2022年06月30日

言葉の起源:ことばは、世界と身体をシンクロさせるために生まれた

人の知能は、身体性と同類認識に根ざしている

・先の記事で、原始生命→哺乳類→原猿→類人猿→原始人類に至る「身体感覚と知能の進化」を(ざっくり)たどりました。
・数億年の塗り重ねの上に、人類固有の「言葉=観念機能」が登場、人の知能は飛躍的に進化スピードを上げることに。
・「言葉と身体の共創関係」。頭でっかちな知識から創造性は生まれない。常に身体の存在を意識し自らの言葉で語り続ける。身体知を学ぶには、実は言葉が重要な役割を果たすことを述べました。その続きです。

■人はいつ、なぜ、言葉を使い始めたのか?

これはまさに「ヒトが誕生した瞬間」とも言えるのですが、ことばの起源はいまだ明らかにされておらず、人類史最大の謎(ミステリー)とされています。

★ここでの仮説は、【「未知なる世界」(宇宙)と「身体」(からだ)をシンクロ(一体化)させるために、音声・リズムそのものが持つ「触感・波動」を導きとして探索を重ねた、その結果、言葉が生まれたのではないか?】というものです。

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  投稿者 fuji-m | 2022-06-30 | Posted in 14.その他No Comments » 

子どもたちの活力衰弱の突破口は?(Part2)~若者の活力が高い国はどこ?~

若者の活力衰弱の突破口を探る上で、今回はあるデータに着目してみました。
そのデータは、若者の意識調査の国際比較(内閣府による実施)。
『活力』に関係の深い項目をピックアップして見てみましたが、非常に象徴的な結果となっていました。

データは、日本・韓国・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・スウェーデンの7か国による比較ですが、みなさんはどの国の若者が一番活力が高いor低いと思われますか?

以下の意識調査結果(平成26年度・平成30年度の2種類)をご覧ください。

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  投稿者 syu-masa | 2022-06-25 | Posted in 17.これからの教育No Comments » 

【世界の力を読み解く】米国の軍事同盟は限界か?/最終防衛ラインまで撤退状態

今回のウクライナ戦争のきっかけとなったのはロシア・ウクライナ間での問題ではなく“NATO”を通じて米国がロシアを挑発したことにあります。

そもそも“NATO”とはどのような同盟なのでしょうか?

NATO(北大西洋条約機構)
第二次世界大戦後に共産主義とソ連の脅威に対抗するために、イギリスとアメリカが主体となってヨーロッパ諸国の多国間で結成された軍事同盟。これに伴いドイツやトルコなどヨーロッパ各地に米軍が駐留している。冷戦後は域外紛争も対象としており、米国主導のもと、アフガニスタン紛争やイラク戦争にもNATO加盟国は参加している。12か国で始まったNATOは現在29か国までに増えている。

実はトランプ政権時代に米国は、NATOに対しては否定的な意見立場にいましたが、バイデン政権に戻って以降に今回のウクライナ戦争からも分かるように積極的に関与して、戦争を引き起こしました。
現在米国はひどいインフレに晒されており、財政的には危機的に状況です。戦争商売を仕掛けてでもドルの地位を守ろうと必死であることが見えてきます。
今回記事ではNATOのような軍事同盟が他にはどのようなものがあるのか、そこからの今後の展開を考察していきたいと思います。

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【日本列島を一つの会社と捉え地方産業を活性化させる】

本来競合関係にある企業が協業し、新しいバリューチェーンを構築する事で、衰退を続ける地方産業、特に第一次産業を再生させる兆し現れてきています。

バリューチェーンとは生産・流通・販売というフレームワークの中で、自社の強みを可視化し、企業間競争にどうやって勝っていくかという考え方ですが、新しいバリューチェーンの形は企業内とどまらず、日本列島をひとつの企業として捉え、生産・流通・販売の各フレームワークをその業態を得意とする企業が担い、商品を高付加価値化していくという動きです。

その最先端事例として挙げられるのは(一社)離島振興地方創生協会(以下、離創協)です。

https://risokyo.or.jp/ (さらに…)

  投稿者 hara-dai | 2022-06-22 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

物流業界における新たな価値。そのヒントはモノ・人・情報が一体となった「流通のありよう」にあった

物流需要の高まりに反して、疲弊していく物流業界の課題と、新たな可能性を考察してきました。

・参照①:物流網の再構築が猛スピードで進んでいる。安さと速さに代わる新たな価値を見出せるか。

・参照②:変わる生産と消費の繋ぎ方  物流が向かう未来の姿は?

厚労省主導でドライバーへの配慮を呼びかけ福利厚生を充実させる運送会社も現れてはいますが、担い手が今まで以上に「待遇」「給与」に敏感になるだけで、疲弊感は増す一方です。この閉塞感は「速さ」「安さ」を追い求めた結果なのであり、新たな価値を見出さないことには世間評価も変わらないでしょう。

物流業界における新たな価値とは何なのでしょうか。

それは効率のみを追求してきた近代よりも前にヒントがありました。江戸時代の飛脚、縄文時代の贈与NWなどから見えるのは、モノ・人・情報が一体となった「流通のありよう」です。ここから現代の宅配サービスは、モノを届けることに特化してきましたが、それは「モノ」だけが切り離された状態と捉えることができます。

今回は、宅配便のルーツとされる飛脚に迫り、物流におけるモノ・人・情報の一体化を考察したいと思います。

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  投稿者 momoki | 2022-06-18 | Posted in 10.日本の時事問題, 14.その他, 18.市場経済崩壊後の新社会へNo Comments » 

【日本の活力を再生する】働くしあわせをつくりなおす企業~若手社員のやりがいとは~

いま、マーケティング業界で注目の的となっているジェネレーションZ、通称Z世代の若者たち。
こういった業界に限らず、彼らの生態=意識潮流を探り・掴むことは、“企業”にとっても大きな課題となっています。
他世代社員と若手社員との「働く」ことに対する意識差を掘り下げ、「働く」ことの本質とは何なのかを一緒に考えていきましょう。

経営層とZ世代新卒社員における、意識のズレ

≪中小企業においては事業承継が課題となっていること、また、上場企業においてはコーポレートガバナンスコードにより経営人材の後継者計画の策定が求められている≫
(『日本企業の経営課題2021』  調査結果速報https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000016501.html
≪どんなに楽しい仕事であっても、チルっているマイペースな彼らはプライベートの方が大切で、プライベートを超えるほど魅力のある仕事はそもそも存在しない……これがZ世代の多くの考え方である≫
(Z世代~若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか? 著 原田曜平)

一般論として問題視されているのは上記のように、経営層側の「後継者づくり」の課題意識と新卒社員側の「プライベートの楽しさ優位」の意識から生じる転職活発化と後継者不足といったあたりでしょうか。 (さらに…)

  投稿者 fuji-m | 2022-06-17 | Posted in 12.現代意識潮流No Comments » 

変わる生産と消費の繋ぎ方  物流が向かう未来の姿は?

ネット通販が浸透し、いつでもどこでも欲しいものをすぐに届けてもらえることが当たり前になった。配送される物量は増え続け、コロナ禍での在宅需要でさらに増大している。人々は利便性を享受する一方で、商品を届ける宅配の現場は、担い手が常に不足し、人材の活力問題も逼迫している。

今や日常生活を営む上で欠かせない社会インフラとも言える物流業界が、安さと速さの競争圧力の中で疲弊し続けていくしかないのだろうか。その突破口を近代の物流史を俯瞰し探ってみたい。 (さらに…)

  投稿者 misima | 2022-06-15 | Posted in 18.市場経済崩壊後の新社会へNo Comments » 

【日本の技術の神髄から学ぶ】~金属加工・製鉄①~日本のモノづくりの可能性。

近年、ウクライナ紛争による影響で鉄鋼や木材の調達が困難になったことで価格が高騰。建築業でいえば2~3割ほど価格が上がり、事業の成立そのものが危うくなっている状態です。
建築業に限らず、これら国外で起きる突発的な事態はモノづくり全てに大打撃を与え、生産力を下げることになりますが、日本のGDPの2割を占め、いまなお重要な基幹産業となっている日本のモノづくりの生産力の低下は、日本そのものの危機でもあるのではないでしょうか。

今のままではなく、これからの「日本のモノづくりの可能性」について考えていく必要があると思います。

ではそもそも、なぜこうなったのでしょうか?

原因を遡っていくと20 世紀末からおきた製造業の「グローバルサプライチェーン(供給連鎖)」の発展に辿りつきます。

グローバルサプライチェーンの強みは、製品の原料調達から消費活動を世界レベルで捉え、国外で安くモノを作り、自国に仕入れ高く売る効率的な仕組みをつくることにあります。
しかし、コロナのようなパンデミックや紛争など国外で突発的に発生する課題によって、容易に供給が破綻、強みであった安く作ることが困難になりつつあり、国外に生産力を依存していることの危うさが浮き彫りになりました。

21世紀は今後さらに何が起こるかわからない不確実性の高い時代に突入していきます。
グローバルサプライチェーンに依存しつづけることは困難です。

では、これからの製造業はどのような仕組みが良いのでしょうか?またその中で、日本のモノづくりの強みや可能性は何で、どうしたら勝っていけるのでしょうか?
世界で活躍している「日本のモノづくり」ついて見ていくことで、可能性を探っていくとともに、モノづくりに限らず普遍的に『日本の技術の神髄から学ぶ』べきことを見出していきます。

初回は「日本の金属加工・製鉄技術」について見ていきます。

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  投稿者 suga-masa | 2022-06-12 | Posted in 17.これからの教育, 18.市場経済崩壊後の新社会へNo Comments » 

物流網の再構築が猛スピードで進んでいる。安さと速さに代わる新たな価値を見出せるか。

 

物流網の再構築が猛スピードで進んでいる。なぜいま物流なのか?その先にある未来は。

今、日本経済は50年ぶりの円安と言われるほど、円は世界の通貨の中でも「安く」なっている。原材料や資源の多くを輸入に頼っている日本は、円安により物価が上昇し生活を圧迫するという問題指摘も度々目にする。

確かに80~00年代にかけて、日本の工業生産は安い人件費を求め、次々と生産拠点をアジア圏に移していった。海外で大量に生産し、国内で大量に消費するという構図だ。その結果、日本では産業の空洞化が課題となった。そして、コロナ禍においては、世界の物流が停止することで、供給網を絶たれるというなんとも脆弱な供給体制が露呈した。

そして、ロシア・ウクライナ戦争による資源の供給制限という理由から、全面的に資源にマネーが流れている。中でも円は下がり続ける一方だ。

消費と需要だけの関係で物が売買が決まる時代ではなくなり、そこに供給体制、つまり物流・流通が支配権を強めているといえる。(参考:建設資材の急激な高騰は、製造業の国内回帰の後押しとなるか?

その中でも、国内の物流分野の現状の課題は大きい。

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  投稿者 yamane | 2022-06-11 | Posted in 10.日本の時事問題No Comments » 

主婦から始まる日常追求~コロナ禍を経て本質を求めだしている~

最近感じるのがコロナ禍を経て 、主婦たちの意識や行動が 「本質を求める方向 」に変わってきているのではないかということ。

緊急事態宣言や学校の休校 、テレワークなどで、主婦たちを取り巻く 環境 は大きく 変わりました。

これまでと同じやり方では生きていけない。

そんな思いが根底にあ り、日常生活の延長で追求を始める人が増えてい ます。

もともと食の安心 、安全に 興味 を持っていた知り合いの主婦が、これからの子供たちの食を守っていきたい と思い 、週末に農業を始めました 。
肥料や農薬を使わずに草を 堆肥にする自然栽培 。環境を痛めつけることもなく、農家を泣かせることもない農業 。未来につないでいく 活動をどんどんやっていきたいと、精力的に活動 しています。

その他にも、 本質を求める動きは増えています。

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  投稿者 kitaguti | 2022-06-10 | Posted in 12.現代意識潮流No Comments »