2018年10月12日

国債発行の限界を迎えたか? ・・・・最後のバブル崩壊が始まる

現在の先進国経済は国債経済。国債というカンフル剤(借金)を使って、経済を回している。日本ではアベノミクスと称して、異次元緩和(国債発行→紙幣増刷)を行い、日本(殆ど東京一極)バブルという好景気を演出。アメリカでも国債発行による増刷で、株価を吊り上げ好景気を演出してきた。

しかし、限界はいつか訪れる。今年から日米で国債金利が不気味に上昇し始めている。

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●米国債(10年もの)金利の動き
・昨年末まで2%台前半
・今年18年春に3%弱まで上昇
・その後9月になって3%を超え上がり続けている。
・10月上旬 先行指標となるジャンク債金利急騰
・10月11日 株価急落

●日本の国債(10年もの)金利の動き
・今年18年7月頃0.03%
・7月末頃から急上昇、上がり続けて、10月に0.15%
0.03%台だった金利が0.12%に上がっても、わずか0.12ポイントという上昇。しかし上倍率では5倍。政府の調達金利の利払いが、今の5倍になるレベル。

★借金頼り→ 増発しすぎた通貨の限界が来た。
国債発行を始めた1970年頃以来、すべてのツケを国債(借金)でごまかしてきた。しかしついにその限界が見えてきたようだ。当局の制御も次第に綱渡りの様相を呈し始めている。

日本の長期金利上昇後の世界金融はどうなるか より
【国債の発行と、市場の金利の仕組み】
約1000兆円という大きな残高がある既発国債の流通価格は、10年債の金利が0.1%上がるにつき、0.8%(8兆円)下落します。

【既発国債が大きすぎる日本】
わが国では、普通の金利より低くても、金利2%辺りから、金融危機に向かうでしょう。
値下がりする既発国債の残高が1000兆円と大きく、金利の上昇が、国債をもつ金融機関の資産の損失を招き、その損失が、金融機関の信用の淵源である自己資本(総計で150兆円)を超えるからです。

【FRBは、今も、ドル増発のままである】
FRBは、金融危機が終わった現在も、$4兆(440兆円)を増発したままです。買ったMBSと米国債をFRBが売れば、米国債の価格が下がり、MBSは再び暴落して、金利が高騰することが容易に予想できるからです。

(引用以上)

●私権欠乏の終焉、市場時代の終焉
20世紀後半までの市場拡大の原動力となってきたのは、人々の豊かさ期待でありその背後にある私権欠乏。1970年頃、豊かさが実現され私権圧力が衰弱すると、市場は拡大を停止するしかなかった。
その後無理やり需要(私権欠乏)を作り出すために市場に1000兆円もの資金を注入してきた。
しかし市場にお金を注入しても、需要はないので、株式などの金融商品や不動産に向かって投機市場を作り出してきた(バブル)。

最後に残る私権欠乏も、金融市場での儲けや、いい大学⇒大企業という人生ルートという残された場に収束してきた。しかし、国債限界→金融崩壊は、その残された私権収束先が崩壊することでもある。(※最後に国家という場はまだ残るが。)

普通の人々は、1970年以来、本源的な欠乏を膨らませて、新たな場を作りつつある。市場時代の終焉は、その可能性がますます明確になるということ。

(by Hiroshi)

List    投稿者 nihon | 2018-10-12 | Posted in 06.経済破局の行方, 12.現代意識潮流No Comments » 

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