2017年05月12日

政府はなぜ休日ばかり増やそうとしているのか?           ~国家がやることなすことズレまくり、しっかりと脱強制へ~

ゴールデンウィーク、皆さんはどう過ごされましたか?
休日が増えることっていいことなんだろうか?2日~3日も休んでいると十分な感覚になる。
ぼくはますますモヤモヤしてしまった。・・・これは考えない国民を作るためじゃないのか?
残業の過労死ライン?というのもその一環?

YAHOOニュース より
>日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低な件 そんなに休んで、どこへ行く?

>それでも日本政府は、日本人は今でも働きすぎだと主張し、繁忙期の残業時間を月100時間未満にするなど、長時間労働の規制を含む「働き方改革」を推進しようとしている。安倍晋三総理も「働き方改革実現推進室」で「『モーレツ社員』の考え方が否定される日本にしていきたい」と明言した。
(引用以上)

★政府が休みを増やそうとしているのが何故なのか?そこを突き止める必要がある。
元々、アメリカ→GHQは、日本人の結束力を恐れて、日本企業弱体化のために労働基準法を制定させた。その流れに今は政府自身が乗っかっている。
これは、日本の集団性・競争力をさらに低下させることになる。なんでそんなことをするのか?
愛国派を自認する連中も、だれもこのことに異を唱えないのは何故か?

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★仮説:
・休日がこの上なくすばらしいと思わせ、日本人の集団性・結束力を殺ぐため。
・消費UPのため
・考えない国民を作るため、休みの日はコマネズミのようにあちこちに観光させて何も考させないようにするため。

一言で言えば奴隷化。
政府の意図通り、日本人は休日増→ますます思考停止しているように見える。

しかし、一方で国家・市場という旧い場の衰退と新しい意識への探索が始まっている。
国家と市場の退場・・・新たな未来像、何が求められるのか?
「強制圧力」を突き抜ける事実観念・新たな言葉

この強制圧力からの脱出口としての休日増(どちらかというと人々の欲求)と、思考停止策としての休日増(国家の試み)が相乗して休日が増えている。
以前、下記の記事を書いた
このがんじがらめ感・・・国や制度への違和感、半端ない。
その中で、
>答えは、国家の形成過程にある。国家は約3000年前、略奪闘争・戦争の勝者が作り出した。力による支配機構。力の原理⇒身分序列制度によって社会を統合してきた(力によって税金を収奪し、身分上位に富が集中する)。上記のもの(学校、警察、役所、裁判所)は、全てこの強制圧力機構であり、奴隷管理のためなのだ。

政府による休日増・労働時間短縮は、強制圧力から脱出しようとする人々の誘導先(思考停止の)として準備されている。
強制から逃れるためには休日が一番、だから頭を使わないで休みなさいと。
でも、それは人々の欠乏(心から求めているもの)と微妙にして決定的にズレている。


●国家がやることなすこと、ズレまくり

休日というのも一つの騙し観念(学校や法律と一緒)。国家(官僚や学者)が作り出す制度や強制圧力と表裏一体。行き詰った国家がなりふり構わず強制圧力を強め、その逃避先として休日を準備しているに過ぎない。そんなことも知ろうとせず、思考停止していると本当のバカになる。

●思考停止からの転換 = 人々の新たな欠乏を掴む志 ⇒ 追求
古代からの歴史構造を掴めば、本当は貧困発の強制圧力や国家制度が消失した時代と捉え返すことができる。(存在基盤を失った国家は生き残りに必死なのだ。)
そこから、新たな欠乏が生まれ動きが始まっている。鋭い先端の人々は時代の変化を感じ、可能性を模索している。
どこで切っても、国家・市場の終焉と新しい時代の探索。・・・思考停止からの人々の期待発の探索に転換したほうが面白い。

強制圧力に基づく旧観念や制度はもうズレているのだから、みんなの期待発の新しい観念(言葉)を紡ぎ出さないと始まらない。
言葉は固定するためにある。新しい言葉で固定すれば、もやんとしてた潜在思念の中身がしっかりと一点に収束する。
→それが古い観念に変わる新しい導きの観念になり、脱強制の突破口になる。

 
(by Hiroshi)

 

List    投稿者 nihon | 2017-05-12 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配, 05.染脳国家日本1 Comment » 

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コメント1件

 匿名 | 2018.01.03 17:35

法定休日がいくら増えても官公庁と大企業以外には意味がない
むしろサービス業はますます過重労働になるだけではないか?

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