2008年06月28日
ニクソンショックから37年、多極化への道
ドル信用不安増大から、ドル基軸通貨体制が揺らぎつつあるようにも見える。
ドルの価値を守るより、多極化によって実利を上げる方向へ国際金融資本家は舵を切ったのではないかとも言われている。
その伏線は、1971年のニクソンショック(金ドル交換停止)にも見られるようだ。
今後、ドル基軸通貨体制がどうなっていくのかを予測するためにも、37年前のニクソンショックについて考えて見たい。
世界多極化:ニクソン戦略の完成 2007年12月18日 田中 宇
からの引用です。
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影の組織「ラウンドテーブル」とは何か
2008年05月27日
国際金融資本が国家を戦争に誘導するの記事でウォルター・リップマンをとりあげましたが、
リップマンが所属していた組織が「ラウンドテーブル」というの組織で、英国関連の影の組織として、この手の記事でよく取り上げられます。一体、その「ラウンドテーブル」と何か。
について掘り下げた記事があったので取り上げてみたいと思います。
セシルローズ
アフリカのナポレオンと呼ばれ、「神は世界地図が、より多くイギリス領になることを望んでおられる」と言い放ったセシル・ローズは、1853年から1902までを生き、南アフリカでのイギリスの権益確保のために動き回りました。
(さらに…)
多極化の具体像⇒新ヤルタ体制?
田中宇氏が2008年6月17日「ヤルタ体制の復活」で、多極化の具体的なイメージとして「ヤルタ体制」を挙げている。
ヤルタ体制とは、1945年2月にソ連クリミア半島のヤルタで行われた、米ルーズベルト・英チャーチル・ソ連スターリンによる首脳会談(ヤルタ会談)によって決められた、戦後の世界支配体制のこと。
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マイクロクレジット~グラミン銀行~その三~
もう少しマイクロクレジットについて突っ込んで見てみましょう。
なぜ、貧困層に貸して、貸し倒れにならないのか?返済率が高いのか?
システムはどうなっているのか?
この辺りの疑問を考察しているサイトをみつけたので紹介します。
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マイクロクレジット~グラミン銀行~その二~
グラミン銀行は、一般の銀行や高利貸しと何が違うのか?を整理してみると
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マイクロクレジット~グラミン銀行~その一~
写真は ここ から
“金貸し”と言えば、最近では、額に汗しないで、金をだまし取り・金を吸い上げることに長けている“国際金融資本家”が真っ先に思い浮かぶ。身近なところでは、バブル期にはじゃんじゃん金をばら撒き、バブル崩壊後には一気に貸し渋り、銀行自体の倒産の危機が叫ばれると政府の厚い保護を受け(実態は国民の税金)、いくら預けてもすずめの涙しか利息が付かない銀行や、絶対手を出したくない、弱者に付け込むマチ金etc.etc.があげられますが、
本来、あるべき、お金の融資=貸し方とも言うべき、『返済の目処を立てさせる⇒(どうする?)相談に乗り、返済のためのアドバイスを行い=仕事を創り出す→(結果)負の循環から抜け出し自立=活力を生み出している』銀行が東南アジアを始めとして各国に広がりつつあります。今回は、その代表格ともいうべき、
グラミン銀行を紹介したいと思います。
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金貸しが社会起業家を支援する時代になった!
写真はアショカ財団創設者のウィリアム・ドレイトン氏コチラからお借りしました。
るいネットで社会起業家について知りました。どのような財団が彼らを支援しているのか?
いくつか詳しく紹介しているサイトがあったので紹介します 8) 。
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基軸通貨ドルに変わる「CO2本位」!?
基軸通貨ドルが暴落した場合、どのような制度が成立するのか?日本経済新聞の1月11日朝刊に参考になる記事が載っていました。以下に引用投稿します。
・・・「CO2本位」時代・排出権ビジネス乗り遅れ・・・続きを読む前に、いつものポチッお願いします。
『アメリカの共和党と民主党』17 ・・・アメリカの『力の限界から多極路線』へ(2/2)
ケネディが大統領に就任した1958年ベトナム戦争~1962年のキューバ危機をピークにして、米ソ冷戦構造は、限界を向かえた。また、ヨーロッパ戦後復興計画(マーシャルプラン)の終焉により西欧諸国の復興並びに、朝鮮特需による日本の復興、後進国の台頭(中国・中東)などが、冷戦構造(=2極路線)の限界⇒多極化路線を後押しすることとなる。
この前半の流れに引き続き、
アメリカの『力の限界から多極路線』へ(2/2) を展開する。
『アメリカの共和党と民主党』16 ・・・アメリカの『力の限界から多極路線』へ(1/2)
第2次世界大戦終了→敵不在→軍需縮小懸念
→冷戦構造確立→軍需資本主義市場構築→軍産複合体確立
戦争をし続けなければ経済を維持出来ないアメリカの軍部と戦争商売で莫大な利益を得る事が出来る軍需産業が結びつき、軍産複合体と呼ばれるものが誕生した。大戦後のアメリカでは敵の不在→予算縮小→軍縮となるはずなのに、何故か軍事予算は上昇し続けます。一体何故なのでしょうか?
(『アメリカの共和党と民主党』12 ・・・軍産複合体はペテンの戦争脅威で儲ける(1/3))
上記問題提起を受ける形で、今回シリーズを展開します。
第二次大戦後の状況は、アメリカの他国への干与が一時的な非常現象ではなく、
恒常的な現象になった。
それは、米ソの対立が単なる米ソの超大国の対立ではなく、「共産」主義社会と「自由」主義社会
との対立として世界的に受け入れられた為である。
ここに冷戦の冷戦たる所以がある。
Q.この摩り替えは、何故行われたのか?
→戦後の超大国米ソの対立を、「全地球的な体制の対立」として摩り替えたのである。
→冷戦は、現実には武力衝突していないにも関わらず、イデオロギー(観念)的にはまさしく戦争状態
として捉えられ、戦時状態の軍事力最優先主義が共和党政権を中心に行われたのである。
共和党の中心勢力のアメリカ軍需産業資本家(ロックフェラー、モルガン、べクテルetc)にとって、資本家を無一文にする共産主義(特にトロツキストの欧州ユダヤ勢力)は最大の敵であり脅威である。
一方、共産主義との対立は、軍需産業の利権を拡大する上で格好のストーリーだったのである。
(一石二鳥) 😈
しかしながら、ケネディ・ニクソンの時代頃には、米・ソ二極構造というイデオロギー対立の限界(戦争市場の飽和状態)が現われ、多国間での現実的な国力関係が必要となってくる。
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