2006年11月25日

【テロとの戦い】の名に正当化される【独裁】の構図

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2001年9月11日、米国は未曾有の同時多発テロに襲われた。
ブッシュは即座にアルカーイダを主犯グループと定め、
【テロとの戦い】と称してアフガニスタンの侵攻を行なう。
それが2003年3月のイラク戦争へと繋がっていく。
その過程に、【テロとの戦い】の名に正当化される【独裁】の構図を見た。
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「イスラム教は危険な宗教だ」
頭から決め付けている日本人は多いのではないだろうか。
これは偏に米国に支配されたマスコミの報道による刷り込みであるといえる。
【テロとの戦い】という言葉は、アメリカは正義、イスラムは悪という構図をいとも簡単につくりあげた。
昨今、9.11がアメリカによる自作自演なのではないかという説が囁かれている。
また、イラクは核兵器を保有していなかった事を米国が公的に認めるという珍事もあった。
多くの犠牲者を出したイラク戦争とは、結局のところ、
【テロとの戦い】という言葉を隠れ蓑として行なわれた【独裁】ではないだろうか。
そしてこの構図は、もはやアメリカだけの話しではない。
昨今の日本においてもその傾向が顕著に見られる。
安倍政権の打ち出す政策には、露骨に【独裁】体制を整えようというベクトルが見える。
典型的な例は「共謀罪」である。
簡単に言えば「法に触れる行為の相談をしただけで裁かれる」という法律であり、
一見「犯罪を未然に防ぐ法律」だと解釈できる。
しかし進行するのが独裁者による「言論統制」あるいは「過監視体制」、
すなわち【独裁】であることは、少し考えるだけでもわかるだろう。
活発化する「核保有議論」も、「戦後レジームの見直し」も、
安全保障≒【テロとの戦い】を名目とした【独裁】への道程である。
そこに「教育基本法改定」による染脳教育が施されれば『独裁軍事国家』の完成である。
アメリカがつくった【テロとの戦い】を隠れ蓑とする【独裁】の構図、
あるいはそのすり替えという手法は、形を変えて急速に世界中に伝播したと言える。
byすずかん

List    投稿者 0827hiro | 2006-11-25 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造2 Comments » 

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コメント2件

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