2010年08月18日

8/10なんでや劇場レポート「金貸しとその手先(特権階級)たちの思惑は?」(3) ドル・米国債暴落の引き金は引かれるのか?

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去る8月10日に行われた’10年夏なんでや劇場「金貸しとその手先(特権階級)たちの思惑は?」をレポート第3弾をお送りします♪
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’10年夏なんで屋劇場ノート6~ドル・米国債暴落の引き金は引かれるのか?より引用します。

ドル・米国債暴落の引き金は引かれるのか?
以上の過去40年間の分析及び直近の情勢分析を踏まえた上で、ドル・米国債暴落の引き金は引かれるのか?について再考してみる。
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ロックフェラーの劣勢、欧州勢とロスチャイルド連合の優勢という状況分析に間違いがなければ、現在のバクチの資金量は圧倒的に欧州勢とロスチャイルド連合が凌駕しており、ロスチャイルドが主導権を握るFRB自身が暴落を仕掛ける、という見方が強まる。実際、リーマンショック後の欧州危機は金融規制の世論となってブーメランのようにアメリカを襲いながら、何故かFRBの権限強化という流れが強まっている。このことは、欧州と結託したロスチャイルド=FRBによって、アメリカを生かすも殺すもFRB次第という、権力基盤が確立しつつあることを意味する。おそらく、この金融権力を利用して、デビッド・ロックフェラー系の銀行を壊滅させ、アメリカ全体を支配下におこうとする腹であろう。
逆に、バクチの資金量に決定的な差があるのなら、今すぐにでも引き金を引けるはずで、そうすると、今は引けない理由が他にあることになる。現在、ドル暴落を阻んでいる要素があるとすれば、
ドルが原油と連動しているため、ドルの暴落は石油の暴騰となることが世界経済の混乱要因として認識されていること
中国元がドルペッグされているため、ドルの暴落が中国経済に与える影響が大きすぎるため、中国による買い支えが働いていること
属国である日本による買い支えが働いていること
石油に限らず、ドル暴落は、ペーパーマネーへの不信に直結することから、資源買いを誘発し、食糧etcの暴騰を招くことからドル暴落回避圧力が働くこと
・・・といったことが挙げられる。
他方、ドル暴落のメリットは
前述したようにロックフェラー系銀行の乗っ取り=アメリカ経済におけるロスチャイルド覇権の確立、の他
ドルが半値になれば即ち、借金も半分にできる=借金踏み倒し
同時に緊急事態と称して、海外から放出された米国債をFRBが買い取ることで、米債を塩漬けにし、米国債の安定化を図ることが出来る。
一時的な貿易停止状態になるため倒産企業が続発するが、それに乗じて、銀行だけでなく産業界全体を乗っ取ることもできる
・・・といったことが挙げられる。
ロスチャイルド→オバマ政権は核戦争によるアメリカの自滅を最大限警戒している
これらを踏まえると、ドル・米国債の引き金を引くことはさほど難しくはなく、むしろメリットの方が大きい。最大の問題は、倒産、失業率の上昇、加えてインフレ、という状況にあって、国内の暴動からアメリカの国家崩壊の危機がありうる、という点であろう。
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同様に世界レベルでみれば、劣勢に陥ったロックフェラー勢力の暴走により、中東あるいは極東において核爆弾のスイッチが押されかねない、という点も、見逃せない危機である。もしそのような狂気の一手が使われれば、アメリカの世界的信用は失墜し、ロスチャイルド戦略にも大きな狂いが生じる。従ってオバマ政権は核を含む軍縮に真剣に取り組んでいるのであり、ロスチャイルド→オバマ政権は核戦争による、アメリカの自滅を最大限警戒している。
言い換えるならば、現時点ではロスチャイルド→オバマ政権は、軍・CIAを指揮下に置くことに成功していないということである。しかし他方で、アフガンや日本の普天間問題における、沈滞・譲歩という情勢もある。これは、デビッドをなだめる為の飴玉として、アフガンや普天間問題が使われているということを意味する。おそらく、核で脅しをかけるデビッドをなだめるのに(あるいは、軍・CIAの主導権を握るのに)予想外に手間取っているのであろう。
しかしながら、日本において、民・自連立(exマイケルグリーンと小沢が手打ちした)が騒がれているように、アメリカにおいても、ロスチャイルド→オバマ政権による軍・CIAの主導権の確立に向けた工作が進められていることは間違いない。おそらく死期が近いとされる、デビッドロックフェラーの容態の変化などもあいまって、2~3年後には、日米共に本格的なロスチャイルド政権の確立となることだろう。
そして、その時こそドル暴落の引き金が引かれる時である。

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ドル・米国債暴落の引き金はいつ誰が引くのでしょうか?
 ドル・米国債暴落を引き起こした場合、物価大幅上昇・失業率上昇→アメリカにおける大衆暴動が軍との戦いにまで発展し、アメリカ国家が崩壊していきます。それが中国やヨーロッパに飛び火して、ヨーロッパの秩序も崩壊してゆく危険性がありますが、欧州貴族+ロスチャイルド勢力がその危険性をどこまで読めているのでしょうか?
 しかし、いずれにしてもドル・米国債暴落の引き金を引くことは必至でしょう。
 ∵引き金を引かなくても、ドルは10~20年かけて下がっていきます。ドルの紙クズ化と資源の高騰→世界大不況と各国で大衆暴動が起きるのは同じです。結果が同じであれば、ドル・米国債暴落を仕掛けることによって、投機(バクチ)による莫大な利益が得られ、D.ロックフェラーの息の根を止め、その企業群を手に入れることができるでしょうから、どこかで必ず引き金を引くと見るべきでしょう。
 ’08年以降の金融危機によって、これまで背後にいた欧州貴族(金主)が金貸しに預けた資産に穴が空くことを危惧し、闇の支配勢力の世界の表舞台に再登場し、第一権力として復活してきました。この欧州貴族とロスチャイルド+(D.ロックフェラーと対立する)J.ロックフェラーが手を組み、D.ロックフェラー勢が追い詰められているのが現在です。
 しかし、欧州貴族とロスチャイルドは完全な一枚岩ではなく亀裂があります。欧州貴族は(自らの資産を保全するという意味もあって)金融規制を本気で考えているでしょう。それに対してロスチャイルドはどこまで行ってもバクチ体質(金融資本主義)であって、反金融規制です。この点で、欧州貴族とロスチャイルドはいずれ決定的に対立します。また、ドル暴落後の基軸通貨の構想にもズレがあります。膨大な資産を有する欧州貴族は金をはじめとする現物を担保にした通貨を考えているのでしょう。それに対して、大して金を持っていないロスチャイルドが構想しているのは、主要国の通貨を組み合わせたバスケット通貨でしょう。
闇の支配勢力の基盤や構想のまとめ
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左より、デイヴィッド・ロックフェラー、ジェイコブ・ロスチャイルド、ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝カール6世と皇后エリーザベト・クリスティーネの長女として誕生したマリア・テレジア
 D.ロックフェラー   <    ロスチャイルド   +   欧州貴族
 石油・食糧・製造業        金融(中央銀行FRB)    莫大な資産(金や土地)
 シティバンク            ゴールドマンサックス
 軍・CIA               世界のマスコミ
 米共和党(ブッシュ)        米民主党(オバマ)
                     J.ロックフェラー   
 
 日自民党(清和会)        日民主党(小沢)       日本では鳩山(友愛)のみ
 日本の検察・官僚・マスコミ   日本銀行    
 自由原理主義           社会民主主義        社会民主主義
                     金融資本主義   VS  金融規制
                      (反金融規制)
 米一極主義             多極主義           多極主義
 ドル基軸通貨           バスケット通貨   VS  金・石油等の現物本位通貨
 の争点で、ロスチャイルドと欧州貴族は対立することになるでしょう。

List    投稿者 gabor | 2010-08-18 | Posted in 06.経済破局の行方3 Comments » 

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コメント3件

 通りがけ | 2011.04.14 21:34

「地球の真実」
地震津波こそが天災の極致の姿であり、戦争と原発メルトダウンこそが人災の極致の姿である。

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