2011年10月13日

9/18なんでや劇場レポート(1)~火事場泥棒的に局地戦争を仕掛けるしかないロックフェラー

類グループでは、いよいよ共同体企業のネットワーク化に着手します。
(参考:実現論:序6(上) 新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク
 
そこでは、意識の高い経営者の方たちと、「大転換の状況認識・構造認識」「原理論・根概念」を共有し、そして彼らからの質問にもスッキリと答えていく必要があります。 
そのための研修として、類グループが主催する「なんでや劇場」では9月から、
 
 実現論序「共同体社会の実現に向けて」
 
の研修会を実施しています。
 
 
そこで今回、新シリーズとして、「実現論序『共同体社会の実現に向けて』の研修会」レポートをご紹介していきたいと思います。
 
第一弾は、近代思想⇒市場社会を作り上げた金貸し勢力の、代表格の一派であるデビッドロックフェラーに焦点を当てます。
 
      
      ※こちらからお借りしました
 
今後ロックフェラー勢力がどのような手を打ってくるのかを想定するために、まずは過去から現在に至るまでの彼らの動向を明らかにしていきます。
 
 
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9/18なんでや劇場2 火事場泥棒的に局地戦争を仕掛けるしかないデビッドより
気象兵器の発動も、崩壊寸前に追い詰められた支配勢力の一派の、最後の悪あがきである。
金貸しの武器は気象兵器以外にもある。
①戦争(HAARP含む)
②資源・食糧の独占
③マスコミを使った共認支配(これが現在の金貸しの中心的な武器である)

金貸しはこれらの武器を組み合わせて世界を支配してきたわけであって、その手口全体を解明するために、彼らの武器の基盤がどうなっているかを掘り下げてゆく。
taihu.jpgnougyo.jpgcia2.png
 
 
まず、戦争という古い手口が、現在も残っているのは何故か?
金貸しが法王を焚きつけて強行した十字軍遠征によって、金貸し支配が確立した。それ以降、金貸しは対立する勢力(国家)の両方を焚きつけ、両方から儲けるという手口を繰り返してきた。その頂点が第一次・第二次世界大戦であるが、それ以降は世界的な戦争は起こらず、局地戦争しか起こっていない。それは何故か?
戦争が起こる大前提は貧困の圧力であり、生存闘争(私権闘争)の極致が戦争である。先進国でさえ戦前・戦後に至っても尚、貧困の圧力は強力で、しかも先進国の方が後進国よりも力が強かったので、第二次大戦までは世界中で戦争が絶えることがなかった。
また、貧困の圧力が強力に働いている間は、金貸し、その中でも最強のロスチャイルドの腹一つで戦争を起こすことができた。

 
「戦争が起こる大前提は貧困の圧力」という認識は重要です。本能を直撃する「貧困の圧力」があって初めて、戦争の根本の原動力となる生存闘争(縄張り闘争=私権闘争)の本能が作動するからです。
 
よって「貧困の圧力」が働いている時代においては、そこに戦争で勝てる基盤(武力、資本力、敵国の情報)や、戦争を正当化する観念(キリスト教などの宗教や、民主主義などの近代思想など)を金貸しが国家や大衆に与えさえすれば、簡単に戦争を起こすことが可能だったと言えます。
 
Livonian_knights.jpgfrancekakumei.jpg
 
その極致が、第一次・第二次世界大戦でした。
 
<参考>
ロックフェラーが覇権を握るまで4 第一次世界大戦(補足)ロスチャイルドが仕掛け、ロックフェラーがおいしい所を持っていった戦争
6/5なんでや劇場(7)~(10) ロスチャイルド(とロックフェラー)に乗せられた明治維新~太平洋戦争
 
 

ところが、ロスチャイルドの本拠地であるヨーロッパが第一次・第二次世界大戦で大打撃を受け、ロスチャイルドが弱体化した結果、その後の’50~’60年代には貧困が残存していたにもかかわらず世界大戦が起きなかった。
一方、第一次・第二次大戦で大儲けしてロスチャイルドの番頭格から対抗勢力に伸し上がったロックフェラーと云えども、ロスチャイルド相手に戦争を仕掛けることなどできなかった。その代わりにロックフェラーが仕掛けたのが米ソ冷戦である。

 
 
先進国における軍事技術=軍事力の発展、その帰結としての核兵器の発明。広島、長崎への原爆の投下をもって、事実上先進国による世界大戦は終焉しました。それは、先進国の軍事力で真正面から戦争をし合った場合、自らに及ぶ被害も大きくなりすぎるからです。
 
genbaku1.jpg
 
 
ここで、軍産複合体として圧倒的な力をつけたロックフェラーは、次の手を打ちます。
 
それが、敵国の“架空の”脅威を煽って、双方の軍事力を拡大させる「米ソ冷戦」体制の構築でした。
 
さらに、
 
************ 
米ソの対立は単なる米ソの超大国の対立ではなく、「共産」主義社会と「自由」主義社会との対立として操作したのである。
つまり、戦後の超大国米ソの力の対立をでっち上げ、さらにそれを「全地球的な”体制”(観念)の対立」として摩り替えたのである。
 
☆冷戦体制の勢力図
resen.jpg
 
 
結果、冷戦が権力政治的にはまだ戦争ではないにも関わらず、イデオロギー的にはまさしく戦争状態として捉えられ、平時においても戦時状態の軍事力最優先主義が適用されることになり、世界的に軍事需要が定常的に発生することになる。
 
つまり、実際に戦争を起こさなくても(若しくは地域的に小さな戦争を起すことで)脅威を煽り持続させ、軍需市場を定常的に確保したのである。
 
「”冷戦”とは、『米ソの「力の対立」のでっち上げ』と『全地球的な「体制の対立」への摩り替え』の二重のペテン」より
************
 
この「米ソ冷戦」によって、ロックフェラーはさらなる資本の拡大を実現するとともに、軍産複合体を自らの確固たる力の基盤としていきました。
 
その結果、どうなったか。
 

’70年頃先進国においては豊かさが実現すると、先進国では徴兵制(国民皆兵)という共認を国民から取り付けることは不可能になり、かつ、力関係では先進国>後進国である以上、もはや世界大戦を起こすことは、どこの国であれ絶対的に不可能である。このことは、近世以来金貸しの金儲けの主要な手段であった戦争経済が封鎖されたことを意味する。
 
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世界の徴兵制の施行状況より(赤が実施国です)
にもかかわらず、米ソ冷戦やベトナム戦争、イラク侵略、リビア侵略等々、局地戦争は続いているが、この戦争をやらかしているのは全て米=ロックフェラーである。これはロスチャイルドの力の基盤が金融であるのに対して、ロックフェラーは米軍産複合体であり、ロスチャイルドと覇権を争うためにも、米軍産複合体の利益を手放すことはできない。そのために戦争を続けなければならないからである。
ところが既に、大衆共認によって既に世界大戦は封鎖されている。米ロックフェラーはその世界共認の隙間(ニッチ)を狙って戦争を仕掛けているわけである。これは偽ニッチの構造とも云えるが、かなり苦しい、無理のある戦略である。あるいは火事場泥棒的な行動に過ぎず、世界の覇権を握る勢力としてはチンケと云わざるを得ない。
これはロックフェラーが追い詰められていることを示すものに他ならないが、ロックフェラーが崩壊寸前にまで追い詰められたのは、大衆共認によって戦争が封鎖されたにもかかわらず、軍産複合体を力の基盤にしていることが根本原因なのである。

 
>米ロックフェラーはその世界共認の隙間(ニッチ)を狙って戦争を仕掛けている
 
その象徴的事例が、9.11事件です。
 
911.jpg
 
9.11は、アメリカ政府の陰謀か?~京大教授・長崎大教授の追求
9.11事件と戦後日本は米国戦争屋を介してつながっていると知れ!
 
このように、9.11事件の真相も、徐々に明らかになりつつあります。
 
 
しかし、このロックフェラーの戦争路線が偽ニッチの構造である以上、今後ますます追い詰められていくのは間違いありません。(事実、アフガン、イラク侵略はかつてないほどに泥沼化しました)
  
 
偽ニッチの構造については、以下参照。
************
★特権階級における暴走の構造は「偽ニッチ」
生物史におけるニッチとは、逆境下に置かれた種が、競合圧力がゼロに近い新天地に向かって適応し進化を遂げることを指す。それに対して特権階級のニッチは、大多数の人々が私権に無関心になったため競合圧力がゼロに近くなった点では同じだが、彼らは新天地ではなく、旧世界(私権世界)にしがみついている。この構造を「偽ニッチ」と呼ぶことにする。
 
なんでや劇場レポート(1)「暴走する構造⇒私権絶対の法制度と圧力低減」より
************
 
よって、追い詰められたロックフェラーが、次にどんな手を仕掛けてくるのかが次の大きな焦点となります。(∵その手を打たせないようにする、あるいは打ってきた場合に備える必要があるため)
 
 
次の記事では、追い詰められたロックフェラーの“次の手”を探っていきます。 
 
 
<金貸し支配の歴史の参考記事>
裏の支配勢力史1 ヴェネチア~十字軍・騎士団~スイス都市国家
裏の支配勢力史2 ハプスブルグ帝国~タクシス家・サヴォイ家
裏の支配勢力史3 産業革命~フリーメーソン~イルミナティ~アメリカ独立
裏の支配勢力史4 ロスチャイルド~スカル&ボーンズ~ロックフェラー
裏の支配勢力史5 バチカン~円卓会議~FRB
裏の支配勢力史6 第一次世界大戦~ナチス~RIIA~CFR~BIS
裏の支配勢力史7 第二次世界大戦~SRI~CIA~ビルダーバーグ
裏の支配勢力史8 ローマクラブ~三極委員会~P2事件~陰謀論の流布
 

List    投稿者 nishi | 2011-10-13 | Posted in 09.国際政治情勢の分析12 Comments » 

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コメント12件

 通りがけ | 2012.09.22 8:09

「国内法で刑法犯罪者となった石原都知事を直ちに逮捕投獄せよ」
尖閣をどうもこうもする必要ない、これまでどおり三国間で無主物にしとけばよい。
それより泥棒詐欺師を捕まえろ。

石原はせいぜい500万の尖閣を寄付金を集めて(出資法違反)14億で買い上げ(ダミー地主へ不当な還流w)三国間で無主物と合意していた国際外交合意に反して日本国野田ニセ総理に14億以上で買い上げさせ懐に入れた地上げ土地転がし詐欺犯罪者だ。
野田は盗品と知りつつ購入した石原の共犯者詐欺罪である。盗人に肩入れして国内法に優先する国際外交合意を恣意的に破っており、善意の第三者であるとは絶対に認められないからな。
石原を直ちに逮捕投獄し石原の共犯の野田を直ちに訪中訪台させよ。

 通りがけ | 2012.09.22 10:08

「転載」沖縄
http://nobuhirob.blog.fc2.com/blog-entry-102.html
オスプレイ反対の男性 米軍関係車通行阻む
2012/09/21 Fri 10:48
短い時間ながらも独りで米軍車両の通行を阻んだようです。
読んでいて涙が出そうになりました。
オスプレイ反対の男性 米軍関係車通行阻む
沖縄タイムス 2012年9月21日 ・・・

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