2019年06月22日

民族・集団本能を開放するには?6 ~思考停止・頭脳支配の仕組み~

日本人に限らない、現代人の脳は歴史という時間軸を置いて3重~4重に頭脳支配されている。脳檻、観念支配、頭脳支配、思考停止、洗脳、染脳・・・いろんな言い方ができるし、いろんな記事を書いてきた気がする。一番気になるのは、普通当然の疑問として湧き上がる「なに・なんで?」が、強制圧力(ex成績圧力)や、常識(その中身は宗教や近代観念)によって封鎖されていること。

原始人だったら、こんなインプットされた観念や知識に悩まされることもなかったんだろうな。原始人に戻りたい。
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(旧石器時代の日本・・・写真はリンクよりお借りしました)

★これらを取っ払い、本来の開放された思考を取り戻すためには?
まず、その全体構造を知って俯瞰してみることが入り口か。

まず、頭脳支配の中身は?何をインプットされているのか?

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●頭脳支配のコンテンツ

頭に何がどんな観念が入っているのかの点検。
第一層:宗教(神道や仏教):神道なんて、ぜんぜん日本古来のものじゃない、支配のために中国や朝鮮半島からの外来種が持ち込んだもの
弥生時代の解明4~神社に見る中国系から朝鮮系への転換、支配体制の確立
神社ネットワークから徴税制度へ
第二層:日本書紀と天皇教:朝鮮半島百済からの支配勢力、天皇・藤原一派が支配正当化のために作った
第三層:西洋思想・科学:明治以降の西洋観念、教科書にのっている殆どがこれ。個人主義・恋愛観念もその一つ。

概ねこの三層の観念が日本人の頭にはインプットされている。
・・・では、なんでこんないらん観念が刷り込まれた?
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●頭脳支配の歴史と仕組み
原始時代からの最大の転換点は、5500年前の略奪闘争と戦争の始まり。それによって、立脚する集団基盤を失い、私権収束するしかなかったこと。
(※西洋と東洋で集団の破壊度には大きな違いがある)

①第一段階:戦争→国家=私権統合の社会の成立と宗教への収束
戦争や国家による税の強制徴収など、私権の圧力によって生み出される苦しみ。自分も含めて万人が私権(土地や身分・財)に収束しているので、変革不可能。
→実現不可能視が刻印されているので、本来の意欲・追求心ゼロに。
→それまで対象の正体を掴むために進化してきた思考のベクトルが、実現不可能視の壁に跳ね返されて反転=あの世へ向かう。
→古代宗教の唯一絶対観念=信じて終いでそれ以上の追求はない=思考停止。⇒宗教へ収束。

②第二段階:文字脳
聖書や日本書紀が象徴的。それまでの歴史書を抹殺して、新たに書いてしまえば、いかに内容がデタラメ・脚色されていようが、正統的な歴史書になる。
文字は支配のための道具→支配者層だけが使っていたが、学校が始まって全員が文字を使うようになる。
そうなると文字面だけで分かったつもり(知識)になって、頭でっかちな文字脳になってしまう。知識だけインプットする学校の講義やクイズ番組などが典型。
そこに上記のコンテンツを乗っければ、洗脳完了。

③最終段階:現代、極めつけは学校やマスコミによる頭脳支配
マスコミや学校は事実や大事なことを教えない代わりに、どうでもいい事ばかり垂れ流す(上記コンテンツや知識、芸能や解脱)。それによって生きていく上で重要な、外圧を掴めなくしてしまう。特に主犯は学校。
学校に入った途端に、親も子供も成績第一になってしまう。教師は内申を武器に親や生徒を脅し、「ノートをとれ」、「公式使って解け」など、全く頭を使わない指導を繰り返す→一年で文字脳・公式脳が完成。
その間、成績=点を取るのが第一→点数につながらない「何?なんで?」は完璧に捨象→好奇心も意欲も封鎖される。成績第一だけでも潜在思念(本能・共認)を封鎖するには十分。
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・・・よく考えると、何も原始人に戻らなくても、赤ん坊は自力(人間本来の欠乏発)で追求して、回りとの同化⇒言葉を覚えたり、真似したりして自然に成長している。幼児の頃は、なんで?なんで?と好奇心の固まり。それが年がいくにつれ親や学校の強制圧力で抑えられて、封鎖される構造。親や学校が頭脳を抑える強制圧力機関と化している。・・・それを解くには赤ん坊の心にある。だれでもが本源的に持っていることが大きな可能性だと思う。

by Hiroshi

 

List    投稿者 nihon | 2019-06-22 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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