時代の大転換、日本の支配層はどう動いているか?
アメリカ→ロシア主導の世界情勢、バックが金貸しではないトランプ大統領の誕生、世界情勢が急激に動く中、日本の支配層はどう動いているのか?最近の動きを追ってみた。
●外資への大バーゲンは相変わらず
アベノミクスの暴走、外資化は相変わらず。
・アベノミクスによる国債を増発、日銀が買い、お金を市場にばら撒く、それが株や米国債買い支えに向かう。日本が相変わらず金貸しとアメリカを支えている。
・2015年、ゴールドマンサックスの出身者をゆうちょ銀行副社長に就任させた。運用もゴールドマンに委託済み、今も日本人の資産を外国株式や債券に移し変えている。
その真実の動きを伝えるマスコミはいない。
・同年日本郵政の株を上場。財務省は今年7月に株式を売却し比率を現在の80%→60%に下げることを発表。
・外資のための国家戦略特区。
・小泉進二郎は農協・農林中金を改革し、100兆円の預金を自由に投資できるよう画策している。
ベンジャミンフルフォードによるとハザールマフィア(ロスチャ)による2020年2000兆円収奪計画があるという。郵政民営化・売国政策の集大成である。
確かにこのままいくと実現しそうだ。
日本のことを考えれば、いまこそ、金融規制に入るべき時だが、そんなつもりは全くなさそうである。
●属米・朝貢外交も変わらず
・安部の外交。フィリピンに1兆円献上、その他この4年間ASEAN、インド、アフリカなどに総額40兆円近くのカネをバラまいてきたという。→リンク
対中包囲網という意図があるのは明白だが、一体なんのため?
外務省による、アメリカの表向きの敵国が中国であるということを過剰に意識した行動?
アメリカ大統領がやらないと決めたISD条項を含むTPPを推進したい、翻意させたいという安部は何を考えているのか?どこまで腰巾着なの?
旧アメリカ従属国家の中でも、自立性を高めるフィリピンやメキシコに比べると古色蒼然としている。自立するチャンスではないのか?
●軍事化・国民管理・混血化を着々と進める
安部政権が法改正によって戦争ができる国、国民監視しやすい国、外人が住みやすい国に突き進んでいる。
・「安全保障関連法」、「防衛装備移転三原則」(武器輸出の解禁)、「特定秘密保護法」など戦争関連法案を次々と可決した。
・マイナンバー制度などの管理強化法案も。
・特区、カジノ法案成立、永住権の条件緩和の検討・・・。
・企業管理も、労働基準監督署による時間管理圧力など、制度圧力を強めている。
彼らは、日本人・国民を元気にしたいのではなく、管理したい、怖いのだ。
●棒読みの総理、田布施奥の院の意図は?
安部総理は、実は本人は全くなにも考えずに周り(特に官僚)から言われるがままに動いているのではないだろうか?
答弁も官僚の作文を棒読み、しかも漢字も読めない(ex“でんでん”)。
しかし、田布施奥の院は何を考えているのか?司令塔はだれ?
年末にプーチンが田布施のある山口を訪れた。日本の奥の院は、ロシアとの共同路線の方針に舵を切ったように見えた。
しかし官僚以下が昔の頭のままなので、安部はそれに引きづられている。TPPもそういうことか。
プーチンも田布施奥の院も、安部には頭を抱えているのではないか?・・・まともな指導者探しに入っているはず。
※最近、文科省官僚の天下りを罰するニュースが入った。官僚支配に風穴を空ける動きに入ったのかもしれないと期待している。
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こうやってみてくると
プーチンやトランプが進める、国民のための国づくりとは全く逆行していて、従来の金貸しの管理方針をより強力に進めているのが日本。
これだけ、時代に逆行する彼らは何者?次回日本支配層の意識を分析してみたい。
(by Hiroshi)
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