第二次大戦への疑惑 プロローグ2 欧州奥の院・金貸しは一貫して帝国・国家を解体してきた。
第二次大戦への疑惑 プロローグ を投稿して以来、やや時間が空いてしまっている。
第二次大戦に入る前にやっておくことがある。
戦争の決断を下した天皇、天皇に役割を与えている世界の解明である。
毎日静かな朝を迎えていた“特殊世界人”の一人がべラスコだった。そしてもうひとりには天皇がいた。日本のヒロヒト天皇である。表向きには敵対関係だが、二人は虫けらのように死ぬ役割の国民大衆とは違って、生き延びる(生き延びなくてはいけない)御役を“特殊世界”から格別に仰せつかった“幸運な操り人形たち”だったのである。
金貸し勢力のスパイの証言(1)~国際的三重スパイと昭和天皇~ より
このスパイベラスコと天皇に役割を与えている“特殊世界”とはどういう世界なのか?誰が構成しているのか?
大きな構造を把握するために、第一次大戦までの金貸し勢力の、世界史上での大きな流れを整理する。
第一次大戦までの金貸し勢力の大きな動き
・697年 ベネチア共和国設立(源流はセム人の一派であるフェニキア・カルタゴ→ローマ)
・962年 神聖ローマ帝国(この頃、教皇の権威絶大、王の推戴権を持つ)
・1096年~1270年 十字軍、イスラム・ビザンチンからの略奪。しつこく7回も。
・1550年~アメリカ大陸侵略、大量の金銀略奪、資金力拡大
・1618年 ドイツ30年戦争 ハプスブルグ家に対する黒い貴族(サヴォイ・ヘッセン)の戦争。
貴族側の勝利。スイス独立、ハプスブルグはオーストラリアに封じ込まれる。
・1642年 英、ピューリタン革命(金貸しによる王政崩し)
・1694年 イングランド銀行設立
・1776年 アメリカ独立
・1789年 フランス革命(大衆を扇動してブルボン王朝潰し)
・1803年 ナポレオン戦争、ロスチャイルド登場
・1914年 第一次大戦
ポイントは、
1.元祖金貸しは、黒い貴族。フェニキア・カルタゴ発→ベネチア建国→北イタリアへ。
教皇や王族に戦争資金を貸し付けて利益を得ていた。
ここに、金貸しが国家に金を貸し、国家を裏で支配するという仕組みの原点はベネチア・黒い貴族にある。
2.ローマ教会巻き込み → 十字軍(しつこく7回も)。十字軍の目的は、イスラムからの略奪。
仕組んだのは、ベネチアの金貸し黒い貴族。彼らの狙いは豊かなイスラム、ビザンチンからの略奪と交易路の確保。
そのために狙いをつけたのがローマ教皇。
中世は、宗教的権威を力の源泉にローマ教皇のほうが王族や貴族より強かった。
教皇の命令には逆らえなかった。その教皇を利用して、十字軍を指示させた。
ローマ教皇は、イスラムよりは並立するキリスト教権威、東ローマ教会を潰したかった。
王族・貴族は借金(渡航費用や軍備)して参加。ベネチアの金貸し(黒い貴族)は彼らにその金を貸して準備させた。
→貴族を組織化するために、騎士団(テンプル・ヨハネ・マルタ騎士団)を構成、殆どの貴族を配下に組み込んでしまった。
ヨーロッパが小国に分かれ、その貴族・王族のトップに黒い貴族が君臨するという特殊な構造がこの時代に形成された。
※その際従わせるために、一番重要なのは諜報力、次に軍事(傭兵を管理部隊):ヘッセン・サヴォイが元締。
ex今でもモナコはサヴォイの国、小国だがだれも手出しできない。
3.近世に入り、イエズス会設立(1534年)、一方で宗教改革を仕掛ける。黒い貴族は、ローマ教会内外から教皇を動かす。
4.大衆先導に成功すると、革命を起して王家を追い払い民主国家として支配(→近代国家)。
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まとめると
★このように、欧州の奥の院・黒い貴族は、一貫して帝国・国家を戦争に誘い込み、解体してきた。イスラム、ビザンチンに続いて、神聖ローマ、インカ帝国やムガル帝国、清帝国という世界的な帝国解体もその延長上。その上で傀儡or民主政権を樹立して支配。
★ロスチャイルドの登場はナポレオン戦争以降の200年くらい。それまでは黒い貴族(セム人の貴族主導)。イングランド銀行は、黒い貴族の持ち物。英王族も配下。一般貴族は、彼らに出資しておこぼれに預かる構造。FRBの設立も同じ。
★革命勢力(市民勢力や軍閥)は、金貸し(ロスチャイルドや後のロックフェラー)の配下。
明治維新の長州・田布施一味も、現在のイスラム国も同様。
●指揮系統を整理すると、
黒い貴族(セム人=サヴォイ家,ヴェルフ家,ヘッセン家,他?)=元祖金貸し・奥の院(金主Ⅰ)
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. | | 貴族・王族(金主Ⅱ、ハプスブルグetc)
教会・学会 金貸し(ロスチャイルド・ユダヤ)
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. 革命勢力(市民勢力、軍閥、田布施)
冒頭の“特殊な世界”からの指示というのは、この構造を示していたのだろう。
三重スパイベラスコは、奥の院からの直接スパイだろう。
※ただ、天皇は田布施一味でもありかつ貴族・王族的な立場でもあるという二重性がある。
次回、ロシア革命~第一次大戦を扱う。
(by Hiroshi)
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