2018年04月06日

国家紙幣による経済運営② 為替競争 ⇒世界的にも追求力・同化力の時代へ

国家紙幣による経済運営とは? の続きです。

ロシア・中国主導の金融市場の暴落(株式市場・国債市場)→国家紙幣化がこの1~2年で行われた場合、日本も追随すると考えられる。
国家紙幣による経済運営で重要なものさしになると考えられるのが為替である。

●為替競争の時代へ
国家紙幣による経済環境では、為替が高い分、通貨の国際競争力が強くなり、大量の紙幣を発行できる。そうすれば、他国の資源や消費財などを安く輸入できるだけでなく、自国内で活発な公共投資も可能になる。為替が弱ければ、国家紙幣があまり発行できず、かつ輸入も限られて貧困国に転落する。各国は競って自国通貨を高くしようとするだろう。
各国の経済力の指標は、現在のGNPから為替に転換する。

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※現在安部政権は、日本は“貿易立国”だと言いながら貿易に有利なように円安誘導を行ってきたが、一部輸出大企業のために自国通貨を弱くしてどうする?輸出は日本経済の2割程度であり、日本は内需大国。現在でも円高のほうがメリットが大きい。
・円高にしたほうが、デフレ→物価は安くなり、一般の人のメリットは大きい。
・円安で優秀な中小企業が外国企業に安く買い叩かれている。
>中小企業「黒字廃業」相次ぐ 東南アジアで買い叩かれ、ものづくり現場は焼け野原 リンク
このように円安政策はある意味売国政策だし、現在求められている先端でのイノベーション・革新のための、いい意味での圧力ともなる。

☆為替競争の時代なにが求められるのか?

先回の記事 国家紙幣による経済運営とは?では、“いかにして国民総体の活力を上げるか”・・・が重要な視点であることが分かりました。次に国家紙幣による国家間の為替競争の時代になると、それに加えて、国民総体の創造力・追求力の差が結果的に為替の格差となって現れてくると考えられます。追求力に優れた民族が優れた製品やソフト、サービスを創造して勝っていく時代になります。

その民族とは?どんな民族を思い浮かべますか?技術力や発想力に優れた民族?
前提として追求力の前提として重要なのは、世界の人々が必要とすること、期待していることに応えられるということ、そのために人々に同化する力が必要になります。そんな民族。

・・・・そう、最右翼が日本人だと思います。縄文の昔から江戸時代まで、お金よりも、みんなが必要なことをごく当たり前のようにやってきたのが日本人。現在の日本人もその血を受け継いでいます。民族的な資質は本当に変わらないのだと思いました。
日本の技術力が世界的にすごい本当の理由

※なぜ追求力の時代なのか?さらに追求力を高めるには?時代認識は必見。
企業の『追求力』を高めるには?-1- なぜ「追求力の時代」なのか?

※力の原理⇒武力の時代は終わり、必然的にアメリカや中国型の国家は衰えていくと考えられます。その触媒になるのが為替競争
また中国のように技術力を金で買ったり手っ取り早く盗んだりコピーしたりしていくのも負けていく。同じようなことはどこの国もできるから。真の同化力・追求力から発想していく民族、日本や北欧などの国が伸びていくと思われます。
(古い力の原理により縋って生きながらえてきたのが、朝鮮発の日本の支配層。彼らは大国に擦り寄って生きるしか発想がないから円安誘導の発想しか思い浮かばない。彼らの先も短いと思う。)

(by Hiroshi)

List    投稿者 nihon | 2018-04-06 | Posted in 09.国際政治情勢の分析, 12.現代意識潮流No Comments » 

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