2018年05月01日

朝鮮半島と世界はどこに向かうか

先日の北朝鮮と韓国の首脳会談では、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」に署名、これで朝鮮半島は、和平へと大きく前進。最大の焦点である「北朝鮮の非核化」については、南北は完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現する共同の目標を確認した、と明記。6月初旬に行われるであろう米朝首脳会談に向けた布石を打った。

一方、この歴史的な会談の影で、中国とインドの首脳会談が行われていたことは、あまり報じられていない。以前のエントリーでもお伝えしたが、今、世界情勢は急速に様変わりしようとしている。

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◆「北の非核化」から「南北の非核化」にすり替わった合意

今回の南北首脳会談で両国が「南北=朝鮮半島の非核化」について合意した。北朝鮮は、自国の核実験施設を閉鎖することを米朝首脳会談に向けて宣言もしており、北朝鮮に非核化の意志があることは、事前に周知されていた。

ところが、いつの間にか「朝鮮半島の非核化」となっていたことに、読者諸兄はお気づきだろうか。

これは【北朝鮮の非核化に加え、在韓米軍の撤退も実行される】ことを意味する。

つまりアメリカとの間に、北の核による脅威を取り払うのならば、韓国にある米軍の核を撤退させる、という合意あるいは取引があったということだ。これで、韓国にある核兵器は、グアム・ハワイにまで遠ざけられることになる。日本は非核3原則があり、原則として核を持ち込めないため、韓国から撤退する核は、日本に置くことは出来ないからだ。

極東において米軍の核が撤退する。これを仕組んでいるのは習近平とプーチンであり、この二国とトランプが、この状況の下地を作ってきたと言える。

 

◆南北首脳会談は、中国・ロシアの影響下にあった

この会談の前に、金正恩は、習近平と極めて友好的な会談を終えている。上記、北の非核化→朝鮮半島の非核化については中国による水面下での動きがあったことは想像に難くない。その習近平は、南北首脳会談の最中、武漢でインドのモディ首相と会談を持った。

モディ首相と習近平は、市内の「公園」で楽しそうに会談している姿が中国メディアで報じられているが、この「公園」での会談は、北朝鮮・韓国首脳が40分間にわたって「公園」で座りながら会談している姿と瓜二つ。南北首脳会談の公園会談は、突発的と報じるメディアもあるが、あの会談場所には予め2人分の水とコップが用意されていた。こうした一致からも、南北首脳会談の中身を仕組んだのが中国であることを裏付けている。

もちろん、ロシアがここに絡んでいるのは言うまでもない。今、ロシア・中国・インドという大国同士の民族自決主義による結束が、日増しに強くなってきている。ここに朝鮮半島が組み込まれるのは、時間の問題だろう。

 

◆世界は、アメリカ(旧勢力による覇権)の崩壊に向けて準備をしている

今後、朝鮮半島は米軍の核の撤退、在韓米軍の軍事行動の停止、ひいて在韓米軍そのものが韓国から撤退を余儀なくされるだろう。勢力縮小に向かう米軍は、CIA・ネオコンら旧勢力の衰退そのものを意味する。(このとき、在日米軍はどうなる?)

また中国は、3月から原油を人民元立てで取引を始めている。今後、世界の各国は、脱グローバリズム⇒民族自決主義への大転換の潮流から、ロシア・中国を中軸とする新勢力との結びつきを強化していく。すでに歩調を合わせている国々は多々あり、やがて決済通貨はドルから元へと移っていく。

旧勢力による覇権は、軍産も経済も目に見えて衰えている。つまり、アメリカ(旧勢力による覇権)の崩壊は、もはや時間の問題となっている。

今や、ドルの暴落を待つだけの状態にあり、世界はその時に向けて着々と準備を進めている。

 

(by  ken)

 

 

 

List    投稿者 nihon | 2018-05-01 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配1 Comment » 

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コメント1件

 2310 | 2018.05.05 14:47

なるほど、安倍が憲法改正に走るわけだ。
自衛隊は違憲ではないという方向への改正は、朝鮮半島からの米軍撤退で、日本は自国で防衛しろ=自衛隊を軍隊に格上げしろというのだろう。
そのための憲法9条の改正だろう。
半島から米軍撤退→日本自国防衛→日本からの米軍撤退→極東での米国の支配を撤廃→中国の覇権・極東各国の属国化の方向か?
日本では、国民が憲法改正に首を縦に振らないことも想定済。
さて、極東の覇権はどうなるのか?

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