2009年09月30日
どうなる?ネットの可能性~るいネット・共認革命に学ぶ1「ネットとは別の変革組織は必要か?」
9月28日の記事でも指摘されていたように、今回の政権交代劇は、「大衆の共認闘争の勝利」と言えます。
マスコミは選挙直前、さかんに「民主党は300議席を超える勢い」と報道し、揺り戻しを画策しましたが、不発に終わりました。(そうすれば民主党が勝っても負けても言い訳できる)マスコミはもはや死に体と言ってもよいでしょう。
しかし、社会を統合する上で、世論形成(共認形成)は不可欠であり、マスコミに代わる共認形成システムは必要です。
るいネットの「共認革命」シリーズに示された「社会統合を担う中枢はネット」である、という認識こそ、今われわれが再検証していかねばならないテーマではないでしょうか。
そこで、当ブログでは「共認革命」シリーズを毎週水曜に紹介していきます。 br>
書かれてから、すでに丸8年を経過したものですが、今後の社会の有り様に大きなヒントを提示してくれます。 br>
シリーズ一作目は「ネットとは別の変革組織は必要か?」 br>
はたして対面を欠くネットの限界は超えられるのか?
↓いつも応援ありがとうございます。 br>
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鳩山宣言をした民主党は、対米従属の枠組みから決別できるか!?
民主党が‘09年衆院総選挙で大勝利をおさめ政権を取りました。
(余談ですが、こうして国会勢力図をみると、これほど国会議員が必要なのかな?と思いますね )
(画像は、「abouttimes日記」様よりお借りしました)
戦後日本は、吉田茂内閣以降あからさまな対米従属路線の戦略をとり経済成長を行ってきた。
そして、’55年~の高度成長を経て、’70年頃には貧困を消滅させるまでに経済的発展をとげた。
しかし、貧困の消滅=豊かさ実現=経済成長停止=市場拡大停止以降も、自民および官僚主導の「対米従属」と「市場拡大」そして「近代思想」のドグマから抜け出せず、社会の統合軸を失うなかで、日本社会は閉塞(ガタガタ)に陥っていった。
そして、バブル崩壊を経た’00年以降経済危機が増すなか、自民・官僚そしてマスコミをはじめとする特権階級は、特権を維持するための保身に暴走し、日本のもつ本源的人間関係・文化・伝統を悉く壊して欧米的格差社会を拡大させた。
民主党の大勝利は、これまでアメリカの思惑に従い、そして’05年のマスコミを使ったやりたい放題の郵政選挙を経て、好き放題に格差を拡大し、権力の拡大乱用を繰り返してきた自民をはじめとする特権階級に対する民衆の怒りと不信と危機感が爆発した結果である。
今回の世界経済危機がとどめを刺し、米国の覇権・基軸通貨体制は風前の灯火である。
そんななか、既存の対米従属を続けていれば日本に未来は無い。
今後の日本は、現在の閉塞した日本を導いてきた近代思想そして戦後から続いてきた対米従属の既存の枠組みと決別し、日本固有の文化・伝統を尊重する日本国民のアイデンティティーを再構築することが不可欠だ。
民主党は、日本を再生し、次代をリードする国家モデルを世界に示すことができるのだろうか。
それを推測していくうえで、日本のマスコミでは、反米的として否定的な報道しかされていない「鳩山宣言」に関する記事を紹介します。
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特権階級支配を撥ね返した大衆の共認闘争の勝利
検察・マスコミなど特権階級をはじめとする否定的少数派が暴走しようとも、それは社会全体の表層現象、あるいは一時的現象にすぎない。社会の深層では共認収束が着々と進んでいく。
8月の衆院選で自民党が大敗北を喫したのは、特権階級の暴走が大衆に見抜かれて総スカンを喰らったからに他ならない。そして政権交代を契機として、大衆意識全体に何か明るさ、可能性らしきものが生まれてきている。
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既成社会理論の限界と突破口~否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人~
「我思う、故に我あり」のルネ・デカルト(画像は知の快楽さんよりお借りしました。)
社会は今閉塞状況に在る。
この200年(日本は100年)社会を導いてきた社会理論は近代思想である。この社会閉塞は近代思想(を始めとした既成の社会理論の)の閉塞でもある。
現在、政権交代こそ実現したが、この近代思想を立脚点にしている点では、民主党も自民党も実は代わりが無い。本当に社会を変えるためには、社会を導いてきたこの近代思想(既成の社会理論)の抜本的な見直しが不可欠である。
では、そもそも既成の社会理論にはどのような限界や問題があるのか。どうすればその限界を乗り越えられるのか。そのような問題意識で記述されたのが、近代思想の問題点やそれを越える条件を明らかにした、るいネットの「構造認識の現況」「思考次元」「観念パラダイムの逆転」等のシリーズ投稿である。当ブログでは社会閉塞の突破口を考察する上で、既成社会理論の限界と突破口を示した、これらのシリーズ投稿を連続的に紹介していきたい。
なんでや劇場レポート③「自我⇒否定⇒私権意識の成立構造~自我の原点は個人自我ではなく集団自我」
ブログ、「今を知るための歴史探求」様より画像をお借りしました。
BC3000年頃のイラン高原。
遊牧部族の集団間の相対意識が、集団自我→他集団否定の母胎(卵)となったと考えられる。
ここから生まれた自我集団間の略奪闘争は、邪心集団の勝ち抜き戦を通して、あっという間にイラン高原から、世界を掠奪集団だらけの状態にしてしまいました。
潮流1~9まで時代を追って私権意識が衰弱する過程を見てきた。
私権の衰弱過程は3段階に分かれる。
‘70年豊かさ実現による私権の失速
→バブル崩壊を契機とする’95年私権意識の衰弱
→‘08年経済危機(or’03年もったいない意識)を契機とする私権原理の崩壊。
そして、私権意識と一体となって否定意識と自我も失速→衰弱してきた。
自我・否定意識・私権意識の関係はどうなっているのか?
ブログに参加しています。宜しくお願いします。
なんでや劇場レポート②「暴走する共通項、否定的少数派」
9/23に行われたなんでや劇場~意識潮流(過去~現在~近未来)~レポート第2弾をお送りします!
レポート2ではるいネットで紹介されている潮流シリーズの潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走) を中心にレポートします。
なんでや劇場レポート①「社会の最基底構造は性・婚姻制度」
9/23になんでや劇場が行われました
今回は、意識潮流(過去~現在~近未来)というテーマのもと、人類史を貫く統合原理とその変化を押さえ、社会の普遍的歴史構造を捉えた上で、戦後以降の日本を中心に意識潮流の変化を読み解いていきました
多くの気付きや新しい認識が提示されましたので、本ブログにおいてもポイントを絞ってお伝えしていきます
なお、本記事では、なんでや劇場の序盤に提起された社会の最基底部にある「性・婚姻制度」についての認識を紹介します
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マスコミによる世論操作の恐さ-1
上記画像:豊中ではたらく社長のブログから拝借
今回の政権交代は、前回の小泉選挙とは違い、
大衆的共認闘争の大勝利となった!
前回の小泉フィーバーは、中立公正も何もない露骨な偏向・煽動報道によって郵政選挙が演出された。
ところが今回は、検察とマスコミが一体となって小沢秘書などの政敵をも失脚させてきた中で、民主党の大勝利があった。
このような出来事は、今回が“始めて”であった。
『検察とマスコミの力』を持ってしても、『民意の力』には勝てなかったのだ。
『民意の力』が、マスコミが発信する世論操作を見破り、跳ね返したことが今回の大勝利だったのである。しかしながら、日常生活の中で我々は、まだまだマスコミによる言論統制の影響を無意識の内に、受けることになる。ここに、注意を払う必要が今後ともある。
マスコミの売りは、『思想・表現の自由』であるが、『思想・表現の自由』は彼らのものではない、
国民のものだ。 👿 『民意を無視した偏向・煽動報道』は、本来あってはならない。
マスコミ(世論操作)の恐さをシリーズで示していきます。
今回は、第一回目ですが、そのまえに応援クリックよろしくです!
アメリカ:闇の支配構造と掠奪戦争~「電通を媒介にしたアメリカによるメディア支配」
先日の衆議院選挙では、民主党が圧勝し、長年続いた自民党支配からの政権交代が遂に実現しました。
これは、戦後60年に渡り続いた権力支配の壁を打ち崩したと言う意味で画期的であり、権力側によるマスコミ総動員体制にも関わらず騙されなかったという意味で、大衆的共認闘争の勝利と言っても良いでしょう。
また、鳩山新政権は、市場原理に基づくグローバリズムからの決別、日本国民のアイデンティティの再構築、アジア経済共同体の実現などを謳っており、これらは自民党、とりわけ小泉時代以降推進された従米路線を軌道修正する動きであり、可能性を感じさせるものです。
ここで、当面焦点となってくるのは、果たして民主党はアメリカ・CIAの動きをどこまで排除できるか?あるいは郵政民営化をどこまで白紙状態に差し戻せるか?あたりです。
そこで、電通、年次改革要望書、CIA、郵政民営化など、米闇勢力による日本支配の実態について、 「るいネット」より参考になる投稿を紹介しつつ、今後数回に渡って考えてみたいと思います。
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『金貸しによるメディア支配』8~各国新聞社に影響を与えているのは?~その2
画像は「文化放送報道部日記 健司と宏枝 22センチのマイク」さんからお借りしました
『金貸しによるメディア支配』シリーズ
前回シリーズ7では、「各国新聞社に影響を与えているのは?」と題して、ヨーロッパ(イギリス・フランス・ドイツ)を扱いました。
シリーズ8の今回は、ヨーロッパ編に続き ”アメリカ・オーストラリア・日本”編 です!!
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