脱「強制圧力」の意識潮流
前回記事 このがんじがらめ感・・・国や制度への違和感、半端ない。 の続編、
今回は突破口です。
●ヤル気の出ない世界 vs 元気な世界
・義務感、やらされる感、面倒くさい、~しないと怒られる感、仕方ない感・・・
つまり学校や役所、警察、裁判所の世界。
会社での仕事でも命令されるとこんな気持ちになる。
対照的なのが
・楽しんでやっている、一緒にやる、こうしたらもっと良くなるといつも工夫したくなる、
人から期待されたときの元気さ、仲間や自主的にやっているサークルとか起業の世界、
会社や仕事でも人のやる気をガ~ンと上げてくれる人がいる。
この対極の世界、なんで2つの意識世界がある??
どっちの世界で生きたい?
●強制圧力の構造を掴む
なんで、こんなに対極的な意識が生まれてきたのか?
前回の記事で
>答えは、国家の形成過程にある。国家は約3000年前、略奪闘争・戦争の勝者が作り出した。力による支配機構。力の原理⇒身分序列制度によって社会を統合してきた(力によって税金を収奪し、身分上位に富が集中する)。上記のものは、全てこの強制圧力機構であり、奴隷管理のためなのだ。
3000年前の戦争開始で上に富が集中して、上の言うことを聞かなければ生きていけない社会が出来上がった。下手すると殺される、身分も食い物も上から配分される。強制圧力に従わざるを得なかった時代と言える。この時代はなんとか身分上位に行って少しでも豊かになろうと努力する、それが活力源だった。学歴社会も同じ構造で、誰もが私権に収束することで統合されていたのだ。
対象的に国家が形成される前までの原始時代までは、人間の意識はみんなで楽しんでやる、自分より相手やみんなのことを考えて動く時代だった。原始時代、貧しかったと思うが、いつもみなでどうする?と力を合わせて生き延びた時代。自然だって共生対象で、おなかが空いていても決して無理な収奪はしなかった。・・・宇宙や植物、人、全ての対象に感謝し、充足していた。
・・・だから現在、2つの対極的な意識が存在しているのだ。
現代後者の意識が強まってきたのは、決定的な時代変化だと思う。
それは1970年ごろの豊かさ実現により、“飢え状態”→従わざるを得ないという本能的条件が消えたからだ。
そして、それに危機感を覚えた国家側が、強制圧力(制度・法律)を強めている。
●空洞化していく強制圧力から脱出する
国家機構や序列体制(ex会社上下関係)が人工的に作り出す、この強制圧力感をどう乗り越えるか、どうかわすが?が日々の一番の課題!この構造を明確に認識して乗り越えよう!分かってしまえばしめたもの。みんなそちらの方が活力沸くから、そういう人を見ると魅力的で人も仕事も集まってくる。
●突破口は?
①上記強制圧力の構造をつかむこと。学校や法律が生み出す強制感やダマシ観念から脱出。
②周りの期待、相手の期待をつかむこと。さらにはそれらが集合した人々や社会の期待の意識潮流を掴むこと。
→そうすると、古い強制圧力・制度の場から、新しい、共生空間の場へと人間関係・仲間関係が移行する。脱出できる!
最後に、そうやって社会や人々、身近な人のことを考え、活力UPし、回りも活力UP。そうやって時代を変えていく。そんな時代がやってきた。
期待を捉え、考え、追求し、動いたものが勝つ、新しい場を作る。
そこに人が集まる。時代は動いている。
(by Hiroshi)
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