2019年04月02日

事実を知っているウクライナ国民~脱金貸しの顕在化~

ウクライナでは現在、大統領選挙が行われており、第1回投票が3月31日に行われた。ところが、候補者全員が当選に必要な過半数の得票を獲得できなかったため、4月21日に決選投票が行われることになっている。

にほんブログ村 政治ブログへ
◆現職とコメディアンの決戦投票

3月30日に行われた大統領選挙。出口調査ではコメディアンのヴォロディミル・ゼレンスキー氏が30.4%で第1位となった。2位は現職のペトロ・ポロシェンコ氏で17.8%。ユリア・ティモシェンコ元首相は14.2%で3位だった。このティモシェンコ氏は大統領選から撤退するとのことで、ゼレンスキー氏とポロシェンコ氏の決戦投票となる。

ウクライナ内務省は国外の監督機関は、投票はおおむね円滑に行われ、、問題となるような不正はなかったと述べている。

なお、ウクライナでは大統領が安全保障や国防、外交政策などに大きな権限を持つ。

 

◆コメディアン出身のゼレンスキー氏とは

ゼレンスキー氏はウクライナのテレビドラマで、汚職と戦い、後に大統領になる一般人を演じており、まるでドラマを現実のものとしているようだ。

氏は演説を行わず、取材も最小限にとどめた。また、新しく、今までとは違う大統領になるということ以外、特に強い政治観を持っていないとされている。その一方で、SNSを多用することで若年層からの支持を得ているらしい。また、ロシア語話者の多いウクライナ東部でも支持を獲得してる。

 

◆ウクライナ国民は金貸し支配の事実を知ってる

ウクライナは今なお金貸し勢力下にある。その手先がポロシェンコやティモシエンコなのだ。現職のポロシェンコは、国庫から膨大な資金を金貸に流していおり、そのため、国民は耐乏生活を強いられている。ウクライナが現在、金貸し勢力下にあることを、多くのウクライナ国民は知っているのだ。それが第一回の投票結果として顕在化した。

つまりウクライナ国民は脱金貸しを求めている。そしてそれを体現化しているロシアの保護下に入った方が自分達の暮らしが良くなることにも気づいている。ゼレンスキー氏に集まる期待は、脱金貸しのムーブメントであり、実はゼレンスキー氏の背後にはロシアがいるとも囁かれている。もしゼレンスキー氏が大統領になれば ポロシェンコの実情を暴いていくことになるだろう。

 

 

List    投稿者 nihon | 2019-04-02 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2019/04/8712.html/trackback


Comment



Comment