2020年08月03日

コロナ劇場第2波・・・市場経済の破壊(その3) 標的はドルとアメリカ

最近と今後の動き(特に米関連)
・6月17日、中国、債務免除を含めたアフリカへの支援表明
・7月4日、米空母2隻を南シナ海へ
・コロナ第2波と合わせるように、7月中頃からドルが他通貨に対して下落。
・コロナ第2波→経済悪化→7月下旬に全米各地で暴動が再燃
・7月29日GAFA公聴会
・7月30日 米シンクタンクCSISが日本の政権内の媚中派(二階、今井)を名指し批判 リンク
・9月末~大統領選討論会
・11月大統領選

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特に重要なのは、7月中旬からドルが下落している点。株は高値を維持しているが、ドルという通貨の信認がさきに崩れている。FRBは金融緩和QEを続けて、企業の資金繰りと株高を維持している。しかし、ドルが下落し始めたことは、QEで緩和すればするほど、ドルの信認が低下していくことを意味している。
また、ドル安が進むと、為替安から輸入品の物価が上がつていき、人々の生活を直撃する。暴動・内乱が大規模になり、アメリカの混乱と分裂状態が進んでいく。

大統領選を控えたこの時期に第2波が始められたのは、偶然ではない。大統領選前に株とドル暴落を仕掛け、トランプのせいにしてロスチャと中国の息のかかった民主党バイデンに有利に持っていく。そして何度か暴落させた上で、アメリカの主要企業を買い取る。GAFAへの公聴会は揺さぶりの一つ。

中国は人民元の普及に余念がない。アフリカ・中東・中央アジアを一体化する一帯一路を着実に進めている。人民元建ての貿易額が増え、石油決済も人民元に変えている。ドルがいつ暴落してもよいように準備している。(ロスチャとも人民元を次の基軸通貨にすることで進めているのか?)

9月にかけてアメリカは、為替・株が暴落し、その後インフレと食糧危機から、今までのものをはるかに超えた、内乱・暴動に入っていくだろう。もはや貧困層に蓄えはなくなっているし、あってもインフレで目減りしていく。
その後中国が一時的に興隆するように見えるかもしれない。しかし、旧来の力の支配の時代は終わっている。
これから起きること ~私権・市場時代の遡り、逆回転現象~
アメリカ解体後、中国も分裂・解体に向かう

アメリカの暴落と混乱中から、一時的にロスチャと中国が覇権を握るかもしれない、しかしさらにそれを上回る世界的混乱(大国の食料危機と内乱・暴動)と収拾策から新秩序が現れる。(目立った動きのない、プーチンは何をしているか?)

by Hiroshi

List    投稿者 nihon | 2020-08-03 | Posted in 06.経済破局の行方No Comments » 

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