャイルド系)が日露の両国に資金援助を行っていた。そしてその勝利は支援した金額で決まった。(=金貸しの思惑で決まった)
第1次世界大戦、第2次世界大戦、ベトナム戦争、イラク、アフガンの同様です。
ちなみに、自民が危機になると、必ず北朝鮮が軍事的に脅しをかけてくる。これも金貸しの動きと考えると辻褄があいます。
3.マスコミ
その歴史は、投機市場の情勢をいち早くキャッチする為に出来たが、その実態は、金貸しが大衆共認を支配する為の専属特権機関である。特に、`90年小泉フィーバー、郵政民営化報道からは露骨になった。最近では小沢パッシング、草薙氏の家宅捜査等、偏向報道が酷くなっている。
4.政治家(傀儡政権)
岸→福田→森→小泉は国内に基盤がなく、金貸しに資金援助してもらう変わりに、彼らの都合の良い法案を通すことで日本の国益を明け渡しのである。国益を優先した旧田中派は、金貸しには邪魔でしかなく、CIAやNAS(エシュロン)等の諜報機関が犯罪歴を調べあげ、それをリーク等して政治生命を絶った。米国でもFRBの通貨発行権を取り上げようとしたリンカーンやケネディーは暗殺されている。
以上が手口の一部です。
○金貸しはどのようにしてこの支配体制を確立したのか?
私権序列体制は、専門分科された極少数の特権的専門家が裁量権をもっています。
言い換えると、この少数の特権的専門家を買収・脅迫・洗脳すれば支配は可能なのです。
・東大、京大のトップクラスは10代から買収・洗脳にかけているようです。
・岸信介は命と引き換えに買収した。
・政治家等には上記の諜報機関を使って脅す。
・露骨な所では、元厚生労働省OBの殺害というみせしめ等の脅しもあります。
少数だからこそ支配可能な構造です。言い換えると、一般大衆の支配は不可能です。
よって、自由・平等・個人に毒されることなく、彼らの手口を理解しながら事実をもって金貸しの全貌を発信することで彼らのやり口をあぶりだして行くと共に、脱米の新社会を築いて行きましょう。
これは、冒頭にあった金貸しが何より恐れている「世界の共認」にも繋がるからです。
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コメント4件
ふしぶじゑ日記 | 2009.08.15 2:14
景気浮揚のための公共事業としての戦争もまだ捨ててないのでしょうか。
バイデン副大統領が昨秋「予言」していたという7月までの“危機”は幸いにも回避されたようですが、下記のようなニュースが…。
ドルによる石油決済を中止し…
!うにまろ!日記 | 2009.08.16 0:01
花火、景気
昨日は花火日和であった。
雨が降らず風が少々あり煙が流れやすい良い日であった。
今日日曜日に雨が降ったのを見れば、昨日降らなかっただけでもありがたく、感謝…
tama | 2009.08.18 20:07
>やがて将来、中国共産党政府が崩壊し、中国が「純粋・資本主義国」となった暁に、元共産党幹部達が、「資本家として中国各地を割拠」し、分割支配する際の「資金源」となる。
>こうして中国の「次の時代」が、準備されつつある。
最近のチベットやウィグルの騒ぎを見ていると、ソ連邦が分裂したように中国も分裂するのでしょうね。世界恐慌がそのキッカケになるのでしょうか。
アメリカ政府は不動産価格の再バブル化を画策しているとか。
オバマ政権というかサマーズやガイトナー等ウォール街&ワシントンDC政府は、政府主導で米国内での不動産価格の再バブル化を画策しているとか。
なんでもそ…