首相へのゴマすりに走る新聞社
こんにちは~ すっかり秋らしくなり、もうすぐ11月になりますね
さて、衆院補選の選挙区の皆さん、やっと静かな生活が戻りましたね 8)
私の仕事場の地区は、選挙区だったので、連日街頭演説が行われ、渋滞などのやっかいな影響をもたらしてくれました・・・ 👿 今回の補選でも新聞やテレビ報道などのマスコミの影響が多くでてましたね
今回は新聞のタイトルなどについて注目してみました
新聞記事に対しての面白い内容 を見つけたので、紹介します 😀
以下引用 (森田実の言わねばならぬ[441] )
安倍内閣徹底批判【13】
安倍首相の傲慢と不誠実なすりかえ――ゴマスリ御用大新聞に褒められ、支えられている“過保護”の安倍首相
>10月18日に行われた安倍首相と小沢民主党代表との党首討論に関する各紙朝刊の記事は、読むに耐えないほどの安倍首相へのゴマスリ記事ばかりだった。
御用大新聞である読売、日経、産経は、安倍首相礼讃の記事を書きつづけている。この三紙に対して比較的中立的と見られている朝日、毎日、東京の三紙も、読売、日経、産経三紙と同様、ゴマスリ記事を載せている。六大紙ともオールゴマスリであり、オール御用新聞である。まことに情けない。
まず朝日新聞。見出しは「安倍氏、冷静に切り返し」。あたかも安倍首相だけが冷静に議論したかのような見出しのつけ方である。まことに不公平だ。この見出しに「朝日」の政治権力への卑屈さがにじみ出ている。 記事のなかにも、次のように、ゴマスリが如実に出ている。
《小沢氏から、北朝鮮対応について「米国から言われたから当面は適当にやろうとの考えは場当たりだ」と挑発され、「想像で私の考えを述べている」と声を荒らげて顔を赤くした場面もあった。それも、ヤジの中で一呼吸置いて「米国に言われたからやらなければならないとは一言も言っていない」と冷静に切り返した。》
この部分、どう見ても、安倍首相は議論のスリカエをしている。小沢氏の質問にまともに答えていない。安倍首相の「一言も言っていない」は、露骨でいやしい“スリカエ”である。ところが「朝日」は、驚くべきことに、「冷静に切り返した」と褒め上げている。「朝日」の不見識と卑屈さは目を覆いたくなるほどである。
次に毎日新聞の同じやりとりの部分の記事を引用する。
《小沢氏「米国から言われたから、適当に当面は、周辺事態でやろうというやり方では国を誤る」 首相「小沢代表は私の言っていないことも含め、想像で私の考えをいろいろ述べている。何も米国に言われたからやるということではない」
小沢氏は周辺事態に対する政府の姿勢を「その場しのぎ」と繰り返し批判したが、首相は一歩も引かなかった。》
安倍首相の「小沢代表は私の言っていないことも含め、想像で私の考えをいろいろ述べている」との発言は、前述のとおり、明らかに議論のスリカエである。見え透いたスリカエである。これを「毎日」は「首相は一歩も聞かなかった」と褒め上げている。驚くべき不見識である。ゴマスリである。
ゴマスリ病・御用新聞化は東京新聞にも伝染してしまっている。六大紙のなかでは最も常識的で中立的な「東京」までがゴマスリ記事を書くとは情けない。同じ部分の「東京」記事を引用する。
《小沢氏は国連や安全保障理事会による制裁決議の意義付けを延々と説明。「制裁決議は日本の有事が前提ではない。周辺事態法の適用は無理じゃないか。場当たり的だ」と指摘した。
首相は待ってましたとばかりに「私が言っていないことも含めて、想像で述べている」と色をなして反論。「国際社会の責任ある立場から、何ができるか考えるのは当然。あらゆる法令を検討するのは当然のことだ」と語気を強めた。
首相の持ち味の一つは、毅然(きぜん)とした外交姿勢。差し迫った問題に、強い指導力で臨む姿勢を示したかったようだ。》
繰り返し述べてきたとおり、「東京」も安倍首相の「私が言っていないことも含めて、想像で述べている」との発言が議論のスリカエであることが明白にもかかわらず、これを「待ってましたとばかりに…色をなして反論」と書き、あたかもまともな反論のように印象づけようとしている。不見識!!
読売、日経、産経の御用三大紙に比べて、今まで比較的中立と見られていた朝日、毎日、東京までが、安倍首相へのゴマスリを行っていることはまことに情けない。六大紙の御用新聞化は、もはや隠しようがないほど露骨だ。
安倍首相の「スリカエ」を褒め上げる大新聞の不見識に助けられて傲慢に振る舞っている安倍首相。わが国の大新聞はとことん堕落している。政治権力の広報機関と化してしまっている。
大新聞よ、恥を知れ! 国民の皆さんに訴えたい。大新聞の購読をやめよう!
安倍首相よ、スリカエという姑息な手段はやめなさい。「戦後生まれ」の“若さ”が泣いている。
引用終わり
新聞もテレビ報道のように、言葉の操作を行い、安倍首相を持ち上げているのでは 森田さんの言うように真実を見破る必要性がありますね。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2006/10/44.html/trackback
コメント2件
online hermes | 2014.02.03 10:43
hermes handbags vintage 日本を守るのに右も左もない | 日米中の三角関係の行方
にっしん | 2006.10.28 23:15
>アメリカが中国を敵ではなく、味方として扱う方針転換は、米国内でも公にされている。<
アメリカにとって中国を見方に付けられるかどうかは、死活問題なのではないだろうか?
るいネットの投稿に
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=116711
>現在、反米感情を抱いている人々は世界人口のだいたい2/3くらいで、今後ますます世界中が反米に傾いていくのはほぼ確実であろう<
とある。
中国の人口はもちろんのこと、今の経済発展を考えると敵に回すより、見方につけておいた方がよいという判断が下されてもおかしくない。
でも、そんな単純なものでもなく、もっと狙いがありそう?
同じく、るいネットから
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=135655
>現在中国は北朝鮮の豊富な地下資源を手中に収めている。・・・<
中国と仲良くしておいて、(中国が手中に収めている)北朝鮮の地下資源を掠め取ることではないだろうか?
アメリカは、反共産主義=中国は敵国だったものが、急に反転することは難しい。そこでアメリカの属国かつ同じアジア圏の日本に仲介させる。
日本は、うまく利用されているだけではないか!?