2010年04月30日

潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束

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(画像はコチラからお借りしました。)
前回のエントリーでは、日本の活力と国力の喪失を招いた、特権階級のこの40年間の失政について明らかにした。
すなわち、現在のGDPの中心を占めるのは、公務、教育、医療、遊びなどのサービス産業であるが、これらの増大は国力の増大に繋がらない。にもかかわらず、市場拡大を絶対命題とする特権階級は、老人、学生、主婦、福祉受給者、公務員など「働かない人々」に支援金(国債投入)を続け、むりやり需要を拡大し、900兆もの借金を生み出した。
今求められているのは、労働活力の上昇である。本来は、社会的に必要だがペイしない仕事(例えば農業、介護、新エネルギー開発など)に、売り上げ・成果に応じて支援金を注入すれば社会活力は失われることなく、市場の転換を図れた筈であった。
今回は潮流6を題材に、’90年以降、バブル崩壊後の日本における意識潮流の重要な変化について、詳しく見ていきたい。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 mokki | 2010-04-30 | Posted in 12.現代意識潮流No Comments » 

私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)~自分に自信があるのは、敗者のイデオロギーに染まってる証!

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2/28(日)のなんでや劇場「私権時代に求められた能力と、共認時代に求められる能力」
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を受け、「るいネット」のお題「私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな初へ)」 より、皆の役に立つ投稿を紹介するシリーズの第7回です。
第1回は「潮流1:共認原理と私権原理」
第2回は「共認力だけが制覇力と統合力を兼ね備えている」
第3回は’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
第4回は社会貢献が売れるわけ
第5回は中高年層、さあどうする!
第6回はあらゆる圧力を排除する個人主義
今回第7回は「自分に自信があるのは、敗者のイデオロギーに染まってる証!」です。
やたら隠蔽し、誤魔化し、言い訳するタイプのくせに自分では気がついていない。
それどころか変に自身があってかつ自分では仕事ができると思い込んでる可能性すらある。
こういう人多いですよね。
このようなうまく行かないときに周りのせいにしたり、経営者でもよく不景気だからしょうがないと言ったりしている輩を、なんでや劇場では「自由派」と呼んでいました。

男女役割共認が企業を変える』コラム編~なんでや劇場レポート(2)~より
【3】もっと大量に(広範に)いるのが、都合の悪いことは隠蔽し、誤魔化し、言い訳するタイプ。このタイプは今やあらゆる企業で蔓延しており、危機的状況である。元々、誤魔化しは私権弱者の手法であったが、’90年バブル崩壊のあたりから私権強者にも増えてきた。
バブル崩壊の時は、金融機関のトップが「バブル崩壊は誰も予測できなかったから仕方がない」と言い訳を繰り返した。今やほとんどの経営者が「不景気だから仕方がない」と言い訳している。

さらにこの自由派について、るいネットに参考になる記事がありました。
ここではそれは敗北主義ともいえる「敗者のイデオロギー」であると言っています。
自分主義は敗者のイデオロギーに転落した② それだけではない。生存圧力の消滅に伴って、人々は(自分以外は全て敵とする私権闘争によって封じ込められていた)共認充足の可能性に収束し始めた。
自分=同一化できる対象(村田さん)
>自分探し」や「個性」などといった、上の世代からの押し付けの言葉に誤魔化されず、意識を「みんな」に向けること。「みんな」の中に同一性を見つけること。(井上さん)
そのような中で、考えてみれば現在「自分って何?」という問いが発されるのは、仲間関係であれ仕事であれ上手くいっていない時であろう。
当然上手くいかないと言う事は、周りの期待と自分の言動にズレがあると言う事である。(逆に上手く言っている時はそのような事は考えたりしない。共認充足が第一の時代には上手く言っている状態とは周りの期待と同化できている状態である。)
しかしそこで「自分」に拘ればどうなるか。ますます周りとずれて行き、その結果益々「自分」に拘ると言う悪循環に陥る事は必然である。
それを断ち切るのは、先ず周りの期待を探り、自分を改める道しかない。つまりトコトン周り発の思考に切り替える事しかない。
その意味で今や「自分」主義とは敗者(負けイヌの遠吠え)の思考なのである。
これは2004年に書かれた記事である。現在では「自分って何!」って悩む人は少なくなったように思う。でも自分主義者 自由派に変わったと考えると今やそれが大量に存在していることがわかります。
彼らが使う言い訳は敗北さえも正当化するということであり、今やそれが敗北主義というイデオロギーと化している。
よく見ると彼ら自由派は「自分って何?」という存在不安すら感じていない。
実はそのことに気がつかないことそれ自身がもっとやばいのだ。
この元々、私権弱者の専売特許だった言い訳・誤魔化しがトップを含め至る所に蔓延し、指揮系統がズタズタになり、私権体制の崩壊を加速しているのだ。
続く まずは クリックして

 

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  投稿者 tennsi21 | 2010-04-28 | Posted in 12.現代意識潮流6 Comments » 

自主管理への招待(2) 社会は、生産力の転換によってしか根底的な変革を遂げることはできない

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「自主管理への招待シリーズ」の第二回目です。
前回に続き今回は、時代が意識生産へと転換した今、生産様式のみならず生産関係の転換の必要を提示しています。
人々の生活は「生産様式」を土台として、その様式に適応するかたちで定められた政治や制度に規定されます。
つまり人々の現実と社会は繋がっており、ならば社会(あるいは会社)からの一方的な法律・規則の「押し付け」も、個人から社会(あるいは会社)への一方的な「要求」も、本質的には社会(や会社)を変えていく力にはなりえません。
社会を規定する生産の「様式」と、日々の生活を規定する生産の「関係」のあり方を考え、提示していくことこそが、社会ひいては日々の生活を変えていくことになるのです。
それは与えられるものではなく、私達が自らその在り方を考えていくことから始まります。
本文紹介のまえに応援をよろしくです。

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  投稿者 heineken | 2010-04-28 | Posted in 未分類 | No Comments » 

統合機運の基盤⇒イスラム教(遊牧共同体国家による市場の制御)

歴史上の社会統合観念である古代宗教(儒教・仏教・ユダヤ教→キリスト教、イスラム教)が登場した基盤、その時代背景を明らかにする。
前回までに、儒教(力の原理の追共認⇒序列規範)と仏教(自我私権の捨象→宇宙の摂理)を取り上げた。
今回は、イスラム教を取り上げる。
いつも応援ありがとうございます。
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「アラビア砂漠」
画像はこちらからお借りしました。

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  投稿者 hongou | 2010-04-27 | Posted in 12.現代意識潮流4 Comments » 

国家紙幣によってアジア貿易圏の元基軸通貨体制を目論む中国

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今年1月以降、グーグル問題、台湾への武器売却、ダライ・ラマ訪米など、米中関係がギクシャクしている。
 
その背後には、なんと国家紙幣を発行してアジア貿易圏を元基軸通貨圏にしようとしている中国の思惑があるらしい。
 
今回は、その点について考察している記事を紹介します。
 
 
いつも応援ありがとうございます

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  投稿者 nishi | 2010-04-24 | Posted in 09.国際政治情勢の分析6 Comments » 

潮流5:失われた40年

前回のエントリーでは、70年をもって市場拡大はすでに停止しており、GDPの増加から借金(国債)の増加を差し引けば、実は実質マイナス成長に陥っていることつまり現在の市場は、実は国家による資金注入という輸血装置によって見せかけの成長をしてきた人工市場に過ぎないことそして国債900兆という巨額なマネーを投入したことがバブルを生んだこと。
以上を明らかにした。
今回は、バブルとその崩壊、そして止めどない社会活力の衰弱に陥った‘70年以降の40年間を総括した、るいネット投稿「潮流5:失われた40年」を紹介する。
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少し前には、バブル崩壊後の15年間を「失われた15年」と呼ぶことが評論家たちの間で流行していた。しかし失われたのはバブル崩壊の15年だけだったのか?そもそもバブルを生んだ過程それ自体が「巨大なる喪失」の本質的な問題ではなかったのか?
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  投稿者 kentaro | 2010-04-23 | Posted in 12.現代意識潮流3 Comments » 

自主管理への招待(1) 工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。

数ある社会派系サイト・ブログも、一見広く社会を対象化しているのように、見えながら、否定形のなんで思考に留まっており、何の実現方針も提示できていないのが実情ではないでしょうか?
現代は単に社会を対象化するだけでは不十分で、自分達で社会を統合してくのだという当事者意識が事が求められているのだと思います。
そのためには、(頭の中だけの)「あるべき姿」だけではダメで、具体的な実現基盤の提示が必要ではないでしょうか。
これから紹介する「自主管理への招待」は共同体企業類グループによって今から35年も前に、書かれたもので、共同体組織を作るための実現基盤のみならず、素人による社会統合参画の実現基盤も提示されています。今後、今回も含め7回に渡って、紹介していきます。
◆目次
自主管理への招待(1) 工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。
自主管理への招待(2) 社会は、生産力の転換によってしか根底的な変革を遂げることはできない
自主管理への招待(3) 生産から離脱させ、消費へと逃避させるだけの近代思想
自主管理への招待(4) 「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換
自主管理への招待(5) 否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ
自主管理への招待(6) 実現思考とは何か
自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則
本文に入る前に、この文章がかかれた35年前の時代状況を振り返ってみます。
1974年といえばオイルショック直後です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF

オイルショックは、1970年代に二度あった、原油の供給逼迫および価格高騰と、それに伴う経済混乱のことを指す。石油危機または石油ショックとも称される。

石油価格の高騰によって消費が低迷。先行き不安とともに多方面で混乱が生じました。
直接石油とは関係のないトイレットペーパーや洗剤が無くなるという噂が広がり、買占め騒動が起こったのを始め、エネルギー消費を抑えるという名目でテレビの深夜放送が休止された。。。。そんな時代でした。

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  投稿者 kichom | 2010-04-21 | Posted in 12.現代意識潮流4 Comments » 

私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)~あらゆる圧力を排除する個人主義

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こちらからお借りしました。
2/28(日)のなんでや劇場「私権時代に求められた能力と、共認時代に求められる能力」
()
を受け、「るいネット」のお題「私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな初へ)」 より、皆の役に立つ投稿を紹介するシリーズの第6回です。
第1回は「潮流1:共認原理と私権原理」
第2回は「共認力だけが制覇力と統合力を兼ね備えている」
第3回は’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
第4回は社会貢献が売れるわけ
第5回は中高年層、さあどうする!
でした。
今回は、私権が崩壊した後の人々の観念内容に焦点を当てたこの↓記事をご紹介します。
あらゆる圧力を排除する個人主義

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  投稿者 saito | 2010-04-21 | Posted in 未分類 | 3 Comments » 

統合機運の基盤⇒仏教(被征服部族の苦しみ⇒自我・私権の捨象⇒宇宙の摂理への同化)

歴史上の社会統合観念である古代宗教(儒教・仏教・ユダヤ教→キリスト教、イスラム教)が登場した基盤、その時代背景を明らかにする。前回取り上げたのは、儒教(力の原理の追共認⇒序列規範)。
今回は、古代インドの仏教を取り上げる。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 hongou | 2010-04-20 | Posted in 12.現代意識潮流1 Comment » 

『第二経団連構想』 の深い意味!

小沢の目指す第二経団連構想はマスメディア掌握が目的か?

電通を通さない「スポンサー」の出現は大いに民放テレビ局を潤わせるし、
CIAエージェント電通の弱体化にも繋がる。
案外マスメディアの掌握の鍵を握るのが、
小沢の「第二経団連構想」になるかもしれない。

上記内容を受けて、今回は『第二経団連構想』の深い意味!を探ってみる。
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既存の自民党の特権的な支配構造を打破し、民主党独自の支配構造を構築しようとする流れが読み取れる。
早くて、ここ1年~2年の間に、第2の電通なるものが、実態を浴びたものとして浮上してくるかもしれない。
民主党系統(厳密には、欧州系統)の支配構造に作り変えるには、
上記図解を見てもわかるように、お金の集約場所である電通・経団連を押さえる必要性がある。
第2経団連構想は、まさしく旧権力構造(自民党癒着)の解体→移行にすぎない。

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  投稿者 kyupibekamu | 2010-04-18 | Posted in 02.アメリカに食い尽される日本8 Comments »