今、最も重要なのは教育革命
大局観として、世界的には民族収束の潮流は顕在化している。
その潮流がどんどん強くなって、グローバリズム=金貸しは、追い詰められていく。米朝首脳会談や米露首脳会談は世界の民族収束を加速させていく。直近ではトルコが非常事態宣言を解除した(参考)。トルコはロシア等と同じく民族収束に向かっているが金貸し勢力の強い妨害の渦中にあった。これが終息したことを意味する。この流れは諸国へも飛び火していくだろう。
今、残り火のようになっている金貸し勢力は、ホワイトハウスで吼えているだけと言える。(参考)
◆アメリカでの覇権闘争はどうなる
その決着は5年~10年以内につくと思われる。
焦点は、アメリカ国内におけるトランプ(民族派)と金貸しによる覇権争いがどうなるかの一点に集約される。
今、アメリカ国内では、軍を中心とした民族派と、金貸しが闘いを繰り広げているが、マスコミを完全に牛耳っている金貸しが、ロシアゲート等をでっち上げてネガティブキャンペーンをはっているにも関わらず、実は、トランプの支持率が40%を切ったことはない。それはマスコミ=金貸しの敗北を意味している。
つまり国民の多数派は、反グローバリズムの方向に向かっている。この流れから見ても、金貸し勢力=グローバリズムは完全に敗北する。
◆日本はどうなる
長らくネオコン・CIAの勢力下にある日本において、新勢力が登場するのは、金貸し(グローバリズム)が敗北=ネオコンが崩壊した後になるだろう。日本の官僚らはトコトン金貸しべったり。こいつらが居なくならない限り、日本が本質的に転換していくことは考えにくい。
おそらく10年後には、露・中主導の世界に変わるだろう。その世界情勢の変化を受けて、それまでネオコン・CIAべったりだった日本がようやく変わる。変らざるを得なくなる。ここで国内の新勢力が登場してくる。
世界が民族収束の潮流の渦中にあるにも関わらず、残念だが日本においては社会を変えてく動きが貧弱。社会変革を起す実現基盤が見えない最大の理由は、大衆の思考停止にある。
その原因は2段階。
・核家族によって生み出される【封鎖脳】
・学校制度、勉強圧力によって生み出される【捨象脳】
これらを突破するためには既成の学校制度や家族制度をを根本的に変えていくことが不可欠。(一方的な授業から学び合いやグループ追求へ。核家族による囲い込みを脱するために全寮制の農学校や漁学校を整備するなど)
◆最も重要なのは教育を変えていくこと=教育革命
社会を変えることは、1%志をもった者がいれば実現していく。
つまり、5~10年後に20代になった者達の運動によって日本が変わっていく。それを射程に入れて今、学校制度等を組み替えていく必要がある。
世界を主導する中・露の統合軸は民族主義(ポピュリズム)であるが、日本における新勢力は徹頭徹尾【事実の追求】という路線で進んでいく。そこから新理論が生み出されていく。
今、日本人の活力がどん底であるということは、世界で最も私権が衰弱しきっているということに他ならない。「私権では活力が出ない」ということはすでに共通認識になっていて、だからこそ世界中のどこよりも早く期応充足が活力源になっている、という構造に置かれている。その軸上に新しい制度も実現する。
その未来に向けて、最も重要なのが日本における教育制度の改革=教育革命。
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