イギリスのEU離脱はプーチンの勝利
イギリスがEUを離脱しました。
この出来事が今、世界でどれほどの影響を及ぼしているのか、そして誰がどのような意図でこの流れをつくったのか、見てみたいと思います。
●ヨーロッパの銀行が破綻寸前(株価がリーマンショック前と酷似)
いろんな銀行の株価が逝きそうです。
あのドイツ銀行。破たんまじかと言われてますが。
株価がリーマンブラザーズにそっくりになって来てます。
これで見ると来月7月~8月に破綻するように見えますが。
http://www.zerohedge.com/news/2016-06-27/its-fking-bloodbath-european-banking-stocks-collapse-uk-default-risk-spikes
これは赤がドイツ銀行と青がクレディスイスの株価。
この2日でそれぞれ20%近い暴落中。
イタリアの銀行株も酷い。
2日で26%も下がってるとこがあります。
張本人のイギリスの銀行も酷い。
青がロイヤルバンクオブスコットランドの株価37%の暴落中。
赤がバークレイズ銀行31%の暴落中。
EU全体の銀行は、2008年の水準まで下がって来てます。
こちらより引用。
●ドル不足→ドルが消える
今、世界の中央銀行がドルを供給する用意があると緊急声明を出したのも第2次リーマンショックが迫っているからです。
「もし」今週中に一つでもヨーロッパの金融機関の危機が表面化した場合、世界中でドルの取り付け騒動が発生し、一気にドル調達金利が10%を超える事態になるかも知れません。
そうなれば、【株】は再度暴落し、【金】は暴騰することになります。仮に今は落ち着きましても必ず【ドイツ銀行】のデリバティブ問題が表面化します。
その時、ドル不足が重なれば、世界中の金融機関、中でも邦銀に世界中の金融機関から返済要求が殺到し、それに応じられない金融機関は即死することもあり得ることを頭の中にいれておくべきだと言えます。日銀が救済できる規模を遥かに超えている日本の金融機関のドル建て借金は日本を一瞬にして破産に追い込むことになるリスクを持っています。
こちらより引用。
●EUの崩壊→欧米革命の機運の高まり
EUが空中分解するということは、これまで国際ハザールマフィアらが管理してきた欧米経済圏の倒産、ひいては彼ら自身の失脚を意味しているからだ。
(中略)
ロスチャイルド一族の人間によると、ヨーロッパ最大の投資銀行を営むドイツ銀行(Deutsche Bank)も既に中国資本の手に渡った模様だ。近い将来、欧米の他の大手銀行もそうせざるを得なくなるという。そのため、この事態をめぐってロスチャイルド一族の中でも大分裂が生じていると情報源らは伝えている。
(中略)
また、あまり報道されていないが、同じくEU離脱の呼び掛けが始まっているフランスでも革命の気運が高まっている。連日にわたり大規模な反政府デモが行われ、店の窓を破壊し、街中の路上で車を燃やすなど、民衆がかなり暴徒化している。仏当局は催涙ガスや警棒、水大砲などで応戦し、デモの鎮圧に乗り出してはいるが、既にお手上げ状態だ。
(中略)
また、一般のマスコミでは全く報じられていないが、先週アメリカ軍(制服組)最高位のジョセフ・ダンフォードが統合参謀本部議長就任後に初めて国連で演説をした。ここで彼は、国連や世界各国との連携の必要性を唱え、米軍が戦争などの破壊的な軍事活動ではなく平和維持に従事する組織へと生まれ変わることを宣言している。本格的にハザールマフィア支配の崩壊が始まった。
こちらより引用。
●イギリスのEU離脱はプーチンの勝利
今プーチンは中国を訪問中である。プーチン習会談が行われた。訪中前はウズベキスタンでの上海協力機構首脳会談でも同会談が行われている。中露連合が今世界政治を動かしている。英の国民投票に与えた影響も間違いなくある。今やEUも米欧同盟も世界政治において絶対的ではない。中露連合の台頭がこれらを相対化した事で、英国民初め各国国民への経済権力の支配力が落ちた。各国民は蓄積した憤懣のエネルギーを爆発させる事が可能になった。経済権力が絶対的支配力を持っていたならこうはならなかった。前駐露米大使は今回の国民投票の結果をプーチンの勝利と言った。全くその通りである。プーチンを封じ込めてきた米欧の枠組みから英が抜け出す。キャメロンの辞任表明はプーチンの勝利である。世界の大激震の時、プーチンは習と会談していた。
こちらより引用。
欧米の金融混乱と弱体化は、ロスチャイルドに代表される金貸し勢力の弱体化を示しています。
プーチンによる金貸しの駆逐は着実に進んでいると見てよいでしょう。
(by ken)
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