いま、世界には2つのタイプの国がある ~金貸し支配の洗脳国家と大衆支持の強力国家ロシア~
ロシア、ウクライナ、中東・・・金貸し(ロスチャイルド・ロックフェラー)連合とロシア・プーチンの闘いが激しくなってきた。プーチンは、金貸しと真っ向から闘っている。
金貸しの国家収奪の手段となっているグローバリズムを止め、国の農業・産業保護を行い、金貸しの存在基盤を奪うと共に、金貸し支配の強い国家群(ex日本や欧米)を覚醒させるために、金貸しが洗脳してきた歴史認識を、国民や集団的な視点から再認識させようとしている。
プーチンは大衆から絶大な支持を得ている。彼は、どん底だったロシア経済を復活させたし、何よりも大衆の期待を裏切らないからだろう。そして新たに、プーチンは周辺国への覚醒と仲間作りを仕掛け始めたように見える。日本にも熱いメッセージが来ている。
【最近の状況】
●反グローバリズムと国内産業保護
プーチンは、金貸し(国際金融資本家)が、市場を通じて国家をコントロール・収奪するために推進しているグローバル化を止めさせ、国内産業の保護と金貸しへの報復に成功している。
『ロシアが「非公式」な資本規制導入、ルーブル急回復
ロシアの報復(穀物輸出を停止)
対露制裁の影響でイタリア1000社が倒産
これは、グローバル化を止め、資本規制を行うことで、国家の政策が国民や産業本位のものとなることを示している。TPPや日銀緩和とは間逆の政策である。
この成功により、他の国もロシアの真似をしていく国が現れるだろう(ex中国とか。そうするとどこかで雪崩現象を起こす可能性もある・・・)
●歴史認識からの覚醒を求めている
>ロシア下院は、歴史的な出来事に対する再評価を進めているが、それに「広島と長崎の原爆投下」の再解釈を含めることを明らかにした。リンク
原爆の投下を人道に対する罪として断罪する解釈は、日本国民への熱いメッセージである。一方で、このような歴史観を容認することは、最大の同盟国であるアメリカの歴史解釈を真っ向から否定することになる。
●地域経済圏の構築への誘い
>チェゾフ大使は、「EUはTTIPのようなアメリカとの自由貿易協定を破棄し、代りに「ユーラシア経済同盟」に参加すべきだ。
>自立した個人の活動を前提にする西欧流の資本主義の方向性は追求すべきではないとする思想である。むしろ、民衆に寛容な優しい全体主義こそ、「ユーラシア国家」が目指すべきものとされた。
リンク より
●金貸しが仕掛けるテロ国家育成への批判
プーチン大統領 「イスラム国」への空爆を批判
プーチンは、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大したのはシリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があると主張したうえで、現在行われている空爆は、アサド政権の同意を得ていない非合法な行動だと批判した。全くその通りだ。
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一方で我が日本。金貸し(とりわけ米ロックフェラー+ネオコン)の金づるとして、官邸・マスコミ・官僚ともども強力に支配されている。日本にいると大手マスコミからは、上記のような情報はまず出てこない。ルーブル安でロシアの生活が苦しいとか、強権プーチンなど・・・ネガティブキャンペーンばっかりだ。
しかし、鋭い日本人は既に気がついている。政権は不正選挙政権、マスコミ報道は利権がらみおかしい、官僚や学者は自分のことしか考えていない(ex原発事故の安全キャンペーン)。
安倍政権の支持率が高いとマスコミは言うが、そんなことは誰も信用していない。国民と支配層(官邸・マスコミ・学者・官僚)が完全に分離してしまっている。だから多くの国民は自給志向に向かっている。浮いてしまった支配層は、全く支持されていないが、それを不正選挙+マスコミでごまかしているだけである。
・・・・いま、世界はこのような古い支配国家(日本や欧米や多くの国)と新しい国(大衆が支持するロシア)の2つのタイプがある。そして勢いがあるのはもちろんロシア。人々の期待を正面から受けようとしているからプーチンは強い。
この闘いの帰趨がどうなるか?しばらく、押しつ押されつの攻防が続くだろう、しかし時代潮流・意識潮流に乗っている方が圧倒的に勝つのは明白!プーチンのメッセージを正面から受け止めよう。そして近い未来、日本の暴走特権階級(官邸・マスコミ・学者・官僚)と金貸し・国際金融資本家を逆包囲だ。
(by Hiroshi)
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