2018年08月31日

実現の時代が始まっている。30年後どんな社会になっている?

新聞やテレビを見て、学校や会社に勤めて、常識の中で疑問も持たずに生きていると、日常の出来事が全てで、30年後も同じような生活をしているような錯覚に陥る。せいぜいAIが進歩して、少し仕事が軽くなったり、休みが増えたらいいなという程度?・・・そのくらいだと想像力・思考停止ヤバイかも(笑)。

ちょうど2年前くらいに
10数年後は? 近未来情勢を予測する
という記事を書いた。

当時の予測に比べると、意外と金融勢力とアメリカがまだ踏ん張っている(笑)。

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しかし、大きな流れは変わらない。
そこから予測すればかなり見えてくるとも思う。
再度、歴史の流れ・構造から、さらに先、30年先がどうなるか超大雑把にでも予測してみたい。

これまでの大きな流れは
人々はずっと飢えの圧力に晒されてきた。特に3000年前私有権が共認されて、土地などの全ての物財が私有対象になって以来、私権を確保しないと生きていけなくなった。とりわけ支配者の収奪による強制圧力によって、人工的に飢えた状況に置かれることになり、誰もが私権に収束せざるをえなくなった。私権収束(飢え⇒土地・物財⇒身分やお金に収束)によって統合される私権社会が出来上がった。


しかし1970年頃、世界で始めて日本で豊かさが実現され、飢えの圧力から解放された。人々はあくせく働く必要がなくなった

これまで市場拡大の原動力になったのは人々の豊かさ欠乏だった。豊かさが実現され私権圧力が衰弱すると市場は拡大停止するしかなくなる。それでは支配者(金貸しも配下の官僚・特権階級)その権力を失ってしまう。
それでは困るので、金貸しと官僚は市場拡大させるために1000兆円の資金(国債)を市場に注入してきた。国債経済の破綻は時間の問題であり、それしか彼らには手がない。
日本の長期金利上昇後の世界金融はどうなるか

●国家紙幣とベーシックインカムによる経済運営が始まる。
民族派勢力(プーチン・習近平・トランプ・・・)による、金貸し・中央銀行制度の消滅。トランプ2期目の4~5年後か?これも時間の問題。金貸しの消滅に伴って、その下部機構である銀行、大企業、マスコミも凋落していく。それに代わって国家紙幣とベーシックインカムによる経済運営が始まる。

●国家機構≒官僚機構はどうなる?
市場勢力である金融勢力が消滅したとして、国家はどうなる?国家とは私権統合体。豊かさが実現され、私権収束が終った現在、これも時間の問題。
空洞化し、消滅していく国家
国家と市場の退場・・・新たな未来像、何が求められるのか?

ただし、国家に代わる機構が必要。どこから出てくるか?私権統合に代わる統合様式とは?

●実現の時代が始まっているという意味。
根源的な欠乏は物やお金から、周りの期待に応えて充足したい⇒そのためには本物の追求力・実現力が必要・・・と変わって来ている。
時代を作り出す根底欠乏が変わってきている。現代の制度や観念とは全く遊離、新たな欠乏から新たな時代が創りだされる。実は国家・市場に代わる新たな社会の仕組みというのも時間の問題なのではないかと思えてくる。・・・スピード勝負の時代。

(by Hiroshi)

List    投稿者 nihon | 2018-08-31 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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