2022年03月09日

【世界の力を読み解く】ロシアとウクライナの軍事進攻状況

ウクライナ騒動は日々状況が変化しています。しかしメディアで報じているのは相変わらずロシアが悪であることを印象付けるためのものばかりです。ロシアが無差別に激しく攻撃しているように見える映像を多く公開しているように思います。

今回軍事に関する状況についてはまとめて行きます。

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〇開戦直後にロシア軍は制空権を確保

開戦日の2月24日ロシア軍は、キエフ空港を抑え、制空権を確保すれば、数時間でウクライナを制圧できると考えて速攻を仕掛けて被害が最小限で済むように動いていましたロシア軍は、今回、新しい「イスカンデル・ミサイル」を使い、ブリピャシチ河畔の「チェルノブイリ原発(ウクライナ最北部)」を制圧し、ウクライナの首都キエフに侵攻して、空港も占領しています。制空権がなくなり地上戦(戦車と刀・銃器)の対戦になればロシア軍が圧倒します。

※「イスカンデル・ミサイル」は、軍用車や戦闘機から発射する短距離弾道ミサイル。戦闘機または衛星から電波でコントロールされ、不規則な軌道を飛び、迎撃ができない(射程は450km~800km)。

マスコミは、ロシア軍がキエフなどで市街地を猛攻撃しているとか、露軍はキエフなどを猛攻撃しているのに陥落させられず失敗している、といった報道をしていますが、ロシア軍はキエフなどを包囲し始めていますが、大規模な攻撃をしていないようです。

〇一般人を巻き込んでいるのはウクライナ側

ロシア軍がウクライナ市民を巻き込んでいるように言われていますが、積極的に一般人を巻き込んでいるのはウクライナ側のようです。正確に言うとロシア敵視の極右勢力が原因だとは思われます。極右は米英諜報界に支援されてウクライナの諜報機関を握っています。ゼレンスキー大統領も極右の側近たちに囲まれています。

ロシア軍が制空権を確保して以降にウクライナ側が予想外の動きを見せてきました。市街戦に正規軍ではない民兵も投入し、住宅地の市民を盾にして抵抗を続けています。それに対してロシア軍は最小限の反撃しかしていません。

極右民兵は、首都キエフなどの住宅街の中にトラックに積んだ地対空砲を持ち込み、住民を盾として使いつつ、上空のロシア軍機を攻撃したりしている。ロシア軍が反撃するとマスコミはロシア敵視を喧伝します。さらにウクライナの芸能人やスポーツ選手といった有名人が戦争の被害にあったと報道してロシアの悪を演出しています。

欧米のNATO諸国からも大量の武器を送り込んでいますが、そのほとんどがゲリラや民兵団など非正規軍が使うものであることからもロシア以外が積極的に一般人を巻きこみ続けています。

ロシアは、ゼレンスキー大統領が今の混乱の中で極右の側近たちを排除して対露非武装の国家になる事を望んでいると思われますが、現状は極右勢力の反撃を制御しきれていないというのが実情だと思われます。

※死亡者数

国連は3月2日まで戦闘で死んだウクライナ市民の総数は249人と発表(ウクライナ政府は2千人以上の市民が殺されたと発表=誇張している)。ロシア軍と極右の戦闘で、498人の露軍兵士と2870人以上のウクライナ極右民兵が死んだと露政府が発表。

List    投稿者 kurokawa | 2022-03-09 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配, 09.国際政治情勢の分析, 15.ロシアNo Comments » 

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