2018年03月23日
日本の地方・中央の関係の歴史 ~縄文気質と国家支配の不整合感~
日本の近未来はどうなる?
ポイントの一つは、共同体気質・集団性の強い日本人の縄文気質がどの程度復活してくるのか?
それを予測するためには、日本の歴史構造を把握する必要がある。かなり概略だが以下整理してみた。 (さらに…)
加速する民族自決主義と駆逐されていく旧勢力
史上初の米朝首脳会談の決定のあと、トランプはティラーソン国務長官を解任し、CIA長官を務めたポンペオ氏に交代すると発表。同時期にゴールドスティーン国務次官も辞任している。その前には元ゴールドマンでトランプ政権の経済政策の司令塔とも言われていたコーン国家経済会議委員長が辞任しており、慌しい空気がトランプ政権に漂っている様子が伺える。トランプ政権の今の状況を整理したい。
日本近代史の転換点 【226事件】の真相
昭和11年の226事件。
近代国家の正規軍が現役部隊を動員して国家の中枢機関を占拠し、一時的に国家機能を麻痺させます。
1500人からなる完全武装の大部隊を極秘に出動させ、見事な作戦と統率により一晩で首都を制圧するという、世界史的にみても空前絶後の大規模なクーデターです。
結果的に鎮圧されますが、この事件は日本中を震撼させました。
なぜここまで大規模な武装蜂起が事前に阻止されること無く成功し、そしてあっけなく鎮圧されたのでしょうか。そしてその後、日本はどうなっていったのでしょうか。
これだけの事件ですから、その背後には黒幕となる大きな勢力がいる事は想像に難くありません。
幕末・明治維新の歴史観を見直す
歴史は、数々の出来事の表面をなぞるだけでは事実を解明することは出来ない。出来事を“作り出している”勢力が、つねに裏側にいて、彼らは決して教科書などには出てこない。
歴史を動かしているのは今も昔も市場勢力(金融や商業や諜報のネットワークを持つ勢力)である。中世ヨーロッパではサヴォイ、タクシス、デルバンコという“奥の院”と呼ばれる貴族、近世ではヴェルフ家やヘッセン家、近代においてはロスチャイルド家やロックフェラー家といった者達によって、歴史は彼らの意図に沿って動かされてきた。しかも彼らは決して歴史の表舞台に出ることなく今も存続している。(なお現在形ではサヴォイやデルバンコら奥の院は、プーチン・習近平・トランプらと組み、ドル暴落→市場システムの崩壊⇒基礎保証による新たな社会構築に向けて動いている)
日本においては古くは徐福や秦氏の商業(諜報)ネットワークが歴史を動かしてきた。天皇家(と裏で操る闇勢力)もまた例外ではない。日本はいわば一部の朝鮮由来の勢力によって古来より支配されているという認識を持つ必要がある。
以前に書いた「第二次大戦の歴史観を見直す」というエントリーは、こうした認識をもとに事実構造を明らかにしようとした。そして今回は幕末・明治維新の歴史観を見直したい。