2015年01月27日

ウクライナ問題、イスラム国問題の背後にロスチャイルドあり

●ロシア・ウクライナ問題とロスチャイルド~メディア王マードックを使ってネオコンを暴走させたロスチャイルド

 

今やロックフェラーとロスチャイルドの闘いは終結し、ロスチャイルドが軍事も含めて握っている可能性がある。その仮説を踏まえて、現在のロシア・ウクライナ問題さらにはイスラム国問題を検証してみよう。

まずロシアのオルガリヒの背後には、ブッシュ一派のみならずジェイコブ・ロスチャイルド一派がいる。

 

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>ソ連を消滅させる上で重要な役割を果たし、ロシアで実権を握ったボリス・エリツィンは西側資本の傀儡。その腐敗したグループと結びつき、国民の資産を盗んで巨万の富を築いた人たちが「オリガルヒ」。その象徴的な人物がボリス・ベレゾフスキー。ウラジミル・プーチンが実権を握るとオリガルヒがロシア政府を支配するという構図が崩れ、多くのオリガルヒがイギリスやイスラエルへ逃げた。ベレゾフスキーもイギリスへ渡った。このロンドンでベレゾフスキーは西側の支配層と親しくなる。例えば、「メディア王」とも呼ばれるルパート・マードック、1980年代に「ジャンク・ボンド」を売りまくってウォール街の敵対的買収を下支えしたマイケル・ミルケン、ジョージ・W・ブッシュの弟でS&L(アメリカの住宅金融)スキャンダルで名前が出てきたニール・ブッシュとの関係は有名だが、それ以上に重要なのはジェイコブ・ロスチャイルド卿と息子のナサニエル(ナット)・ロスチャイルドとの関係だ。ジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティ基金」をモデルにしてアメリカで「オープン・ロシア基金」を2002年に設立、ヘンリー・キッシンジャーやジェイコブ・ロスチャイルド卿を雇い入れている。

>西側巨大資本の傀儡としてロシア国民の資産を略奪したエリツィンの人脈はまだクレムリンに食いついている。ボリス・エリツィンの孫の夫でイスラエル系のオレグ・デリパスカがその中心的存在。このデリパスカはロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受けているが、政治面でも西側との関係を強めている。ネオコン/シオニストの米上院議員、ジョン・マケインと親しいと言われているが、それだけでなく、ナット・ロスチャイルドの口添えで西側の政治家との関係を強めている。

上記のイギリスのメディア王、ルパートマードックとロスチャイルドの関係も深い。そして、マードックを媒介にしてロスチャイルドはアメリカのネオコンにも影響力を発揮していたようだ。

以下はジャパンハンドラーズと国際金融情報 リンク

>マードックもロスチャイルド家の人間に非常に近い。マードックの系列のBスカイBにはロスチャイルドが副会長で所属していたことがあり、本体のニューズ・コーポレーションには、ロスチャイルド・インベストメント・トラストのAndrew S.B. Knightが所属している上、あの元ゴールドマンサックスインターナショナルで中国と関係の深いジョン・ソーントンがいる。ニューズ・コーポレーションは、つい最近までネオコン雑誌の「ウィークリースタンダード」(WS)を使って、アメリカの保守派をコントロールしていた。ところが、経済紙のWSJ(ウォールストリートジャーナル)を手中にして約一年半後くらいに、マードックはネオコン雑誌WSを他者に売却している。WSといえば、ネオコンでユダヤ系のビル・クリストルらが編集部となって、ブッシュ政権のイラク戦争を最後まで支持してきた。いわば、戦争のチアリーダー。その戦争によって、アメリカはボロボロ。債務急増。戦争経済を支えるために、住宅バブルを起こしたという風にも言えなくもない。そのチアリーダー雑誌の持ち主、マードックは、英ロスチャイルドの側の財界人であった。

ロスチャイルドは、ネオコン暴走を誘導しつぶしたルパートマードックの資金源だったのだ。どうもロスチャイルドはアメリカ(ロックフェラー)との闘いを制するために、あえてネオコンを暴走させ、アメリカバブルからリーマンショックを誘発させた可能性が高い。

●イスラム国のバックにいるのはロスチャイルドか

 

そして、昨年からのウクライナ危機、イスラム国問題の背後にも、ロックフェラーのみならず、ジェイコブ・ロスチャイルドがいる可能性が高い。

以下はベンジャミンフルフォード情報 リンク

>西側寡頭勢力とその傀儡政府の間で繰り広げられている地政学的チェスゲームは先週、主にウクライナ、中東と英国における多くの大きな動きに特徴付けられる。これらの動きは今のところ、ウラジミール・プーチンをめずらしく守勢に回らせている。

>おそらく間違いなくロックフェラーとFRB犯罪暴力団の為に働く代理傭兵軍によってウクライナで行われているゲームは今、ロシアの欧州へのガス輸出を遮断する動きであることが明らかになった。初めにウクライナが連銀傀儡政権がガス代金の支払いを拒否したので、ロシアがガスを遮断した時、他の欧州へガスを送るパイプラインが爆破された。

>ロスチャイルドもイラクとシリアを通るロシアの他の大きなガス輸出パイプラインに対して動いた。米支給の兵器を使ってサウジの王子のよって運営されるイラクのISIS軍は彼等が支配する土地を通過して輸出されるロシアのガスを遮断する能力がある。さらに、ナザニエル・ロスチャイルドはISISの北部境界にあるクルドの新国家から石油をイスラエル経由で輸出し始めた。従って、プーチンは今、ロックフェラーとロスチャイルドの二重苦に見舞われていることが明らかになった。

さらに、ルパートマードックとロスチャイルドは連携して、シリアに石油利権を確保しており、ロシアのパイプライン利権と対決していることは、以下の記事からもうかがえる。

リンク

メディア王=ルパートマードックと金融王=ロスチャイルドによるシリア利権保持のためには自由シリア軍という傭兵組織があったが、それが行き詰まったので、ISIS(イスラム国)がつくりだされたと考えるのが妥当なようです。

以下 リンク より

>当初は、自由シリア軍という傭兵組織を使って、シオニストの傀儡政権をシリアに作り、シリア内の石油利権を占領していたのですが、次第に、自由シリア軍が民主主義のためにシリア政府軍(アサド政権)と戦っている、という西側メディアが主張する嘘が世界的に通用しなくなりました。例えば、日本人ジャーナリストの山本美香さんが銃撃、殺害された事件は、自由シリア軍がアサド政権に汚名を擦り付けるために行った自作自演であったこと、また、政府軍が国民に毒ガスサリンを使用したという西側メディアの報道は、実は下手人が自由シリア軍だったという出来事は、西側メディアが信用できないことを裏付ける結果となりました。シオニスト側はシリア攻略の為、新たな看板が必要となりました。そこで新たに作り出しのがISIS「イラク・シリア・イスラム国」ではないかと推測されます。

そして、ぼろぼろになったアメリカではもはやイスラム国をだしにした戦争はできないので、ヨーロッパ=フランスを選んだ、というのが今回のフランスのシャルリー・エブド事件の真相かもしれない。人権問題を理由にした戦争、というのは、ロックフェラー・ネオコンよりもロスチャイルドらしい。

ただし、ロスチャイルドは他方で、BRICSの成長を背景に、ドル基軸通貨体制からの脱出と、新通貨秩序における主導権の奪取を目論んでいると考えられ、ロシアと正面衝突がしたい訳ではないだろう。またプーチンもヨーロッパと事を構えるつもりはないはずだ。ロスチャイルドが主導する軍事的衝突はあくまでも経済利権を得るための手段と割り切っているはず。この結末を考えるためにも、次稿では、ロシアとロスチャイルドの歴史を少し遡って考えてみたい。

 

List    投稿者 mamoru | 2015-01-27 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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