2015年01月18日

日米で右派政権化が進むのは何故か? ~円・ドル暴落→暴動への備えか?~

アメリカは昨年末の中間選挙で民主党が大敗、共和党が躍進した。
続いて日本では、唐突な総選挙が行われ、右派を任ずる安部自民党が信認を得た形になった。

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●なぜ日米で右派化が進んでいるのか
共和党は、伝統的な保守を任じ、力による秩序が基本であり、弱者への社会保障や人権を重んじる民主党とは考え方が異なる。力による外交をもって対外戦争を行うのも共和党政権が多い(exブッシュ)。支持母体も力の信奉者である軍産複合体(ロックフェラー・ブッシュ)である。

一方で支配勢力の争い状況は、銀行屋ロスチャイルドがほぼロックフェラーを服属させ、ほぼ決着がついたと思われる。
参照:アメリカ情勢4 アメリカの国内情勢 ~金貸し支配勢力間の闘争・・・ロスチャはドル暴落を仕掛けるか?~

では、なぜロスチャはロックフェラーの政党である共和党を勝たせたのだろうか?なぜ日本でも極右でロックフェラー側の安部政権が居残ったのか?
(※現在の選挙は、日米とも明らかな不正選挙とマスコミ誘導が行われており、金貸しの胸一つで政権が決められている。)


●ロスチャイルドの判断・戦略は?

・マクロな視点でみれば、市場縮小は続き、アメリカの財政破綻は避けられないと判断している。
・財政破綻が明確になったとき、米国債・ドル暴落→ハイパーインフレによる生活苦→アメリカの大暴動は必死である。
・これから起こる暴動・破局を回避するためにも、鎮圧しやすい右派=タカ派でなければならないと判断した。

つまり、近い将来いつかはやってくる自然暴落を待つのではなく、タイミングを見計らって引き金を引く準備をしている。そのために右派政権への移行を進めていると見ることができる。

※昨年末アメリカで起こった警官不起訴事件でアメリカの暴動が広がったが、あれはわざと不起訴にして大衆の怒りを誘発させた。暴動の演習・シュミレーションを行ったのではないか?

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ファーガソン事件、暴動でアメリカがリアル北斗の拳状態に・・・。Ferguson Unrest

 

●では、日本ではどうか?
日本でも、保守の自民党、その中でも右派といわれる安部政権が継続することになった。元々安部はアメリカ・CIA(ロックフェラー側)の言いなりだった。ここでもロックフェラー系列の政権が継続することになった。

日本はアメリカの財政を支えている。
アベノミクスも日本による米国債買い支えであり米国の延命策である。参照:リンク リンク 。

・ドル暴落の引き金を引くには、アメリカの生命維持装置である日本の円を先んじて暴落させておく必要がある。
・そしてドル暴落後は、ドル資産を最も抱えているのは日本である。ドル暴落の影響を一番受けるのは日本だ。

ロスチャは、日本の円暴落を誘発し、ついでに底値で日本の株式や企業を買占める。円暴落→ハイパーインフレが起こった際、暴動となっても、極右の安部政権のほうが都合良いと判断している。特定秘密保護法もそのときのための準備だろう。
※日本については、もうひとつの理由がある。2009年に成立した民主党政権(特に鳩山・小沢政権)はロスチャイルド側の政権だったが、日本の官僚の抵抗であっというまに崩壊した。民主党では政権運営もままならないことが分かり、官僚と癒着した自民党に運営を委ねなければならないと判断した。そのために米ロックフェラーのいいなりだった安部政権をそのまま継続させざるを得なかったのだ。

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ロスチャイルドは、アメリカが持たないと判断している。BRICS主導の通貨体制を着々と準備しているのもそのためだろう。
しかし、ドル暴落の引き金をひくのは、暴動→自らが暴徒により抹殺されるリスクもある。そうしている間にもアメリカの経済状況は刻々と悪化しており、時間が経てばたつほど追い詰められていくという状況である。

当面、現実的には、米国内の治安維持の鍵を握り、ロックフェラーの力が残っている世界最強軍、米軍の抱きこみが最大課題と考えていると思われる。このブログでも米軍状況について探ってみたいと考えている。

 

 

List    投稿者 nihon | 2015-01-18 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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