2016年09月22日

日露は強力な同盟関係に向かうか(キャスティングボードを握るのは日本)

プーチン大統領と安倍首相は今年に入ってから活発な会談を重ねています。

先のエントリーでも触れましたが、ロシアは日本の支配勢力を取り込んだ可能性が高く、その目的が何なのか見ていこうと思います。
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◆ロシアはいずれ中国と対立する

今は互いに協調しながら世界情勢をリードしていますが、この両国の根底にある思想には決定的な違いがあります。今もなお世界の覇権を目指す中国は、経済力に傾倒。その力を急速に伸ばしており、いずれはアメリカに変わって世界経済を牽引していくことになるでしょう。基軸通貨国はいずれ衰退する運命にあることを歴史が証明していますが、こうした先のことはあまり考えていないように思われます。

一方、ロシアは民族自決主義と言いましょうか、各国の民族性を尊重した多極的な世界のあり方に重点を置き、自国もその思想に立っています。現在は反金貸しのもと中国と共同戦線を張っていますが、根本的な立脚点に決定的な違いがあり、いずれ両国は対立することは必至です。

未来の勢力分布を考えれば、ロシアは日本を取り込んでおきたい。幸い、安倍も民族主義(暴走路線ですが)という点ではプーチンと利害が一致していることから、今年になり急接近を呈しているのでしょう。そして今年12月に安倍の地元山口に降り立つ意味は先のエントリーで紹介しているとおりです。

 

◆地球の寒冷化に向けた食料対策

地球は短期的には温暖化に向かいますが、長期的には寒冷化へと進んでいます。北の大国ロシアは、現時点でも永久凍土が国土の60%と言われており、残された土地で農業を営んでいます。2003年におけるロシアの穀物自給率は99%ですが、今後、地球が寒冷化に向かえば、間違いなくロシアの永久凍土は増えていきます。

このような極寒の地での農作物の栽培に、日本の温室栽培等の農業技術が注目されています。
今年の3月に永久凍土のサハ地区で日本の技術を導入し、通年で野菜栽培が可能な工場の建設に向けた計画が始まっています。
(参考:SPUTNIK

 

◆多様な技術と産業を拡大させたい

すでにSPUTNIKでも報道されていますが、日露は広範囲な技術と産業の拡大を共同で進めようとしています。以下はその要約です。

・ロシアの平均寿命を伸ばすための医療技術における協力。
・快適で清潔な環境をめざした都市建設の技術。環境から都市工学、道路まで、すべて。
・露日中小企業部門の本格的増大。
・エネルギー。石油、ガス、増産。
 (サハリンから日本沿岸を通る海洋ガスパイプラインが話にのぼっているらしい)
・ロシアの産業多角化奨励、生産性向上。
・アジア太平洋地域への輸出を目指した極東産業推進。
・日本へは原子力エネルギーと宇宙。つまり、日本がやや苦手とする分野。
・人道交流による成長。

 

◆日露は協力な同盟関係へ

日本のマスコミはこうした事実を報道していないため、広く認知されていませんが、日本とロシアは上記のように密接な関係を構築しようとしていることが分かります。そのアプローチはロシアからであったことも見受けられます。

つまり対ロシアひいては対アメリカも含め、世界情勢を左右するキャスティングボードを握っているのは、日本であるとも言えるのです。

 

(by  ken)

 

 

 

List    投稿者 nihon | 2016-09-22 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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