2011年12月31日
激動の2011年を振り返る ~熾烈さを極めた金融勢力の争い~
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今年3月11日東日本大震災が勃発した。巨大津波によって福島原発の予備電源が作動しなくなり、小爆発を繰り返した結果、大量の放射能を日本列島及び北半球に撒き散らした。その結果反原発、原発凍結の世論が世界的に燃え上がり、原発推進派に大きな打撃を与えた。
2008年頃より金融経済のゆきづまりから、欧州貴族、ロックフェラー、ロスチャイルドの金融勢力は最終決戦に突入している。原発推進の中心勢力はロスチャイルドであり、石油利権の主導権を握るのがロックフェラーである。従って、この大地震自体が地震兵器ないしは小核爆発を使った、ロックフェラーによる「人工地震」である疑いも濃厚である。
その真偽自体はともあれ、この大震災を契機に欧州貴族とロック、ロスチャの三つ巴の争いが一気に激化したのがこの2011年であった。
共同体社会の実現に向けて-15 ~実現論序4.統合階級の暴走で失われた40年(その4)~
こんにちは。師走という名のように12月もあっという間に過ぎ、今年も残すところあとわずかですね。
前回は特権階級=試験エリートの構造に焦点をあてました。アホ丸出しのその様子は、もはやあきれるしかありませんでしたね。(共同体社会の実現に向けて-14 ~実現論序4.統合階級の暴走で失われた40年(その3)~)
そんな特権階級による支配は、もはやいつ終わってもおかしくありませんね。しかし、そのような動きは起こっていないようにも感じます。なぜでしょうか?このまま特権階級の暴走が続けばどうなるかは火を見るよりも明らかなのですが。。。
今回はその構造について実現論分析していきたいと思います。
10/30なんでや劇場レポート(6)~影に隠れて暴走してきた金貸しの支配が明るみになった
10/30なんでや劇場レポート
(1)原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった~
(2)大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく~
(3)民の「お上捨象」とお上の「民の生活第一」という日本人の特異な体質~
(4)東洋では共同体が残存していたがために教団支配にならなかった~
10/30劇場レポートの第5弾です。
ここまでの記事では、人類史を俯瞰する中で、集団の統合者⇒世界を支配する力の構造を明らかにしていきました。
翻って、現代の支配構造に目を向けてみると、リーマンショック以降、米国債やユーロの暴落危機⇒金融破局が現実味を帯びてくる中で、その元凶としての「金貸し」の存在が白日の元に晒されつつあります。
・「ロックフェラー 対 ロスチャイルド」って何?
・民主主義の全否定4~金貸しによる支配と主権在民・三権分立という言葉の欺瞞性
・6/5なんでや劇場(14) 金貸しは目先の利益追求に追われて、地球を破壊してきただけ
・欧ロスチャイルドと米ロックフェラーが暴落の引き金を引くタイミングは、どのような状況で生まれるのか?
金貸し支配の構造が明らかになってきたということは、今その支配構造を突破する大きなチャンスであると言えます。
よって今回の劇場レポートでは、
★金貸しは、どのようにして陰の支配構造を形成したのか
★その支配構造の実態が、なぜ近年次々に明らかになってきたのか
を押さえることで、金貸し支配脱却の足掛かりにしていきたいと思います。
民主主義と私有権は不可分一体であるが、大衆のそれは支配者の都合によっていつでも剥奪され得る
画像はこちらからお借りしました。
「17世紀欧州で、近代科学と民主制と中央銀行制度が確立したのは何故か?」で、次のような提起をしました。
【1】民主主義制度は私権確保の軸上で、自我⇒私権要求に応えて成立したものであり、それを正当化したのが社会契約説である。
【2】中央銀行制度とは金融勢力が国家を収奪(支配)する仕組みであり、社会契約説や民主主義は、金融勢力が国家を収奪(支配)することを正当化する思想である。
今回はその論証です。
民主主義と私有権確保との繋がりを歴史的に検証します。
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カタカムナに学ぶ ~節約から本能の抑制(食抑)へ~
マスコミではほとんど報道されていませんが、今回の不況は’90年バブル崩壊後の不況をはるかに上回っており、あらゆる業種が営業不振に陥り、首切り・リストラが行われてるような状況です。
これは、’08年リーマンショック(日本では’90年バブル崩壊から)によって顕在化した金融不況に’11年原発事故による不況が加わったためで、金融不況+原発不況と二重に重なった今回の不況は、極めて深刻なものです。
この二重の不況は金融不安+原発不安によって物欲が衰弱したことが大きく、これは私権の衰弱に直結しています。
物欲の衰弱の初期状況である「もったいない」という節約意識は、今後、どこに向かうのでしょうか?
そのヒントをカタカムナのサトリ『ヲスヒナリ(食と性の本能)』から学んでいきます。
参考文献:相似象学会誌『相似象』五号(1973年3月 シーエムシー技術開発㈱発行)
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2011年の世界情勢を振り返る(2)【中東編】
2011年を振り返る 第2弾【中東編】です。
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共同体社会の実現に向けて-14 ~実現論序4.統合階級の暴走で失われた40年(その3)~
みなさん、こんにちは。
この章では、統合階級(=官僚、マスコミ、学者)など、我々大衆が選んだわけでも、委任したわけでもないのに「国家統合」を担っている層が特権を手にして、この国や社会を誤った方向に導き、多くのものを失わせしめた事実や、原因構造を解明しています。
世間を賑わせている「ユーロ危機」や「TPP」、「原発や放射能問題」は、この内容と直結していますし、そして誰にとっても身近な家庭の問題、教育、男女関係、学校、企業の不全など合わせ、全てが繋がっている問題です。
統合階級によるこの40年のブザマな国家運営は、国民みなの生き死に、活力に深い影を落としているのです。
・・・今回は、その無能な統合階級の共通項=試験エリートに焦点をあてて、斬り込んでゆきます。
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近代科学の成立過程11 ~17世紀欧州で、近代科学と民主制と中央銀行制度が確立したのは何故か?
左からガリレオ、ケプラー、デカルト、ニュートン肖像
前稿「近代科学の成立過程10~」では、数学的形式に当てはまるように捏造した、現実には存在しない架空観念の体系が近代科学であることを提起しました。
そういう意味で、近代科学も自我と架空観念に基づく近代思想と同根です。
そして、17世紀にガリレオ・デカルト・ニュートンらによって近代科学が成立します(17世紀科学革命)。
ところが、この時代は科学だけではなく、デカルトの自我を原点とする思想「我思う故に我在り」やホッブズ・ロックの社会契約説が登場し、イギリスの名誉革命による近代民主主義が制度化されました。また、中央銀行制度(イングランド銀行)が設立され、金融勢力による国家支配の仕組みが確立しています。
このように、近代市場社会の制度や思想が確立したのが17世紀の欧州です。
(このことは、近代科学も民主主義も金融勢力支配も同根であることを示唆しています)
では、この時代に何があったのか?
17世紀の欧州社会がどういう状況にあったのかを押さえておきます。
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カタカムナに学ぶ~宇宙を貫く安定と変異の原理はカム-アマの対向に由来する~
前々回「原始人類の宇宙観(宇宙球アマは無限世界カムに対する外圧適応態)」と前回「宇宙はアマのイノチ(=適応可能性)に満ち溢れている」で、
【1】生物(細胞)は外圧(外部世界)に対する適応態であるということは、その原象である有限宇宙球アマも外圧(外部世界)カムに対する適応態であること。
【2】カムのチカラという外圧がアマ始元量の循環運動という内圧を生み出し、宇宙の万象の原動力になっていること。つまり、宇宙そのものが外圧適応態であり、そこでも外圧(カム)=内圧(アマ)の原理が働いていること。
【3】アマのイノチとはカムという外圧に対する適応欠乏と可能性への収束力であり、アマの分身・名代であるアマナは先端可能性の収束先であり、可能性の結晶核であること。つまり、宇宙はアマのイノチ(=適応可能性)に満ち溢れていること(そのことを直観していたからこそ、原始人類が大らかで明るかったということ)を提起した。
今回は、『アマの分身であるアマナのオコナヒ』について書きます。
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10/30なんでや劇場レポート(4)~東洋では共同体が残存していたがために教団支配にならなかった~
(画像は こちら からお借りしました)
10/30劇場レポートの第四段です。
なんでや劇場レポート(1)~原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった~
なんでや劇場レポート(2)~大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく~
なんでや劇場レポート(3)~民の「お上捨象」と上の「民の生活第一」という日本人の特異な体質~
前回の劇場レポートでは「民の『お上捨象』とお上の『民の生活第一』という日本人の特異な体質」について見てきました。そこでは、大衆の安定期待が統合秩序の維持=王権の継承を当然化させ、特に日本では、お上意識は自分たちとは無関係なもの=お上捨象であったことが分かってきました。
今回は東洋では官僚支配の後、教団支配にならなかったのは何故か?
西洋と東洋における観念支配の実態をみていくなかで、その違いを探って見たいとおもいます。更に、同じ東洋でもインドではなぜ教団支配に至ったのかについても見ていきたいとおもいます。
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