2020年03月24日

世界を脱グローバリズム→民族自決とBIへ移行させる「奥の院」とは

新型コロナに端を発する未来予測の続きです。

株式市場の下落が止まらない。1929年の世界恐慌も1990年の東京バブル崩壊も、概ね3年くらいのスパンで暴落に至ったが、今回の2020年コロナ恐慌は、これらよりもはるかに速いペースで下落しているのが読み取れる。早ければ今年の夏には第一段目の底に至る可能性もある。

株式市場は乱高下を繰り返し、概ね3段階の暴落を経て崩壊に至る。世界恐慌も東京バブルもそうだった。コロナ恐慌はこのペースだと早ければ1年半の間に三段階目の暴落が来ると考えられる。

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◆世界は民族自決主義の基礎保障制度(BI)へ

日本だけではない。むしろ現在の状況なら欧米のほうが深刻。市場崩壊と大量の失業者を抱えた国家は、遅かれ早かれ国家紙幣による基礎保障制度(BI:ベーシックインカム)に移行する。

中国を取り込んで仕掛けたコロナウィルスを契機にアメリカ(の産業)支配を目論むロスチャと市場経済崩壊と中央銀行の破綻、その後の基礎保障制度への移行は奥の院とロスチャで概ね合意された筋書きだ。それから奥の院はマスコミとネットをロスチャから奪い、人々の共認と観念を支配するだろう。

 

◆奥の院は何を考えているのか

20世紀、ロスチャとロックの抗争によって、世界は人工物質と薬(毒)で溢れかえった。今、人類は精神破壊と肉体破壊の危機に瀕している。精子すら減少し人類存続すら危ぶまれるようになった。

これは、人類共通の危機であり貧富の差など関係ない。奥の院とて例外ではなく、家督を存続させていくためにも健全に存続可能な人類社会の再構築が求めれている。だからこそ自然の摂理に則った新科学をロシアを通じて構築した。今やロシアの科学技術はあらゆる兵器を無力化させることが出来る。戦争のためではなく戦争を回避し平和へ導くための技術だとも言われている。

金貸しを葬り世界革命を実現するのは、奥の院なのかも知れない。

 

◆本当に奥の院は世界平和を求めているのか

まるで救世主のように奥の院を書いてしまったが、本当にそうなのか。奥の院は世界の人々の期待を受けて金貸しを葬り基礎保障制度へ移行させるのだろうか。

古代カルタゴの交易部族(セム→フェニキア人)その後の十字軍遠征の略奪騎士団を祖先とする彼らは、約2200年前にローマ帝国に滅ぼされた歴史を持つ。それが反権力・反国家の小国家共同体志向(モナコ・ベネツィア・スイス等)となった。これまで国家の盛衰をいくつも見てきた彼らは、民衆の暴動こそが自らの存亡危機になることを知っている。

4世紀のローマ帝国ではキリスト教が入り込み国教となったが、もともと多神教だったローマ帝国がなぜ一神教を受入れ政教一致の国家へと切り替わったのか。それはフェニキア人(奥の院の祖先)の資本と巧妙な手口があったからであり、特筆すべきは私有婚を貧民層にも与えたことだ。これにより民衆はキリスト教へ収束し国家は安定につながり、農耕国家だったローマはキリスト教観念と金融の国家へと変わっていった。

民衆に一定の私権を与えて暴動を抑止する手法は、上記の私有婚の導入と、これからの基礎保障制度とが重なって見えてくる。

奥の院は、あくまでも自分第一・家督第一に立脚点を置いた反国家・反権力であり、反金貸し(反グローバリズム)と考えられる。故に、民族自決主義と基礎保障に軸足を切ったと言えるのではないか。(継続追求)

今日はここまで。

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