2019年05月09日

権力による元号の政治利用の歴史。安倍政権も例外ではない

平成から令和への改元。
竹下内閣の元で行われた昭和から平成への改元と大きく異なるのは、これが政治パフォーマンスとして大々的に利用された点です。

退位表明から元号発表までの十分な準備期間、行政主導を印象付ける首相の会見、人気取りの為の、メディアを挙げたお祭りムード。
極めつけは、常軌を逸した超大型連休による生産活動の停滞と国民の無能化。
改元にからめた様々な政治利用の手が打たれてきました。

 興味深いのは、安倍内閣も天皇も百済系勢力である点。国益派の竹下内閣とは一線を画します。
そもそも、平成の様な崩御改元となれば、自粛ムードとなり政治利用は難しくなる。生前退位だからこそ様々な政治パフォーマンスが可能になった。
政権と天皇家の結託と政治的な結びつきがここでも感じられます。

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歴史的に見ても、日本は改元が政治利用された局面があります。
いずれも時の支配者が改元を仕切る事で、その権力を内外に誇示する為に利用されました。

以下、代表的な改元の政治利用です。

 ■鎌倉時代以降、武士の時代になると、幕府も元号に対する影響力を強める。
室町幕府の3代将軍、足利義満は「至徳」「明徳」などの元号を決めた。
~足利幕府が担ぐ北朝勢力は百済系。権力による典型的な元号の政治利用~

 ■戦国時代、室町幕府最後の15代将軍、足利義昭が「元亀」への改元を朝廷に申し出たところ、実力者の織田信長が待ったをかけた。
義昭の意見で元号が決まれば、将軍の権威が復活してしまうと警戒。
~朝廷・幕府といった権威ではなく、武力を背景とした一戦国大名の意向で改元が左右された~。

 ■明治新政府は「一世一元」とすることを決めた。一世一元にすることで将来の改元についての駆け引きを封じ、新政権を確たるものにしようと考えた。
~天皇の権威を利用して成立した政権だけに、その政治利用の恐ろしさを熟知していた。~

以上

結果的に一世一元は政治利用の阻止にはつながりませんでした。むしろ権力者にとっては一世一代の政治パフォーマンスの機会を与える事となりました。

国内外で様々な問題が山積みの中での祝賀ムード。
このほとぼりが覚めた今、改元に際して政権は何を行ったのか。本当に国家と国民のためになったのか、冷静に考える必要があります。

List    投稿者 nihon | 2019-05-09 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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