【経済素人20代女子が知りたい!国債の仕組み】
最近、当ブログを読んで、社会や経済に興味を持ち始めた若者の読者の方から、
「そもそもの経済の仕組みやお金の流れを知りたい」といった声がちらほら寄せられています!
かくいう筆者の私もそうですが、ブログチームで
★FRBが資産圧縮(QT)を開始。米国債保有国の変化から読み取る各国の思惑は?
の記事を分析してから、国債の仕組みってどうなっている?もっと知りたい!という気持ちが湧き上がってきました!
今回は経済素人の方でもわかるように、簡単に国債の仕組みについて説明していきますので、充分わかっているよという方は読み飛ばしていただいても大丈夫です◎
日本の国債発行額は、令和4年3月の速報で、1069兆7819億円!
国債の持ち主は中央銀行である日本銀行が48.2%を占めています。その他の銀行、生命保険、損害保険、公的年金、海外で占められています。
https://www.mof.go.jp/jgbs/reference/appendix/breakdown.pdf
国の借金といわれる国債ですが、どんな時に国債は必要となるのでしょうか?
例えば、日本の経済が停滞し始めると、国は新しい仕事をつくるために公共事業を始めて補助金を出します。
ある地域に新しい道路をつくろうとする。そうすると、道路をつくるための仕事が生まれ、人を雇うことができます。
道路が完成すると、その周りには新しい街や人の動きができ、お金が回っていきます。
そうすることで、経済を活性化していくのです。
国が出す補助金はどこから来ているのかというと、税収入や国債が使われています。
国民からの所得税、消費税などの税収入だけで、事業を賄えない場合は国債を発行します。
国は投資家たちからお金を募り、投資家が国債を購入することで、お金が入る仕組みになっています。
国債の持ち主は最初にも示したように、日本銀行が半分ほどですが、
実は日本銀行は直接国から国債を買うことは法律で禁止されているんです!
日本銀行が直接国とやり取りを始めると、インフレを起こすおそれがあり、国内外からの信頼も失われてしまうから。
ただし、金融調節の結果として、償還期限が到来した国債は国会の議決を得て引き受けているのです。
https://today-is-the-first-day.com/economics-14
また、今年の6月は国債を過去最大に購入しているというニュースも
https://news.yahoo.co.jp/articles/a193aea8a134581f6766267d23b0c9e0b7bf427e
あり、実態はどうなっているのか?を読み解いていく必要があります。こちらは引き続き調べていきます!
思い返せば、わたしたちは小学校の頃から日本は国債がたくさんあり、借金まみれとの国だと学校で教えられてきました。
借金ばかりで、経済は先行き不安、明るい未来は見えないものだと、思っていました。
ですが、改めて国債の仕組みを知ろうとしていくと、国債の額が大きいからといって、借金だらけというわけではなく、そうなっている経済の仕組みにも課題があるのではないかと思いました。
こんな教育や経済状況の中で若者たちが展望を見出せず、活力が下がってしまっている現状。
現実を知る場をつくり、可能性を見出していくことがこれからの日本を守ることにつながっていくと思うので、引き続き追求していこうと思います!
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