2018年06月10日

手段を選ばない人工バブル、旧層の思考停止社会、・・・・しかし、根底からの激動期に入っている

好景気の演出、東京一極バブルの進行。東京5輪の建設投資、株価による金融・バブル消費・・・一部の業種はすこぶる景気がいい。建設会社などは政府の休日増加策を逆手に取って、建設費高騰の理由にしている。それに人口減・高齢化が合さって、人手不足から人件費の高騰となって現れている。人件費が上がるのはいいことだと思うが、その原資となっているのは何か?

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●支配層は相変わらず、市場拡大しか頭にない。バブル維持の為には手段を選ばず
その最大の手段が中央銀行、原資は国債。
・中央銀行が株や債券、不動産信託(ETF)を買いまくって、株価を支え不動産バブルを起こしていること。
中央銀行による金融資産購入はいつ終わるのか
日銀が相場に史上最高額の介入、もうむちゃくちゃだ!

・GPIF年金運用による株買いまくり。
日本人の将来のための年金も投入されている。
アメリカ軍事企業の株もかなり買わされている。日本政府は誰のために動いているのか伺い知ることができる。
GPIF年金運用 軍事上位10社の株保有 本紙調べ

●問題は、すべてが借金(国債)頼りであること
国債は打出の小槌なのか?これまで約50年に渡って、市場の支配者:金貸しとそのお代官である官僚は1000兆円もの資金を人工的に市場に注入して見せかけの「経済成長」を演出してきた。・・・しかし、バブルは必ず崩壊する。
それも知らずに、休日ばかり増やしていく。そうして活力衰弱している最右翼が公務員・銀行・大企業。
かれらは楽な生活が出来ていいと思っているかもしれないが、その生活基盤の源泉が、国の借金・国債に頼っている構造であることを知っているのだろうか?また、公務員志望や大企業志望の学生も多いが、彼らはこのような構造を知っていて志望しているのだろうか?
※国債の原資は将来の国民の税金、それを先食いしたところに生きている。

●思考停止社会
お金と休みという価値感。それは政府が奨励している市場拡大という軸と全く一緒の価値軸であり、旧価値(私権獲得上)の価値でしかないから、活力が沸かない、惰眠を貪る方向にしか向かわない。

社会を動かしているエリート(官僚)が頭がいいから、ちゃんとみんなのことを考えているかと思うと大間違いである。
最も思考停止しているのがお上・官僚、彼らは試験勉強という丸暗記しかできないから、敷かれたレール上を走るしかない。
恐ろしいことにこの50年間、社会は「市場拡大絶対」という【妄想】で動いてきた

官僚が恐ろしいのは、それに試験勉強で勝つ=周りを蹴落として自分の点数を最大にする→自分の利益しか考えていないことも考慮する必要がある。
このようにトップの官僚から、勝ち組みといわれる大企業・公務員まで、旧パラダイムに染まって思考停止したまま。(そして、学校教育を通じて子供たちに伝播されていく)。・・・その結末・証拠が、天文学的な国の借金1000兆である。

新たな動きは着々と進んでいる
バブルは必ず崩壊する。その時、50年続いてきた国債経済が破綻する。国債経済の破綻を見越して、新勢力により次の経済システムが準備されている。一方、支配層が無能化している中で、庶民は制度外に着々と新しい場を創りつつある。
株式市場暴落→中央銀行・国債・銀行システム廃止 → 国家紙幣経済へ転換の動き
日本人の活力最低・・・社会を覆う私権観念、その脱出口。

思考停止していく旧支配層・旧パラダイム層は国債経済の破綻とともに消えていく。
そして世界も日本も激動期に入る。既に突入している。
思考停止を突破して、新たな場を創る、そのキーワードは「事実追求」と「期待応望の信認関係」。

(by Hiroshi)

List    投稿者 nihon | 2018-06-10 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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