年末のマレーシアを襲った二つの事件は、今後のアメリカとマレーシアの関係を注視せよ
2014年最後に起きたマレーシアの航空機エアアジア消息不明事件と大洪水。前者は謎に包まれたままで、後者は季節風が原因であるとの見解が示されているが、果たしてそれだけと捉えて良いか。
本ブログでは、これまでにアメリカのウソを再三にわたり述べてきた。
おかしな事象はいくつもあるが、明らかに地震等の自然災害が起こった後に、国際政策上重要な出来事が決定されている。
これをただの自然現象と捉えて良いのだろうか。
もし、地震や気象をコントロールできるとしたら、どうだろうか。
(アメリカのウソ1より)
ここから推測すると、今回の出来事もアメリカのステルス攻撃の可能性を見過ごすわけにはいかない。
今回の事象を時系列に整理すると、
12/24:マレーシアで大規模洪水発生
同日 :ナジブマレーシア首相とオバマ米国大統領がゴルフ
12/27:ナジブ首相休暇を切り上げて帰国
12/28:マレーシアのLCC機「エアアジア」消息不明
ナジブ氏側は今回のハワイ旅行を「私的なもの」と説明しているようだが、
政治的な話合いを行いにいったに違いない。
特に米国とマレーシアの間では
・両国で立場の隔たりが大きい環太平洋経済連携協定(TPP)や、
・マレーシアからも戦闘員が参加する過激派「イスラム国」への対応の問題
がある。
こういう状況のさなか、まさか米国とマレーシアのトップ同士がゴルフしている間に大災害が起こる。
これは、米国がマレーシアに脅しをかけたと考えてもおかしくはない。
ナジブ氏もおそらくすぐに国に帰りたかったであろうが、それをさせてくれなかったという可能性もある。
そうすると当然国民の批判の矛先は休暇の体となっているナジブ氏に向くだろうし、首相としての立場は悪くなる一方である。
これはあくまでも仮説に過ぎないが、この後に
・環太平洋経済連携協定(TPP)においてマレーシア側が譲歩や、
・イスラム国への戦闘員の継続支援が確定するなどの動き
などがあった場合は、もはや米国のステルス攻撃は確定的である。
その時の表立った理由は、米国の援助があったからだとなるだろう。
これは日本の3.11と全く同じ事象である。
この大洪水とエアアジア消息不明事件は単なる一災難と見るべきではない。
これも世界覇権闘争の一部だと考えるのがより真実に迫れるはずだ。
<参考URL>
・マレーシア首相、ハワイでのゴルフに批判続出 自国は豪雨災害 【日経新聞】
・洪水発生中にゴルフ=首相に批判噴出-マレーシア【時事ドットコム】
・TPP交渉の行方シリーズ3「TPPで奮闘する小国マレーシア -アメリカのみならず韓国にも翻弄される大国日本-」【BLOGOS】
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