権力に従う日本のマスコミスタンスは戦前~戦後とも変わっていない
マスコミが信じられないと言う意見は、もはや国民の共通認識になりつつあります。
ジャーナリストやマスコミはどこを向いて仕事をしているのか、国民の方を向いていないことだけは確かなようです。
そのようなマスコミの姿勢は今に始まったものではなく、戦前は日本政府・軍部、戦後は米国と雇い主が変わっただけ、という記事を紹介します。
るいネット、Nirvanaさんの「ドイツと日本2(KNブログ)-3 アメリカの戦後占領政策 日本には真の意味でのジャーナリストは存在しない」からの引用です。
先ずは応援お願いします。
<以下引用>
【KNブログ:現代史についての雑文その16 ドイツと日本2リンクより転載】
結局、敗戦後ドイツにおいてナチスだけを悪者にする目的で行われたプロパガンダの手法を日本でそのままやろうとしても、日本の実情に合っていないので、このように現実とズレまくった滑稽なことにしかならないのです。
「軍閥」などという戦国大名のような勢力は昭和の日本には存在しませんでしたし、その軍閥が暴力で日本政府を乗っ取ったなどという歴史的事実はありませんでした。だいいち日本は専制国家ではなく民主主義国家であり、選挙で選ばれた議員がいて、国政をチェックしていましたから、軍閥程度が好き勝手など出来るわけがない(ただ軍令が政府から独立しているという制度的欠陥はあったので軍事作戦が暴走することはあった)のです。軍部の中枢を占めていたのはただの軍事官僚で、狂信的なカルトの信者などではありませんでした。
だいたい神道には世界征服の教義などありません。死を精神的に克服するのはどの宗教でも共通の目的であり、神道は殊更に復讐の聖戦を訴える血に飢えたカルトなどとは違います。天皇は絶対神と同一ではありませんし、そのような認識も存在しませんでした。国家が神道を政治的に利用しようとしたこともありません。また日本政府は朝鮮人を絶滅させようとしたり奴隷化しようなどとはしていません。
(中略)
こうした当時の日本人なら誰でも知っている現実を全く無視したような荒唐無稽なプロパガンダを維持していくためには、米軍はドイツの場合とは比較にならないほどのエネルギーを費やして言論統制に励むしかなかったのでした。つまり、明らかに嘘だと分かっていることでも、白を黒だと言いくるめてしまう、いやもう強権で押し通してしまう必要が生じてくるのです。
なんてことはない、戦時中に日本政府や軍部がやっていたのと同じような言論統制を米軍もやったのでした。彼らのやろうとしているプロパガンダに都合の悪い情報が出来るだけ日本人の目に触れないように大規模に検閲を行って情報を操作したのです。そのために戦前に日本政府が作り上げたマスコミ統制システムがそのまま活用され、日本のマスコミは米軍の監督下で日本国民を騙し続ける工作機関と化し、日本国民や日本政府が米軍の情報統制から外れないように監視することになりました。これが戦後日本マスコミの独特の言論スタイルや報道スタイルに繋がっていくのです。
こうして戦後、米軍の指令によって日本マスコミは嘘情報を垂れ流し続け、真実の情報を隠蔽し続けました。逆らえば潰されるし、そもそも逆らうことが出来るシステムではありませんでした。また、彼らはもともとそのように隠蔽したり騙したりするために日本政府によって作られた機関なのであり、真の意味でのジャーナリストなどではありませんでした。そういうジャーナリストは大正期の終わりに日本からはいなくなっていたのです。だから雇い主が日本政府から米軍に変わったところで、彼らのやることは同じであったのでさしてその職務に抵抗はありませんでした。
<引用終わり>
戦前~戦時中に日本政府や軍部が行なっていた情報操作を、戦後米国が日本のマスコミのスタンスを利用してそのまま活用していった、というのは納得です。
戦後は民主主義という衣を纏い、分かりにくくはなっていますが、マスコミが米国の手先であることは一貫しています。
hermes bags czech | 2014.02.01 20:01
website hermes bag indonesia 日本を守るのに右も左もない | 『国際金融機関はどうなる?』の中間整理 1/2