監視社会：世界中で加速！？

2007年04月15日

%E7%9B%A3%E8%A6%96.jpg
『監視社会：世界中で加速』という記事がジェラスゲイにある。
これらの記事を通読すると、９・１１以降の『テロ対策』としての『監視』の必要と、個人の人権を阻害されるという反対派との「綱引き」がみられる。
しかし、人権派を圧倒して、米英をはじめとして世界中で「監視システム」が整備進行中であることがわかる。
このことは、何を意味するのか？またその背後の構造は？
次に進む前に、クリックお願いします
↓↓↓

以下は、掲載記事のタイトルの抜粋です。

・Eメールすべて傍受可能に　英の情報機関M15が準備。（毎日新聞 2000/04/06）
・エシュロン：日本の外交電文も傍受　NZの研究者が証言。（毎日新聞 2001/06/27）
・米、テロ対策法が発効　通信傍受・資金追跡を強化。（日本経済新聞 2001/10/27）
・反テロで人権侵害と警告　国際人権団体が報告書。（共同通信 2002/01/17）
・「全国民データベース」化が懸念される米国防総省のテロ防止データベース計画。（WIRED NEWS 2002/08/08）
・テロとの戦いを口実に、強化されていくインターネットの取締り。（WIRED NEWS 2002/09/06）
・英、指紋など生体情報入り身分証明カード導入へ。（日本経済新聞 2004/04/27）
・NY地下鉄に軍事技術　テロ対策で監視カメラなど4000台設置。（中日新聞 2005/08/24）
・大半はテロと無関係＝5000人以上を令状なしに盗聴。（時事通信 2006/02/05）
・鍵代わり体内チップ、社員に埋め込み　米の警備会社。（朝日新聞 2006/02/15）
・生体情報付きID導入へ　英上院可決、10年から（共同通信 2006/03/30）

以上を概観するだけでも、テロ対策⇒『安全第一』を旗印に、個人情報が支配者層の手の内に入っていく様子がわかる。
「安全」こそが優先的に必要なものとし、安全？それとも人権？という二者択一の構図をつくり、個人の情報を握る。
・・・何故テロは起きる？何故戦争は起きる？という根本追求から目をそむけさせ、共認支配を強化している、と捉えられないか。
こうしてみると、９・１１とは、
「イラク戦争正当化」「石油の利権奪取」「ドル決済の保守」「軍産複合体の私益獲得」という思惑をこえて、全世界的に「安全信仰」を浸透させ、共認支配を強化する一里塚、とさえ思えてくる。 👿
最後に、「ビルダーバーグ倶楽部」ダニエル・エスチューリン著の一文を引用したい。
＞ビルダーバーグは、何もかも見通す監視機能を備えた影のグローバル組織だ
＞個人情報のＩＣチップ化や、グローバリゼーションについては、各種のメディアが今後も絶えず話題に挙げてゆくだろう。人心操作は、その中で進むはずだ。