敵は国家か?・・・支配に飼い慣らされた奴隷根性を爆破しろ!
この間、国家の支配構造について考えてきた
支配構造を掴め! ~国家と市場、幾重もの支配構造の中で生きている~
支配構造を掴め! ~国家とは? 略奪集団が名前を国家に変えただけ~
支配構造は、大きく4層構造だった。
①略奪闘争・戦争から武力支配
→②広域支配のために法制支配
→③戦争が少なくなって安定、大衆の不満に応えつつ宗教共認支配
→④市場拡大につれて、恋愛を媒介にして資力支配。
※中心には支配層・略奪部族がコントロールしてはいるが、安定すると大衆の欠乏を読みながら支配している。
★俯瞰してみると、根源は略奪集団→国家による武力支配。
主体側では、それに飼い慣らされた奴隷根性であり頭脳支配(自らされている)。
①の武力支配に順応した時点で、被支配を認め、次の法制支配への順応も道筋ができている。
基本は武力による脅しであり、それに対する順応。
次に様相を一変するのは、③宗教支配。これは支配を前提としての奴隷の要求主義。支配体制の強い地域(exヨーロッパや中東)ほど、宗教麻薬への依存性が強い。→一神教であり、近代思想(権利や自由・個人)。
④の恋愛に至っては、シェークスピアの戯曲の世界。これは私権制度の末端を成す家父長制反乱でしかない(女による男の誘い出し)。日本で急拡大するのは、1970年貧困が消滅してから。これは、旧時代の婚姻性が集団性を残していたにせよ、家父長制と強制圧力を含んでいたからだろう
※日本人の特異性は、①の武力支配に対して集団性で対応したこと(ex村落共同体)。
だから、②、③の法制・宗教支配もそれほど深く浸透はしていない。
村一体で対応したから厳格な法制の必要性は少なかったし、集団性を保持できたので、疑似共同体の宗教に頼る必要度も低かった。
しかし、④の恋愛至上主義によって、一気に集団性が解体された(恋愛観念→頭脳支配と女の反乱によって一気に崩れた)。
長年続いた村落共同体も1970年以降、崩壊した。
★立脚点は本能と集団性
縄文人・日本人の支配構造は、
・原点は、朝鮮・大陸発の略奪集団(天皇や武装集団)への順応と捨象(お上=力の原理への順応)。
・恋愛(西欧観念)への無防備さ→核家族化・集団破壊。
これが2軸。
※現在コロナ洗脳も95%が徹底的に騙されているし、マスコミ洗脳が酷い。
突破するには、どうする?・・・武力支配以前の根源本能に立脚するしかないと思われる。
・支配に対する根底的な違和感⇒本能。
・支配体制(学校や親)に対する根底的な違和感⇒本能
・資力支配・お金支配に対する違和感 ⇒本能
つまり、自らの中に巣くう奴隷根性を直視し、本能の解放と国家支配に代わる場・集団性の再構築。
原点の略奪集団とその化身国家は徹底的に敵であることは疑いの余地がない。構造を対象化し、歴史事実として掴む必要がある。そして、この違和感に対して自らどうするのか?追求し、新たな場を構築することなのだろう。
by Hiroshi
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