2007年03月24日

新体制ロシア(集権政治への道)

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●プーチン大統領が行っている主な出来事
①外交路線:ユーラシア主義
 イスラム世界・インド・中国寄り、対米英を主軸とした独自路線
      欧州とアジアの両方を体現した特有の存在という独自性のあり方を模索している。
②分権化に終止符を打ち、中央集権化へ(ソ連時代の国家・紋章を復活し強いロシアを標榜)
②’政治権力によるメディア統制・財閥統制が、顕著となる。
新興財閥(オリガルヒ)の財を【再国有化】した。(脱税容疑などをかけロシアの資源産業の70%を国有化)
法整備(エリツィン時代に未整備だった税制改革・年金システムなどを実行)
 *一方で、国民側は、KGB出身のプーチンに、強権の発動で腐敗の一掃を期待。

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《時代の流れ》
■2000年3月『プーチン大統領誕生』
■2001年9月  米 9.11事件
■2002年  チェチェン問題(モスクワ劇場占拠:死者100名以上)
■2003年  米のイラク戦争に反対(独・仏も反対)・グルジアで民主化革命
■2003年10月  ユコス事件 
■2004年2月  モスクワの地下鉄で自爆テロ:死者40名
プーチン2期大統領選挙(得票率71%)
      8月  モスクワ発の旅客機2機墜落
      9月  北オルチア共和国ベスランで学校人質事件:死者400名以上
      11月 ウクライナ大統領選挙(親露)ヤヌコビッチと、欧米寄りのユーシェンコ政権との闘い
          ヤヌコビッチ当選後、『民主化革命(オレンジ革命)』により、再選挙
■2005年1月  ユーシェンコ政権大統領に就任
欧米寄りのオリガルヒに脱税容疑をかけ国有化
(米英系の投資家は、オリガルヒの味方、独はプーチン側についた)
■2006年1月 ウクライナへのガス送付減、ガスの売値大幅△(プーチンの警告
                            ⇔親露であるベラルーシには、ガス安く供給
    ・ロシアの資源産業(国有)株式の半分未満をロシアと欧米で公開。⇒株の値段△
    ・資源産業を国有化することにより、政府の財政黒字化
     ⇒欧米からの借金を返済する事により内政干渉を防御
■2006年1月 ロシアが、主要国首脳会議(G8サミット)で初の議長国になった。
米英による「ロシアの欧州化」の構想が上記事件により頓挫したことで、米英がG8にロシアを加盟させたことの意味も失われた。
プーチンはロシアのアイデンティティに関して「欧州の一部である」という「欧州化」の概念に対抗すべく「ロシアは欧州とは別の、ユーラシアの国である」という「ユーラシア主義(非欧州化)」を強化していく傾向にある。
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List    投稿者 kyupibekamu | 2007-03-24 | Posted in 09.国際政治情勢の分析6 Comments » 

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コメント6件

 SeaMount | 2007.05.07 21:47

初めまして。「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」のトラックバックから来ました。
チャーチルが言ったという、「民主主義は最悪の政治であるが、今まで存在したいかなる政治制度よりマシである」 という言葉をかみしめつつ、最近の日本やアメリカ、あるいはフランスなど状況のことを考えています。「ジャパン・ハンドラーズ」のアルルさんにもいろいろと勉強させていただいていますが、今回の二つのエントリーは、頭を整理するのに役立ちました。
「最悪」としても、それ以上のやり方が思いつかない以上、一番票をたくさん持っている「3.一般の人々(大衆)」が動くしかありません。それは、「便政民営化選挙対策」で分類されたという、「B層」の人達といっていいと思います。
> (当事者意識に目覚めた)人々の発信・発信できる場の形成こそが必要になるのではないだろうか。
B層対策として、ワイドショウへの工作が行われたと言われます。私自身、なんだかダルイ時とか、ワイドショウで時間をつぶすことがあります。そういった部分も取り入れた「場の形成」ができればいいと思うのですが、… 

 にほん民族解放戦線^o^ | 2007.05.08 7:43

ウーゴ・チャベスの国連における名演説(全文)

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=137648(るいネットより)
>●米国の不況をどうしたらよいか…

 Hiroshi | 2007.05.08 21:57

SeaMountさん、こんばんは。僕も「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」よく読んでいます。思えば1年半前の郵政民営化の小泉選挙の際に、なんか世の中おかしいと思い、最初に手にした本が、アルルさんの「ジャパンハンドラーズ」でした。そのときの危機感からネットや本を読み漁って、自分自身ようやく大きな構造が理解できてきた感じです。
>B層対策として、ワイドショウへの工作が行われたと言われます。・・・そういった部分も取り入れた「場の形成」ができればいいと思うのですが・・・
そうですね、ついついTVって見てしまいますよね。・・・・・ただ、マスコミへの不信感はジワジワと膨らんでいるのも事実なので、変わるときにはB層含め一気に変わる予感も持ってます。その時に一気に新しい場を形成!
そのためにも、マスコミのおかしさをどんどん発信することって重要ですよね。
※現代の民主主義の最大の問題は、情報発信の場をマスコミが占拠して、一方的に莫大な情報量を流していることだと思います。とすれば、マスコミに変わる場を形成できるかどうかがカギになると思います。その場は双方向で、だれでもアクセスできるネットではないでしょうか?

 アルルの男・ヒロシ | 2007.05.10 0:15

チョムスキーって、たいしたこと無いと思ってきたのですが、やはり凄いと思ったのは、以下の一節。
(引用開始)
権力に向かって真実を語るという行為に意味はない。ヘンリー・キッシンジャーに真実を語る意味はない-なぜなら彼にはもうそれが分かっているからだ。
『秘密と嘘と民主主義』から
(引用終わり)

 マエ | 2007.05.10 22:40

>権力に向かって真実を語るという行為に意味はない。
ほほーっ。なるほど。
では、真実を語るべき相手は、権力を持たない大衆なんでしょうね。
権力者が隠したがる真実を、単に暴くだけでなく、そこからどう変えていけるか?
その力を持つ「場の形成」こそが、重要だと思います。

 Hiroshi | 2007.05.10 22:59

アルルさん、こんばんは!
「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」いつも、興味深く読んでます。
今の日本の現実とヤバさ、危機感。そして日本や世界と欧米の支配勢力の真実・・・・追求する際にいつも参考にさせてもらってます。
また、そちらにもおじゃまします。

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