日本人の活力最低・・・社会を覆う私権観念、その脱出口。
街を歩く人や電車に乗っている人の表情・・・日本人の活力がない。
それから、周りの人の活力を上げている?それとも下げている?知らず知らずのうちに周りの活力を下げていたりしませんか?
Ex
・遊んでいないで勉強しなさい。
・危ないからやめなさい。
・学校の評価・点数に関係ないことはやらなくていい。
・利益に関係ないから考えなくていい。(社会人になると上司から言われる)
・~~やりなさい。~~すべきです。これが答えだ(教科書やマニュアルに書いてある、上司から言われた)。
・・・こんなことを言っている人は間違いなく周りの活力を下げていることになります。
●しかしそれ以前に、社会を満たしている観念がある。
あなたが言っていることは、コピーにすぎないのでは?学校で言われてきたこと、マスコミの言うことを知らずのうちに繰り返しているだけでは?
・学校:教科書に書いてあることが正しい。先生の言うことが正しい。点数をとるために勉強することで知らずのうちに飼いならされる。
・マスコミ:圧倒的な発信量であたかも正しいと信じこませる。
・法律(罰則)や制度:行政や学者が発信している。逮捕や裁判という強制力を伴う。
僕らは日々これらの言葉を大量に浴びており、囲い込まれている。これががんじがらめ感を生んでいる。
参照:このがんじがらめ感・・・国や制度への違和感、半端ない
●これらの言葉を突き詰めると、家庭や社会で使われている言葉は、実はほとんど私権観念。
学校、マスコミから流される言葉は、人々を観念支配の檻に閉じ込めるためのもの。
①点数や評価など狭い範囲に押し込める。「自分第一=私権獲得が第一」、そのためには暗記(⇒学歴)しなさい。※こうしてほぼ全ての学歴エリートは、狭い私権世界に押し込められる(暗記脳・自分脳)。
②マスコミや警察など強制圧力側は「他人への警戒」を喚起させる観念をことさら振りまく。振り込め詐欺、泥棒。
③それらを覆い隠すための「美化観念」(自由、男女平等、権利etc)や解脱観念(芸能人の噂、健康知識etc)
※旧い観念を作り出してきたのは学者・マスコミ・評論家などのプロ。旧い言葉・知識を武器にしている知識人。彼らはそれがメシの種だから変われない。
参照:世の中を動かしている力の正体は? ~「観念支配の歴史」と突破口~
★私権観念じゃ活力を失うだけ
このようにいままで私たちが習ってきた言葉や社会空間に満ち溢れている言葉・観念というのは、驚くべきことに私権時代の間に言葉化された私権観念が使われている。特に書き言葉。強制圧力や支配のための観念が元になっている。これでは活力が沸くわけがない。
(※ただ、“ありがとう”とか“いただきます”など縄文時代からと思われるの本源的な言葉も日本には残っている。)
★脱出口は?
強制圧力機構たる国家機構や序列体制(ex会社上下関係)が人工的に作りだしている構造を掴むこと!
①上記強制圧力の構造。学校や法律が生み出す強制感やダマシ観念からの脱出。
②本源的な収束先=周りの期待、相手の期待をつかむこと。さらにはそれらが集合した人々や社会の期待の意識潮流を掴む。
→そうすると、古い強制圧力・制度の場から、新しい、共生空間の場へと人間関係・仲間関係が移行する。脱出できる!
新しい活力源となり得るのは“みんなの期待 ⇒【役に立ちたい】”という意識
新たな活力源・欠乏に基づく、新たな言葉を、自分たちで創るしかない。
直感的に、なんか心と違うことを言っていると思ったら使うのをやめる。
相手の表情が重くなったら、それはまちがいなく私権観念。使うのをやめる。
相手も活力が沸く別の言葉を考える。自分たちで紡ぎだしていく。
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