2008年09月06日

『アメリカの共和党と民主党』20・・・次期アメリカ合衆国大統領は?

『アメリカの共和党と民主党1~19』シリーズ、永らく読んでいただきありがとうございました
シリーズの最後に、今年で2期8年の任期を終えるアメリカ合衆国大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュに変わり、誰が次期大統領になるのか?を予想して終わりたいと思います。
さてさて、現在アメリカでは大統領選が盛り上がって(?)いますが、次期大統領候補をご存知でしょうか
共和党からはマケイン上院議員、民主党からはオバマ上院議員が指名候補となっています。
このお二人、今のところ接戦を繰り広げていますが、一体大統領になるのはどっちなんでしょう :roll:
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まずは、みんなはどう予想するか 周りの人たちに聞いてみました
●マケイン派(共和党)
TAさん♂45歳
マケインのバックにはロックフェラーがついてる。アメリカではやっぱり今でもロックフェラーが強いからマケインが勝つと思う
MSさん♂42歳
・民主党の予備選の盛り上がりに違和感あり。マスコミが報じるのは民主党ばかりでなんか変。これは共和党の何らかの戦略では?
・オバマが並べる政策はどれも「理想的 」で、オバマが大統領になってもアメリカにとって都合がいいとは思えない。
・やっぱりアメリカは戦争がしたいのでは アメリカが生き残るためには戦争=力の原理 で押さえつけるしかない。デビット・ロックフェラーがマケインと組んで、日本に金を出させて戦争をする気。
・「テロが起これば共和党に有利になるとマケインの側近が発言した」という新聞記事を読んだ。これはマケイン陣の頭には既にこのシナリオが入っているのでつい口に出てしまったものと思われる。マケインが大統領になったものとしてのストーリーが既にできている。
TMさん♀36歳
オバマは政策とか、言うことがころころ変わっていくよね~。そんな人信用できないんじゃない
TKさん♂42歳
イラク戦争を継続したいんだったらマケインでしょう。イラクにお金と武器をを出して、アメリカ兵殺害事件を起こす。そして、報復だと称して、イラクに本格的に戦争をしかける→軍産複合体が大儲け。(ネオコンが仕掛け人)こんなシナリオを作ってると思う。
●オバマ派(民主党)
YYさん♂34歳
アメリカは大統領選という茶番で民主主義を演じている!そのためには民主党、共和党をほぼ交互に大統領にさせて一党が政治を握ってるわけじゃないと思わせる必要がある。
オバマは一般人、加えてあの若さで民主党候補に選ばれたという快挙はありえない。これは仕組まれているに違いない
オバマがロビー活動の献金を受け取らないと宣言。仕方なくマケインもそれに追随したが、草の根の支持者が多いオバマほどは集められないと思う。マケインは不利になるんじゃないかな?
KNさん♂41歳
なんとなく。共和党(マケイン)を選ぶ意味がないし、魅力も感じないので。
TTさん♂45歳
今の議会は民主党が過半をしめている。今のアメリカは民主党勢力が強い
参考:上院→民52、共40 下院→民233、共202
TNさん♂50歳
今アメリカは瀕死の状態 最後に黒人大統領にして責任の押付けをしようとしてるんじゃない
WMさん♂42歳
まず、アメリカに支配されている日本で最近行われている戦法は・・・
日本の官僚は賢く、そう簡単にアメリカの言いなりにならない邪魔な存在。なので、最近は議員や大衆を直接支配するやり方に切り替えてきた。それが超党派議員連盟で、これによって薬事法など、年次改革要望書の要求を実現していくつもりだと思われる
この戦法をとっているのがまさにオバマ 大衆の声を聞くとか言っているが、マスコミがそれを先導しているだけ。アメリカの次の支配者はオバマだと思われる。
OTさん♂26歳
オバマを大統領にして混乱させるつもりでは 暗殺説もあるし、またそれを口実にどこかに攻撃をしかけようとしているとか・・・。オバマが大統領になってもやっぱり口実をつくって戦争はすると思う。
AHさん♂63歳
アメリカは民主的→選挙が成熟しているというのがウリ(タテマエ)。だから二大政党制でほぼ交代で政権をとるのが望ましい形。
今アメリカは疲弊しているので、新しいイメージが望まれる。だから政権交代&黒人&若いオバマになる。(オバマは奴隷の子孫じゃないので白人社会で受け入れられている)
これからの8年間はアメリカは崩壊過程に入り、経済もどんどん悪化していくはず。
そこで、国家による財政出動。公共投資、福祉、医療、不良債権の買取(サブプライム等)で国家がジャブジャブお金を使っていくことになる。
そのお金の原資は税金だが、当然税収だけでは足りないので、国債を発行→FRBがドルばらまき→ドル暴落となり不安定な社会となるだろう。こうなると、なおさら民主党が望ましい。(新しいFRB議長はヘリコプター男と言われていて、ヘリコプターからドルをばらまけば需要ができると言っているらしい)
国債の買い手確保のため、軍事力は必要。常にどこかで戦争をして脅威をつくっておく必要あり。
民主党政権とはいえ、軍事国家なので戦争はする。
戦争したくなったら、オバマを暗殺させれば簡単に戦争できる。(イランへ攻め込む口実とするか?)
人物はマケインの方がよくできているけど、今回の局面ではオバマだろう。
補足:ドル崩壊後しばらくは多極通貨になるだろう→決済体制の混乱。日本はアジアとの関係を強化しないと生き残れない
●判断つかない派
YMさん♂41歳
反戦ムードの中、共和党が勝つというのは難しいんじゃない
でも、世論調査を見ると、一貫して上回っていたオバマの支持率にマケインがじりじり近づいてきてる。これはわからなくなってきたぞ。
TSさん♂42歳
・ブッシュが弾劾された。流れは民主党
・ヒラリーがオバマ支持にまわったので民主党内から共和党へ票が流れる心配はなさそう。
・株価がどんどん落ちてドルを持つこと自体がリスクになってきていて、FRBを握るロスチャイルドがついていると思われるオバマは不利か?原油も食料もどんどん高騰してる。これを握るロックフェラーが後ろ盾になっていると思われるマケインが強いか
●副島隆彦氏(常葉学園大学教授)著『連鎖する大暴落』より
次の大統領はオバマだと断言。
・金融財界が二大政権交代体制(=米国民統制)を仕組んでいる。8年共和党だったから次は民主党。
・サブプライム等で米経済の景気が後退しているので、民主党政権が望ましい。なぜなら、保守共和党は元来減税などの緊急財政政策を掲げているのに対し、民主党は、公共事業など政府支出を厭わない。ニューヨーク財界人ももこの経済情勢で政府に巨額の公共投資をやらせたがっている。ドルがどこまで下がっても構わないという政策。
・オバマは黒人ではないと米上層部は認識している。母親はスウェーデン人、父親はケニヤ人(アメリカの奴隷黒人あがりではない)で、学生時代からパトロンに奨学金をもらっていた。パトロンによってハーバードロースクールを卒業し、ハーバードローレビューの編集者まで務めている。これは白人上層部がオバマを認めた証。
・オバマはイラン空爆を否定している。これは自分が育てたネオコンを厄介払いしたデビット・ロックフェラーの真意と一致する。(ただ、アメリカは5年に一度の周期で武器の在庫一掃をしないといけないので、オバマも戦争はやるだろう)
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました
いろんな見方があっておもしろいですね
                                     
まず、アメリカには共和党の牽引で世界一の産業国になったという経緯があります。
南北戦争で勝利したことにより、北部を基盤にしていた共和党は財閥と組み、一気に工業化を進めた
ロックフェラーはこの時期に共和党政権の下、産業分野(石油→軍需)で急速に力をつけた。
ロックフェラーは共和党において最大限に力を発揮できるのです
その後、1960年代あたりから力の限界 が顕在化し始め、現在アメリカの産業は停滞 大きな赤字 を抱え、基軸通貨崩壊の危機 をむかえています。
世界的に見ても、市場は飽和し、縮小過程
第2次世界大戦以降、市場拡大が期待できるのは今やアフリカなどの後進国くらいしか残っていません。
こうした状況の中アメリカは、以下の3つのカードを次々と切ってきました。
(参照⇒『アメリカの共和党と民主党18』・・・窮地に追い込まれ、矢継ぎ早にカードを繰り出す暴走国家へ(1/2)
単独覇権主義(→戦争市場)
⇒戦争を引き起こすことで、軍需産業の利益拡大を図る≪略奪≫
国際協調(多極)主義(→貿易市場)
 ⇒他国の市場へ介入し、自国のものを売りつける。(WTO、FTAなど)≪脅し≫
米英(白人中心)覇権主義(→金融市場)
 ⇒他国の金融市場へ参入し、他国の資本を騙し取るor掠め取る。≪騙し≫

でも、市場の縮小、中国・ロシアの台頭によって、米貿易市場は限界(=
(WTOで自国の農産物を無理やり輸出しようと目論むが、失敗。米貿易市場での先導は不可能な状況に)
それに、サブプライム問題などによって、金融市場の限界は明らか(=
ということは・・・残るカードは のみ
アメリカの産業といえば、農業と軍需産業の2つくらいしかなく、現況から見て、戦争市場で生き残るしかありません
今世の中を騒がせているグルジア問題も、その布石ですね。
・・・というアメリカの現状から見ても、建国史を振り返って見ても、今金貸し達が切望する のカードを切ることができる共和党が次の政権を取る可能性が極めて高い、ということになります。
従って、次期アメリカ大統領になるのは、共和党候補のマケインだと予想します!!
****
こうやって予測が立てられるのも、本シリーズそれぞれで追求してくれたみんな、そして追求する活力をくれた読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました
ここまでくれば、気になるのが、共和党マケインが大統領になった暁には、世界情勢は、日本はどうなってしまうの というところですね。
大丈夫
この投稿の次に、『アメリカの共和党と民主党1~19』の総年表投稿を予定しています。
そしてその次に続くエピローグの中できちんと分析させていただきます。
お楽しみに~
ということで、アメリカの共和党と民主党シリーズ。あと2投稿お付き合いください

List    投稿者 pingu | 2008-09-06 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造6 Comments » 

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コメント6件

 ふしぶじゑ日記 | 2008.11.24 1:51

なるほど、朝日新聞が「構造改革」を後押ししたわけ。自業自得の赤字決算w

朝日新聞社東京本社(ウィキペディアより)
 結局、自分たちも投資に突っ込んでたってことのようで。「構造改革」によってグローバルな金融市場にマネーが…

 benntonn | 2008.11.27 22:01

私は50歳ですが、年齢を重ねると知らず知らずに成果品の程度を経験則から判断してこの程度で良いだろう。と勝手に考えている自分に最近気が付きました。先人は常に掟ではないが、どんな場合でも守る一線があったと思うのですが、これがどんどん低くなり気が付くと意識から消えていました。正に指揮系統を維持させた外圧が消滅するのと期を合わせたかのようです。
このぼけた意識を誤魔化すのにも指揮系統は便利だったと思いますが、今や誤魔化しが会社を潰すのですから指揮系統には何も可能性がないですね。
hongouさんの「指揮系統はその起源から原理的に共認形成とは逆ベクトルを孕んでいる」には納得でした。

 彫師 | 2008.11.29 23:57

指揮系統は生まれた時からあったもの。
何ら疑問も抱かずに今まで生きてきました。
でも、この記事を読んで、その指揮系統が不必要=集団を破壊するまでの危険物だった事に驚きです。
また東洋と西洋の歴史からの成立過程も大変分かりやすかったです。
指揮系統を撤廃し本来の姿に戻す事が一番の可能性であれば、本源集団が残存し、指揮系統に移行してからの歴史が浅い東洋に一番可能性があるなのかな?とも感じました。

 大車輪 | 2008.11.30 0:13

指揮系統の成立過程を考えると、当時の外圧状況下の統合様式の答えだったのだと思います。
しかし、当然外圧状況が変われば適応できなくなることもありえる訳で、少なくとも指揮系統は現在の統合様式としては、答えとなりえていないように感じます。

 本郷猛 | 2008.12.02 20:58

benntonnさん、彫師さん、大車輪さん、コメントありがとうございます。
近いうちに投稿しますが、現在の金融破綻→大不況は共認原理への転換のチャンスであります。逆境こそチャンス。共認原理に転換した方がうまくいく。そういう時代に入ったのでしょう。指揮系統の終焉はその一事象だと思います。

 schweiz hermes bags | 2014.02.02 23:05

hermes xl paket national 日本を守るのに右も左もない | 指揮系統は集団(共認)破壊の副産物では?

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