2013年07月12日

新概念を学ぶ15~「こいつらとだったら勝てるかもしれない。」期待応望を母胎とした闘争集団!!~

前回までの第一の統合様式である共感統合によって弱オス達は互いを注視することで不安感や恐れの気持ちに共感することが出来、それが安心感を生み、本能不全を和らげていきました。しかし共感統合により意識を統合することはできましたが、あくまで充足への収束であり、不全(縄張り確保)の克服には至っていません。今回はその不全をどう克服し、どのように真の集団動物へと進化していったかを見ていきたいと思います。
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■更なる脳回路の進化と捨揚統合=+統合とは!?

親和(スキンシップ)は皮膚感覚を発達させ、より不全感を解消する効果が高い+(プラス)(快=ドーパミン)感覚回路を親和回路の周囲に形成していった。この+回路(ドーパミン)は、全ゆる不全感覚を捨象する(マヒさせる)事が出来る。従って、不全感を捨象すべく解脱収束したサルたちは、生存課題であれその他の何であれ、そこに障害=不全がある限り、それを捨象すべく+回路に収束する。これが、共感統合に次ぐ、サル・人類の意識の、第二の統合様式たる+統合であり、全ての捨揚統合の原点である。

弱オス達は親和(スキンシップ)を行い、脳回路の一つである+回路を親和回路の周辺に形成し、ドーパミンを分泌します。その結果、弱オス達は恒常的に感じていたボス猿への不安、恐怖に対しては克服するに至りました。ドーパミンとは中枢神経系に存在する神経伝達物質の一つです。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲などに関わってきます。ドーパミンが分泌されるとヒトは快感を感じると同時に、身体の動きが活発になります。しかしドーパミンが過剰に分泌されると、幻覚や幻聴、妄想などが生じるようになり精神分裂病によく似た症状が出てきます。(麻薬と同じ症状)
弱オス達は+回路を発達させることでドーパミンを分泌させ(怖れ・怯えなど)全ゆる不全感覚をマヒさせます。不全から開放されるために、解脱=+回路に収束していきました。
脳回路を発達させた弱オス達は全ての不全に対してそれを捨象するという生き物としては考えられない行動を取ります。しかし、この行動は常に本能ではどうにもならない不全を抱えている状態では仕方がない行動なのかもしれません。不全を常に抱えていたままでは、新たに行動を取る活力が芽生えてきません。なのでまず活力を得るために、充足イメージ(希望or目標)、全ての不全からの解脱(不全を解消し、不全から脱すること)へと収束していきました。
共感回路の更なる発達と全ての不全を捨象する+回路による解脱によって弱オス達は充足イメージ(希望)に満ちた活力を持った集団へと変化していきました。これが第二の統合様式である+統合です。
この全ての不全をマヒさせることが次の闘争課題に向かう集団へと進化するためには重要な要素となります。
上記参考投稿
2662 自我の源泉は、共認の部分否定にある

(引用)
真猿が仲間の期待(課題や役割)に応えようとする際(雌が首雄の期待に応えようとする際も同じですが)、まず頭の中に充足イメージ(応合のイメージ)を描き、それを活力源とも先導力ともして、応合行動をとっています。この充足イメージの大部分は過去の体験記憶を元にしていますが、その記憶には自分の体験だけでなく、仲間たちの体験も含まれています。更に一部は願望=幻想です。とりわけ、-捨象・+収束のドーパミン回路によって描かれた評価の充足イメージは、幻想性が強くなります。

■+統合から課題収束=共認統合した闘争集団

原猿弱者たちは、この+回路によって怖れや怯えや危機逃避をマヒさせ=捨象し、仲間+縄張り闘争+へと+共認収束することによって、遂に闘争集団を形成し、縄張りを確保する事が可能になった。(これは、麻薬で怖さをマヒさせて闘いに打って出るのと同じである。人類に見られる闘いの前の踊りも、同じ効果を期待したものである。)こうして約3000万年前、遂に同類闘争(縄張り闘争)を第一義課題とする真猿集団が形成された。親和収束⇒+収束を母胎にして、より上位の闘争系・集団系の課題を共認し、その闘争共認に従って役割を共認し規範を共認してゆく、この第三の統合様式たる闘争系の共認統合こそ、サル・人類集団を維持させている主要な統合様式である。

原猿達は全ての不全をマヒさせる事で恐怖や恐れは無くなりましたが、あくまで幻想でしかありません。ボス猿に負けたのに死ねない。常に恐怖に怯えて生活する恒常的な恐れ、恐怖は克服しましたが、縄張り闘争に勝ち、性闘争の勝者となったわけではありません。この課題を突破するために闘争収束、課題収束していきます。これが第3の統合である共認統合です。互いに課題を共認し、その課題に対する役割を共認する闘争系集団へと進化していきました。このような闘争系の共認統合へと変化するための母体とは一体何なのか?
それは前回の投稿にあった第一の統合様式の共感統合と第二の統合様式である+統合、そして第三の統合様式である共認統合の3つそろって闘争集団として統合されるのです。
上記参考投稿

269753 課題共認の前には“こいつらとだったら勝てるかも!!”という仲間プラスの意識が不可欠。
元々縄張り闘争に負けた弱い雄たちは、餌はかすめとりかろうじて生きていけるが、周りはみんな敵、という状態で常にビクビクしていた。
そんな時、相手を注視し続けるうちに“相手も同じく依存し、期待しているんだ!”ということに気がつき、深い安心感を得た。
私たちの祖先 原猿は、1番の課題である縄張り闘争に1人で勝つことが出来なかった。けど、同じ思いでいる仲間の存在に気がつき、安心し“(1人では無理だったけど)こいつらとだったら勝てるかもしれない!”と(元々もっていた)闘争本能を奮い立たせて仲間と縄張り闘争に向かっていったのだ!!
この“1人では無理だけど、こいつらとだったら勝てるかも!”という気持ちが母胎となり、より上位の闘争系・集団系の課題を共認できるようになったのだ!
課題共認の前に必要なこと。
それは“こいつらとだったら勝てるかも!!”という仲間プラスの意識!!

上記の引用文は現在、様々な課題を共に乗り越えていく企業の仲間に対する意識を表しています。課題を共に乗り越えて行くにはまずは仲間プラスの意識なのです。そして恐れや、恐怖をマヒさせ闘争へと収束するための踊りとして、残っている部族の舞があります。オーストラリアのラグビーチームオールブラックスが戦いの前に踊る舞です。この舞の起源はマオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、気持ちを奮い立たせる舞です。(マオリ(マオリ語: Māori)は、アオテアロア(ニュージーランド)にイギリス人が入植する前から先住していた人々のことです。形質的・文化的にはポリネシア人の一派をなす。)
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■共認統合された真猿集団

要約すれば、樹上に進出したサルは、同類闘争(縄張り侵犯)を激化させ、飢えと怯えの不全感から解脱すべく、相手との期待・応望回路=共認機能を進化させていった。こうしてサルは、本能を超えた共認によって、はじめて自らの意識を統合することができた。サルが形成したこの全く新たな共認機能について忘れてならないのは、不全感から解脱する為の解脱共認(親和共認を含む)こそが、全ての共認の原点であり、その母胎の上に闘争共認や規範共認が上部共認として形成されているということである。

前回の第一の統合様式から今回の第三の統合様式へ至るまでの課程をわかりやすく図解化してみました。
地上での性闘争=縄張り闘争が激化した原モグラの時代から共認統合により闘争系の集団である真猿へと進化するまでです。
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第一の共感統合を母体として第三の統合様式まで進化した真猿たち。彼らの進化はDNAを変化させ、肉体的変化を伴った進化ではないことは明らかです。今後彼らは一般哺乳類の進化方式である本能上の進化(DNAを変化させ、肉体的変化をするもの)とは違った本能の代替を超えた新たな進化を遂げることとなります。

List    投稿者 KAWA | 2013-07-12 | Posted in 04.日本の政治構造No Comments » 

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