2020年08月19日

加速するドルの崩壊

・金地金が高騰し続けている。

・中国がドル建ての貿易決済や資産保有を減らす決定をしたこと。

・7月末にゴールドマン・サックスがドルが基軸通貨を喪失すると予測。

目立つ兆候が見られないのでマスコミは報道していないが、こうした事象から、ドルの崩壊が加速していると考えられる。

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◆金相場の不穏な動き

今、機関投資家は米国債の代わりに金地金を買っている。そのため、金地金のみが高騰を続けている。これは相場的には特殊な事象と言える。金相場は2000ドルを超えて今後は2500ドルに達するとゴールドマンサックスが予測している。(ということは概ねそのような状況になる)

ここ数日は金価格が下落(抑止)を見せたが、大局的には金相場の抑止は歯止めがない状況だ。これは米国債の信用低下を企図したものと考えられる。

 

◆中国とロシアのドル建て離れ⇒自国通貨建て

コロナによる各国のGDPマイナスという経済不安は大きいが、中国とアメリカの関係がむしろドル崩壊の決定的な引き金になる可能性が高い。

中国とロシアは、二国間貿易の決済に用いるドル割合を減らして、ユーロ建てだけでなく、人民元建てやルーブル建てという自国通貨による決済を増やしている。中ロ貿易は2015年まで90%がドル決済であったのに対して昨年は51%、今年上半期は46%にまで減少している。その代わり上半期はユーロ30%、人民元などその他通貨で24%となっている。トランプがSWIFTから中ロを除外すると言及していることも、大きな要因だ。

 

◆中国の急速なドル離れが、ドル崩壊を加速させる

実態経済はコロナ不況、各国GDPもマイナス成長。日本のマイナス成長も戦後最大と報道されている。こうした経済不況による企業の大量倒産は、間もなくやって来る。ここに上記のような中国の急速なドル離れが加わることで、ドル崩壊は加速的かつ決定的になる。

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