強まるマスコミの世論支配⇔強まる反マスコミの気運
昨年一年は、偽装問題に厳しい目が注がれた。
世間の「厳罰期待」を受けて、耐震偽装や食品偽装や賞味期限偽装の報道は”受けた”。
しかし一方で、マスコミが問題にする様々な問題に対して、「本当に、ソレは問題なのか?」という疑問や違和感も上がり始めている。
この流れは今後、一体どうなるのか?
マスコミによるバッシング報道が受け入れられるようになった庶民の意識として、より強い圧力を求める「圧力欠乏・圧力期待」がある。表層的な仲間関係では充足できない今の若者を中心にして、より強い充足・より高い活力を求めて、圧力欠乏・圧力期待が高まる。
具体的にその圧力を生み出す”課題”や”秩序”に人々の意識は収束し始めた。
・秩序を求める=秩序収束(バッシング、厳罰期待、体罰期待)
・課題を求める=課題収束(勉強収束、仕事収束、スパルタ期待)
マスコミからの問題指摘報道は、一旦は秩序収束を強める人々に受け入れられる。(何ら問題を解決に導かない)バッシング報道が一定の力を持つのも、この意識が背景にある。
しかし、「○○がオカシイ」だけの一方的な問題指摘・問題共認だけでは、「何も変わらない」「変わる気がしない」。「問題をあげつらうだけでは、何も変わらない」という意識が、マスコミ不信の根底に流れてきた。そして、「本当の問題は何なのか?」「問題の本質は何か?」をマスコミ報道に流されず考えようとする人が急増し始めている。
(圧力欠乏・圧力期待から)課題収束している人々は、現在の社会問題を自らの課題の一つとして捉え、追求し始めている。
マスコミ報道だけでは本質は掴めないからと、(一つの体系である)新書を買い、ネットで情報を調べる人たちが増加している。またこの期待を受けて、ブログなどを通じて常に発信を続ける人も健在だ。
これらの追求から見えてきた「国際金融資本(金貸し)によるアメリカ、日本、マスコミ支配」という問題の根本にある認識が徐々に広まり出している。
◆金融資本による世論操作の歴史①
◆金融資本による世論操作の歴史②
この認識がどこまで広めることができるかが、2008年のカギとなる。2008年、国際金融家は日本を完全支配しようと、再び自民党―民主党の大連立を狙ってくるだろう。
◆ドル崩壊後の、多極派の命綱は日本
それまでに反マスコミ、反グローバリズム、反自由主義の世論が高まるかどうかで、彼らの日本支配に待ったを掛けられるかどうかが決まってくる。
◆マスコミに代わる可能性はこれだ!!
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匿名 | 2008.04.03 0:50
3月4日に3,476円/gだったのが
現在(4月3日)、3,070円/gに落ちている
買わなくてよかった。・・・なんて
実態が伴わない値動きって、こんなもんなんだろうね。